4月 2019のアーカイブ
売れるかしら?
如何でしょう?
自己啓発本のコーナーなどに行きますと、名言集などはたくさん並んでいて、それなりに売れているようです。
やはり1ページに1行か2行くらい、大きな文字で格言、名言が載っているタイプの方が見やすいし簡単に読めるから売れるのでしょうか?
どうせなら、そのことばの背景とか、もう少し知的満足を得られるような説明が欲しいものです。
という方には、今回の新刊『思想家たちの100の名言』がお薦めです。
取り上げられている人物と言葉は、人口に膾炙したものもありますが、さすがフランスで出されているクセジュと思わせるものも散見されます。日本で編集された名言集とは一味違う一冊、是非お楽しみください。
このオビ(カバー?)だと、クセジュとわからないかも知れませんが、それが狙いでもあります。
非常によく売れています
今日の配本(19/04/03)
今月のおすすめ本[2019年4月]
『文選』? それとも『万葉集』?
なんでもこれまでの中国古典を出典とする年号ではなく、『万葉集』から選んだのだとか。ただ、その『万葉集』も中国古典の『文選』を踏まえているのだとか……
ということで、『文選』の「帰田賦」です。いわゆる現代中国の点校本なので読みやすいと思いますが、このちょうど真ん中あたりに典拠とされる部分が載っています。
おわかりになりますでしょうか? 「於是仲春令月、時和気清」という部分だそうです。わかりますが、漢字の選び方としてどうなのでしょう? 全然対になっていないですし、「令和」という言葉以上にそのあたりに違和感を感じます。
それに「令和」って、漢文をやっている人なら「和(やまと)ならしむ」という風に読んでしまうのではないかと思いますが、そうなると「日本ぽくする、させる」といったような意味になります。なんか国粋主義的と言いますか、日本を持ち上げすぎな感じがして、ちょっと嫌な気分になります。
都心部はともかく、わが家のような郊外ですと電線が地中に埋設されているところはあまりありません。ですので、きれいな桜の写真を撮っても電線が写り込んでしまって折角の光景が台無しです。
この写真の場所は幸いにも電線がなく、広々とした空が広がっているところだったので、カメラを向けてみました。
新しい職場にて
突然ですが、転職しました。今日から、新しい職場でのお勤めです。
といったような、以下にもエイプリルフール的なジョークをこのダイアリーに書いたのは十年くらい前のことでしょうか?
どういう「嘘」だったかと言いますと、中国ビジネスを手がけている大学の先輩の声をかけられ、それを手伝うことになりました、というもので、時間指定を予約してあるので、この投稿を皆さんが読むころには、あたしは北京へ向かう機上の人です、といったような内容でした。
ご丁寧に、今日がエイプリルフールなので信じてもらえないと思いますが、なんてことを書いておいたので、本当に信じてしまった方もいらっしゃったようで、あたしの勤務先のメアドは使えないだろうから同僚のところへ「ナンシーさん、辞めちゃったの?」といった問い合わせ、照会が数件あったと同僚から聞きました。
いまから十年近く前ですから、年齢的にも転職が現実味を持って受け取られたのかもしれません。ですが、もうこの歳になったら潰しもききませんので、いまの職場にしがみつくしかないのだろうと思います。
もし、あたしが本当にいまの勤務先を辞めることがあるとすれば、それは「辞める」のではなく「辞めさせられる(=懲戒解雇?)」というのが一番可能性が高いことだと思います(笑)。
それにしても、今朝の中央線、いつもより少し混んでいましたが、新入社員らしき若者が目立つ、という風でもなかったです。



