《エクス・リブリス》創刊10周年記念フェア用の小冊子です。
早いところでは、GW頃から同フェアがスタートします。その拡材というわけです。表紙も含めると32頁の堂々としたものです。
内容は、藤井光さん、瀧井朝世さんに書いていただいた文章と、日本翻訳大賞を受賞した三作品の紹介、装丁担当の緒方修一さんの文章、これまでの刊行リストなどから構成されています。
是非フェアの会場でご覧ください。そして、《エクス・リブリス》を一冊でも買っていただけると更に嬉しいです。
都会で農業をやろう、ということですね。確かにこの数年、行政主導の市民農園だけでなく、企業が手がけるレンタル農園なども流行っているようです。
となると『シティ・ファーマー 世界の都市で始まる食料自給革命』です。この手の動きに関心のある方にとっては必備、必読の文献だと思いますので、この機会に是非どうぞ。
2017年2月20日に行なわれた、乃木坂46の5th Birthday Liveの初日、そして自身の誕生日にグループからの卒業と芸能界からの引退をした橋本奈々未が復活するとこの数日ネットで話題になっていました。
乃木坂46のファンであれば、ななみん推しではなくとも「これはビッグニュース」とざわつくのは致し方ないところです。あれから二年経ってやはりすっぽとライトが恋しいのか、それとも運営側が乃木坂46のテコ入れに切り札を切ったのか、ヲタやアンチ入り乱れて五月蠅くなっていたわけですが……
蓋を開けてみましたら、何のことはないです。セブンネットで同サイト限定カバーの橋本奈々未写真集を再版するというだけのことでした。ここ最近はあまり見かけなくなりましたが、乃木坂46メンバーの写真集は通常版、楽天ブックス限定カバー版、セブンネット限定カバー版、アマゾン限定カバー版など、中味は全く同じなのにカバーだけが異なる数パターンが発売されることがありました。ファンであればコンプリートしたいと思うもの。人によっては観賞用、保存用と複数買う強者もいますから、中味としては同じものがいつもより数倍多く売れるというわけです。
で、あたしもご多分に漏れず、「限定再販」と聞いて「これは買っておくべきかしら?」と思って同サイトでクリック寸前、ところであたしが持っている、つまり2017年2月の発売当時に買ったのはどのカバーだったっけ、と思って書架を漁ってみたところ、なんと上の写真のように3種類持っていました。
一番左が通常版、一番右が楽天ブックス限定カバー版、そして真ん中が今回再版される予定のセブンネット限定カバー版です。はい、なんとあたし、3種類ちゃんと買っていたのですね、当時既に(汗)。
昨日のダイアリーで、中西進さんと小島毅さんの新元号「令和」に関する朝日新聞の記事を紹介しましたが、昨日の朝日新聞を読んでいたら、こんなちいさなコラムを見つけました。
万葉集だ、文選だと本家争いをしている暇があるなら、日中お互いに相手国が誇る古典に親しんでみるのがよいと思います。もちろん万葉集にしろ文選にしろ、現代語訳ですら宋易々と読み通せるものではありません。翻訳が無理なら抄訳とか、ちょっとした入門書のようなものでもよいでしょう。それが真の交流に繋がるのだと思います。
それにしても中国や韓国からは、しばしば日本の本がブームになっているというニュースが漏れ伝わってきますが、日本で中国や韓国の本がブームになっているというニュースがあちらで報道されることはあるのでしょうか? いまなら『82年生まれ、キム・ジヨン』がベストセラーになっていると韓国で報じられているのでしょうか?
毎週のテレビドラマや時々の映画、バラエティー、ドキュメンタリーなど、世間の人はどの程度HDDに録画しておくのでしょうか?
見たら消してしまうのでしょうか? それともとりあえずは半永久的にHDDの中に取っておくのでしょうか? あるいはDVDやBlu-rayにダビングして保存しておくのでしょうか?
たぶん、この三つの中のどれかを選択しているのでしょうし、適宜組み合わせ、使い分けしているのでしょう。
Blu-rayやDVDに焼いて(ダビングして)保存しておく方は、レコーダーとディスクとの相性を考えればよいのでしょうが、どのくらいの頻度でダビンをしているのでしょう。高速ダビングという機能もありますが、録画の仕方や放送の種類(地デジか、BSか、CSか)で高速ダビングができない組み合わせもあるので、そうなると等速ダビングですから、2時間半の映画をダビングするのに2時間半かかる計算になり、土日を使ってもダビングがいくつかあったら一日がかりの仕事になってしまいますよね。
毎週マメにダビング作業をしていればよいですが、ちょっと溜まってしまうと面倒臭いったらありゃしません。何事もこまめにやるのが肝心なようです。
それはさておき、HDDに残しておくという場合、大手メーカーのレコーダーですと、内蔵HDDは4TBくらいが最大でしょうか? 2TBクラスが主流という印象があります。実はこれではあっという間にいっぱいになってしまいます。なので、外付けのHDDを増設して対処している人がほとんどだと思います。
しかし、USB接続の外付けHDDですと、レコーダーの機能にもよるのですが、他の部屋でタブレットやスマホを使っての視聴ができなかったりします。なので、便利なのはNASと呼ばれる機器です。
素人にも使いやすいのはバッファローの「LS411」というモデルか、アイオーデータのHVL-Sというモデルになると思います。あたしも使っています。それぞれ2TB、3TB、4TBの3モデルが販売されています。
ところがこの両製品、最近どうも販売終了になっているようなのです。多くの人が、リアル店舗を除くとヨドバシカメラかビックカメラの通販を利用しているのではないかと思いますが、ご覧のように、どちらのサイトも両製品の販売が終了になっているのです。
両メーカーのウェブサイトを見ても生産終了ということは書いていませんし、まだまだ現役で売っている感があります。もちろん、そんな状態ですからこの商品に変わる後継モデルなどのアナウンスもされていません。いったいどういうことでしょう?
それとも、レコーダーのHDD容量がアップして、外付けHDDを増設できるのが当たり前になってきているので、NASの需要が著しく減っているだけなのでしょうか?
そういった業界の動向とかトレンドなど、あたしにはまるでわかりませんが、夏前には新モデルなどの発表・発売があるのでしょうか? 気になるところです。そして、あたしの場合、そろそろもう一台買い増ししておきたいタイミングなのですが、売り切れのため買いたくても買えない現状をどうしたらよいのでしょう?
今朝の朝日新聞に中西進さんが「令和」について語ったという記事が載っていました。
中西さんは「令和」の生みの親ではないかと噂される万葉集の大家、その方が新元号発表後初めて公の場で万葉集や「令和」について語ったわけですから、誰もが注文したところでしょう。
記事を読む限りポイントは二つ。「令和」の「令」については「辞書には『令は善なり』と書いてある。令と言えば善いことだ。こんなにすばらしい字はない」と語り、「命令」の「令」という解釈を退けています。
もう一点は、中国古典『文選』の影響について、両書に出てくる「令和」について「同じものだと考えるのは理解できない」と語ったそうです。
まあ、『万葉集』専門家のおっしゃることですから、あたしごときがとやかく言う筋合いではありません。しかし、この記事を読んで思い出されるのは数日前の、やはり朝日新聞に掲載された中国思想専門家の意見です。
なんとなく、朝日新聞的には《中国専門家が異を唱えている》といった流れにしたかったのかもしれませんが、小島さんの意見も中国古典を素直に解釈すればというだけのことで、別段、新元号に文句を付けているわけではありませんし……
折角、世の中がなんとなくめでたいムードに包まれているときに、国文学者と中国文学者が本家争い的なことをするのはみっともないですし、そもそも専門家はそんなことしてはいないのに、世間は日中の争いのように見たがるのでしょうか? これも昨今の日中関係が冷めていることの影響なのでしょうか?
今日は『中級フランス語 冠詞の謎を解く』の見本出しでした。来週後半には書店店頭に並び始めるのではないでしょうか?
これで「謎を解く」の3点も出揃い、「中級フランス語」シリーズは6点となったわけです。
個人的には「文法三姉妹」「謎解き三兄弟」と読んでみたのですが、如何でしょう? それとも六人兄弟と言ったら「おそ松くん」でしょうか? あたしが子供のころだとウルトラマンも6兄弟くらいだったような記憶が……