都市農業が熱い?

今朝の朝日新聞別刷beの紙面に都市農業に関する記事が載っていました。

朝日新聞は先日もこんな記事が載っていましたね。朝日新聞として注目しているムーブメントなんでしょうか? あるいは、国連などでも提唱している「持続可能な社会」という観点からの関心なのでしょうか? まあ、日本の場合は、阪神・淡路大震災や東日本大震災を経験して、いざという時の食糧確保、食料自給が喫緊の課題ですから、そういうところから来ているのかもしれません。

で、調べてみますと、都市農業をテーマとした本って、ここ最近ずいぶんと刊行されているのですね。

あたしの勤務先から『シティ・ファーマー  世界の都市で始まる食料自給革命』を刊行したころは、まだそれほど関心を引くテーマではなかったと思います。もちろん、当時から市民農園や企業が経営する農園などは注目されていたので、そういう波が来つつあったころではありましたけど。

百花繚乱

休日のわが家です。

庭の鉢植えで、きれいな赤い花が咲いていました。母曰く、シャクナゲだそうです。漢字で書くと「石楠花」と表記するようです。

今年は去年よりたくさん、そしてきれいに咲いたと母が言っておりました。昨年がどうであったのかはまるで覚えていませんが、今年がきれいに咲いているのであればそれでよいではないかと思います。

このシャクナゲは、花が終わっても枯れてしまうのではなく、また来年も咲くのですよね。来年はどういう感じになるのか、あたしのことですから、やはり今年の咲き具合なんで覚えていないのだと思います。

そして、そのシャクナゲのすぐそばではハチが蜜を吸いに来ていました。

このハチはどういう種類のハチでしょう? ミツバチはもう少し黄色かったような気がするのですが、こんなものだったでしょうか?

ちなみに、この花はドウダンツツジだそうです。母は花の名前をよく知っています。あたしなんてからきしです(汗)。

それにしても、これもツツジなんですね。ツツジというと道路脇などに濃いピンク色の花を咲かせている、葉っぱがちょっとベトついたものをイメージしがちですが、こういうツツジもあるのですね。

ちなみに漢字で書くと「灯台躑躅」だそうです。

修理してもらいました

4年ほど前に購入したブルーレイレコーダー「DIGA DMR-BRX2000」なんですが、半年ほど前に突然壊れました。

壊れたと言っても、録画できなくなったとか、映らなくなったとか、そういう基本的な機能ではありません。録画もできますし、ブルーレイやDVDへのダビングも問題ありません。何が壊れたかと言いますと、ネットワーク機能です。

本機は、有線ないし無線のLAN接続ができる機種で、あたしん家では有線で繋いでいました。それがある時、突然繋がらなくなったのです。始めはLANケーブルが抜けているとか、そういった物理的な原因を考えて試行錯誤しましたが、まるっきりダメ。ならばと無線でつなごうとしましたけど、それもダメ。とにかくネットワーク機能だけが壊れてしまったのです。

ネットワークが使えないと、番組表の更新もできなかったどうかは覚えていませんが、あたしの場合、ネットワークHDDに番組をムーブできなくなるので非常に不便でした。また本機はチャンネル録画と言って、自動で指定した6チャンネルだったか5チャンネルを一週間録画しておいてくれる機能があるのですが(東芝のタイムシフトマシンのようなものです)、見逃したり、録画し忘れてもその機能で補完できました。

特に勤務先の書籍が紹介された番組などを、タブレットを使って勤務先で視聴したりすることができたので、そういうことができなくなるのが非常に布部園に感じていたのです。で、修理に出したのです。

既に4年も前のモデルなのでネットショップを探しまわらない限り新品が売られていることはないようです。いくつかのサイトを見ると販売価格が45,000円程度になっているのを見つけました。同じような最新機種ですと最低でも70,000円から80,000円程度はするので、個人的には修理の限度額は40,000円と考えていました。ちなみに、パナソニックのサイトで修理の見積もりシミュレーションをすると37,000円でした。

ヨドバシのネットショップで買ったので、わが家からだと比較的近い吉祥寺のヨドバシ店舗へ修理依頼に持ち込むことも考えましたが、保証期間を過ぎているし、結局はパナソニックへ回されることになるのが予想できたので、そうなると中間マージンを取られるだけですから、ここはパナソニックへ直接修理依頼をすることにしました。

迷ったのは、ヨドバシだと修理でもゴールドポイントが付く、クレジット払いが可能というメリットです。吉祥寺ですから送ったりする送料もかかりません。一方のパナソニックへダイレクトに修理依頼をすると往復の宅配便代金がかかりますし、返送されてきたときに現金着払いで修理代を払わないとなりません。ここがどちらにするかのポイントでした。しかし、往復の送料がかかっても、たぶんヨドバシへ依頼するよりも安くなるだろうと判断し、パナソニックへ依頼したわけです。

先週の日曜日に荷造りして近所のコンビニから発送しました。月曜日には受け取ったというメールが届き、火曜日には見積もりが来て、こちらの指定した金額以下だったので修理を進めますという第二報。そして水曜日には修理終了で発送しましたという第三報。一昨日の木曜日、無事に届きました。なんという速さでしょう!

そして本日土曜の朝、改めてセッティングを行なったのですが、無事にネットワークに繋がりました。ひとまず安心です。それにしても、なんでいきなりネットワーク機能だけが壊れたのでしょうか?

またしてもちいさな幸運を使ってしまったみたいです

仕事から帰宅すると何やら荷物が届いていました。

薄っぺらい、ボール紙のパッケージ。MUSIC ON! TVと書いてあります。CSの放送局です。あたしはスカパー!光で視聴しています。

局名のとおり、音楽専門のチャンネルで、乃木坂46などのアイドルの番組もしばしばオンエアされますので、視聴する機会の非常に多いチャンネルです。

そこからの荷物とはさてなんでしょう? もしかしてチャンネルがなくなってしまうとか? そんな不安が頭をよぎりました。CSのチャンネルって、しばしばなくなったりすることがこれまでにもありました。やはり、なかなか採算がとれないのでしょうか?

そんな思いを抱きながら開けてみたところ。クリアファイルが一枚。それも乃木坂46の、です。

いつぞや応募していた、乃木坂46の上海ライブを記念したクリアファイルが当たったようです。一枚目の写真が表側です。いまは卒業してしまったなーちゃんがセンターにいます。ちょっと涙が出て来ますね。

二枚目の写真が裏側で、上海でのメンバーのスナップになっています。与田ちゃんと美月ばかりが写っていますが、個人的には推しメンなので嬉しいです。

このクリアファイル、応募者全員プレゼントだったのか抽選だったのか、今となっては思い出せませんが、こういうささやかなことで人生の幸運を使ってしまうのってどうなのでしょうね?

この方は《謎解き》三兄弟のいとこなのか?

少し前に中級フランス語の《謎解き》三兄弟をご紹介しましたが、「謎を解く」がもう一つ、否、もう一人いらっしゃいました。

新刊の『ピエロ・デッラ・フランチェスカ《キリストの鞭打ち》の謎を解く』です。

さすがに語学書ではないので、この子を喰わせて四兄弟とは呼べません。うーん、どういう関係と言ったらよいでしょう? 親子でもないし、やはりいとこ、遠い親戚、というくらいでしょうか?

いずれにせよ、いずれもよろしくお願いします。

あと、言うまでもないことかもしれませんが、『キリストの鞭打ち』は2人いるのではありません。左側が外套(函)、本人(中味)が右側です。


親孝行、したいときに親はなく?

昨日は、母の誕生日でした。

母は「鰻が食べたい」と言っていまして、ここ数年は国分寺マルイの中にあるうなぎ屋で蒲焼きを買ってきてレンジでチンして食べていました。

しかし、それではどうも味気ない、やはりお店に食べに行きたいと思うものです。しかし、近所にうなぎ屋がないので、食べに行くことも出前を取ることもできません。ここはひとつ、今週末にどこぞへ出かけて行くしかないと思っています。

で、誕生日当日に何もなしでは申し訳ないので、ちょうどその国分寺マルイで、信玄餅で有名な桔梗屋が期間限定で出店していて、そこに「信玄生プリン」などという聞き慣れないスイーツが並んでいたので、誕生日のケーキ代わりに買って帰りました。

それがこちらの写真です。

上の写真のように、プラスチックのケースに四つ入っています。信玄餅の容れ物と同じくらいの大きさのプリンです。

一つ一つは二枚目の写真のような感じで、きな粉味のプリンに黒蜜をかけていただきます。これが洋と和の見事な折衷で、予想以上の美味しさでありました。

なお、写真はご覧いただけませんが(撮り忘れ?)、もう一つ、「信玄生ロール」というロールケーキも買ってみましたが、こちらもきな粉、黒蜜の味がほどよく、美味しい和スイーツでした。

デビュー小説、刊行!

スチュアート・ダイベックの新刊『路地裏の子供たち』は本日が見本出しでした。

装丁はご覧のような感じ。夏に向かうこの季節に雪景色のイラストです。でもノスタルジックな雰囲気があって、イラストはとても気に入っています。

いま「新刊」と書きましたが、原書はダイベックの初めての短篇集ですから、決して最近の作品ではありません。しかし、だからこそファンが邦訳を待ちに待っていた作品でもあります。

帯をご覧いただくとわかりますが、今回の日本語版のためにダイベックによるエッセイ「『路地裏の子供たち』を書いたころ」が収録されています。

翻訳はもちろん柴田元幸さん。短篇集なので、興味を覚えたタイトルから読んでみてください。

ちなみにタイトルを挙げますと、「パラツキーマン」「猫女」「血のスープ」「近所の酔っ払い」「バドハーディンの見たもの」「長い思い」「通夜」「ザワークラウトスープ」「慈善」「ホラームービー」「見習い」の11篇が収録されています。

ちょっと囓ってみたい人には……

今朝の朝日新聞に、いま注目の万葉集に関する論考が載っていました。筆者は品田悦一さん。

万葉集に関する学説が注目されているようで、その著作が月末に復刊されるとも書いてあります。これは楽しみです。ただ、そんな専門的な論考を読むのはちょっと無理、という方にお薦めなのが『分断された時代を生きる』です。

同書は東京大学教養学部の人気公開講座を書籍化したもので、その中に同氏の「『万葉集』はこれまでどう読まれてきたか、これからどう読まれていくだろうか」という一編が収録されているのです。他にも興味深い論考が詰まっていますし、そもそもが高校生向けの公開講座なので、予備知識などなくともスラスラ読めますので、手始めに読むにはうってつけです。

そんな万葉集に関する記事の真下にはこちらの記事。

82年生まれ、キム・ジヨン』、相変わらず売れ続けているようです。ただ、個人的には『ヒョンナムオッパへ』の方がより身近で、共感しやすいストーリーだと思いますので、この機会に併読してみては如何でしょう?