今日のネクタイ[2015.7]

こん**は、染井吉野ナンシーです。

皆さん、暑いですか? 東京は梅雨空が戻ってきたので、暑いと言うほど気温は高くはありません。しかし、湿度が高いので、「蒸す」という表現がピッタリきます。こういう時って、電車の中にせよ、オフィスにせよ、クーラーの設定が難しいですよね。オンにすると部屋の中が寒くなり、かといってオフだとムシムシと暑くてやりきれません。家庭用の最新式のクーラーだと、こういう時でも快適な運転ができるのかも知れませんが、オフィスにあるような業務用ですと、そんな細かな設定はできませんから、ガンガンに冷やすか、それとも冷やさないかのどちらかという感じで困ります。

と、愚痴っていてもしょうがないので今月のネクタイです。

おっと、見覚えのあるネクタイ、ですか? さすが、お目が高い。はい、かつて「八拾七本目。」で登場したイルカのネクタイです。イルカと言っても、こちらではありませんよ!

言うまでもないですか? スミマセン。でも、この歌は、この時期にピッタリですよね? ちなみにイルカは中国語では「海豚」と言い、あたしの好きな香港のアイドル、ジジ・リョンちゃんに「天使与海豚」という曲があります。

おっと、話がどんどん逸れてしまいました。スミマセン。

今回のブラウスは、おニューです。最近、赤とか黄色とかではなく、こういったブルー系のブラウスを買っちゃうんですよね。なんか、気持ちがブルーなんでしょうか?

何があったの、ナンシー?

う~ん、失恋?

いつまで越え続けるのか?

今朝の朝日新聞に「歴史の傷、文学で越える 日中韓の作家がフォーラム」という記事が載っていました。

少し改善の兆しが見えてきましたが、相変わらずギクシャクしている東アジア三か国の政治情勢。欧米各国、特にアメリカから見たら「お前ら、いつまでそんな幼稚なケンカを続けているんだ、もっと大人になれ!」という感じなのでしょうが、感情的にこじれている感もあるので、そう簡単には三か国とも譲れないところではないでしょうか。

で、6月に北京で開かれたこのシンポ。文学の力で、そんな三か国のわだかまりをなんとかしようという取り組みなわけですね。

そういった文学者の行動はすばらしいと思うものの、このところお陰様で『歩道橋の魔術師』の売れ行きがよい状況を見るにつけ、ちょっと違うのかな、という感じもします。

別に、こういったシンポジウムを否定的に見ているわけではありません。これからも大いにやるべきだと思うのです。ただ、もっと若い世代を取り込もうと思ったときに、いつまでも「歴史の傷を越える」といったお題目を唱えているのはどうなのか、という気もするのです。

もちろん、東アジアの近現代史をきちんと知っておかなければならないのは当然です。でも、そこに囚われすぎてばかりいるというのもどうなのだろうか、という思いもあるのです。

いや、『歩道橋の魔術師』が売れていると言っても台湾の作品でしょ? 台湾は親日的だから……といった短絡的な言説に組みするつもりはありません。台湾の人の微笑みの下に日本人に対する複雑な思いがあるのはあたしなりに理解しているつもりです。ただ、『歩道橋の魔術師』や韓国の『カステラ』などを読むと、そこには苦難の歴史も、日本軍の蛮行も一切出てこないのです。そんな東アジアの歴史を知らなくても楽しめるし味わえる作品なんです。だからこそ売れたんだし、支持されたんだのではないかと思うのです。

そういう流れも、出版社として作っていかなければならないのかな、そんな大それたことできるのかという不安はありますが、少しでも楽しんでもらえる作品を翻訳して紹介できれば、とは思います。

雨は天敵?

東京国際ブックフェアの二日目。今日があたしのブース当番。

この数年、四日間あるTIBFは一日しか会場入りしないことが多く、それだけで全体を判断するのは厳に慎まなければならないのですが、それでも今年は初日、二日目と若干客足が悪いような気がします。

もちろん、主催者発表があったのか、あるいは誰かがカウントしていたのか、そこはわかりません。もしかしたら、入場者数は昨年より多かったのかも知れません。でも、会場にいた実感としては、「今年はお客さんが少ないなあ」と感じました。

ただ、昨日と今日は業界のみ、明日からが一般公開ということですので、明日こそドッと人が押し寄せるのではないか、いや、やはり一般の方は土曜日が多いのかな、などと期待しております。

で、この二日間の人出については、あたしだけの印象ではなく、他社の人もそんなことを言っていました。やはり天候が大きく影響しているようです。もちろん土砂降りよりはマシな天気でしたが、出かけに雨が降っていたり、朝の天気予報で今日は確実に雨に降られるなんて聞いてしまうと、ちょっと出かける気が失せる、それも理解できます。きっとそんな人が多かったのでしょうね。

しかし、では明日以降は晴れるのでしょうか? どうも週間天気予報でもあまりよくはないみたいです。これは困りました。

が、それ以上に困ったといいますか、意外と不便だったのは、会場内、クレジットカードの使える出版社ブースが少ないことです。そもそも「出版社があまり出ていない」ということはおくとして、出ている出版社のブース、ちょこちょこ欲しい本があり、会場では2割引きですから、ついつい買いたくなってしまうのですが、先立つものが……

カードが使えるとよいのですが、聞いてみると使えないところがほとんど。泣く泣く断念しました。

本日の戦利品!

染井吉野ナンシーさん(@someiyoshinonancy)が投稿した写真 –

なので、今回はこちらだけにしておきました。

愛になりたい

このコミックを知っている人はそこそこの年齢ではないかと思うのですが……

宮川匡代の『ONE-愛になりたい』で、1987年の作品ですから、あたしが大学2年のころですね。非常にベタな胸キュン漫画で、結構好きで読んでいました。が、ラストがどうなったのかはまるで覚えていないのです。そんなモヤモヤを抱えていたのですが、最近、書店営業の途次、たまたまコミックのコーナーでこんな作品を目にしてしまいました。

   

『ONE Final 未来のエスキース』(1)(2)(3)(4)です。惹句を見ると「ONE 愛になりたい」の続編だとあります。こんな作品が出ていたとは! 一気に学生のころの気分に引き戻されてしまいます。とりあえず第4巻まであるようですが、これで完結なのか、まだまだ続くのか、どうなんでしょう? そしてかつての二人はどうなっているのか、とても気になります。

ドイツ語学参が熱い?

あたしの勤務先からこんな本が出ました。

書き込み式 ドイツ語動詞活用ドリル』です。書店を回っていても、新刊なので比較的目立つように並んでいるところが多かったです。ただ、そんな本書のそばに、こんな本が並んでいました。

あたしの勤務先の新刊より数ヶ月前に刊行されていた、三修社の『もやもやを解消! ドイツ語文法ドリル』です。装丁の色合いこそ異なりますが、タイトルの感じ、狙っている読者層、かなり重なる気がします。三修社と言えばドイツ語というイメージがありますが、これ以外にも最近になって『コミュケーションのための中級へのドイツ語』という書籍も刊行されました。

ドリルといい、中級向けの学参といい、ちょっとドイツ語学参の刊行が続いているような感じです。ひところは「ドイツ語は斜陽」などとも言われたものですが、あにはからんや、ドイツ語の需要はかなり根強いですし、それなりに売れている参考書も多いです。どちらかというと、「簡単・やさしい」ではなく、「本格派・初中級から中上級向け」といったものが充実してきているようにも感じられませんが、気のせいでしょうか?