2011年11月17日

呪いの人形

最近、変な夢を見ます。

寝る前に、なぜかあたしは自分の枕の周りに人形をはじめとする様々なオブジェを並べ、夢の中でそれぞれがどういう役割を果たしてほしいかを神様にお願いして眠りにつくことをしているのです。あくまで夢の中のことです、実際にそんなことはしていません(笑)。

「この女の子のお人形のような妹がいて、このゲーム機の得意な人になる夢を見たい!」みたいに神様にお願いしてから寝るのです。

そうすると、その通りの夢が見られるのですが(つまり、夢の中で更に夢を見ているのですが......)、問題の女の子の人形、人形と言っても博多人形のようなものではなく、抱っこしたりして一緒に寝られる「ぬいぐるみ」的なものですが、この女の子を登場させると、金縛りにあったり、布団や枕で鼻と口がふさがれて窒息しそうになったりするのです。そして苦しさで目を覚ますと、その人形がじっとあたしを見つめているのです。

この人形を夢に登場させるといつか殺される、そんな不安が頭をよぎります。そうとわかっていても、なぜか寝る前になると、またその人形を登場させるように神様にお願いしてしまうのです。夢ですから仕方ありません(汗)。

ある晩、いつものようにお願いをしたときに、例の人形を登場させてしまっていることに気づいて、慌てて取り消そうとしましたが、その人形が顔の上に落ちてきてあたしの口と鼻をふさごうとします。必死になってもがいて人形を顔から引きはがしたところで目が覚めました。そうです、その人形の登場を願うと、願った瞬間に夢の世界に連れて行かれていたのです。

ちなみに、あたしは現実には人形を抱いて寝るという習慣はありませんので、なんでこんな夢を最近になってみるようになったのか理解できません。それほど独り寝の寂しさを感じているのでしょうか(爆)。

なお、この人形、夢の中では決して不気味な見た目ではなく、取り立ててかわいくもない、だからといって憎たらしくもない、ごくごくふつうの特徴のない人形です。誰が買ったのか、くれたのか、いつから我が家にあったのか一切不明です。




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