あたしはたぶん日向坂46を見かけたのだと思います

坂道シリーズの最新グループにして、いま一番勢いのあるのが日向坂46だと思います。

そんな日向坂46に加藤史帆というメンバーがいます。その加藤史帆のある日のブログが以下の通りです。

そしてそして、新宿のHMVさんとタワーレコードさんに行ってまいりました

ブログはもう少し長いのですが、必要なところだけ抜粋しました。

はい、新宿のHMVに行ったと書いてあります。

新宿のHMVは、JRの新宿駅東口を出て地下道を紀伊國屋書店に向かって歩いて行くとき、いくつかルートはありますが、ルミネエストを抜けていくルートを選ぶとあります。最近出来たお店です。

HMVとは言うものの書籍も扱っているので、あたしも先日ちょっと立ち寄ってみました。

で、その店内で若い女性が商品を見ていて、店内に入ってきたあたしとふいに目があったのです。

あたしは「あれ、どっかで見覚えのある顔だなあ」と思いつつ、率直な感想としては「あら、可愛らしい女の子」というものでした。

その子はあたしと目が合うと焦ったように商品を棚に戻してお店を出て行ってしまいました。取り残されたあたしは「もしかして不審者と間違えられたのかしら?」とちょっと自己嫌悪に陥りました。

しかし、そんなことよりも「どこで逢ったことがある人なんだろう?」とその女性が誰だったのかを考える方に神経が集中していました。その女の子本人と言うよりも、知っている誰かに似ていると思い込んでいたので、「いったい誰だったっけ?」と必死で考えていました。

でも、結局思い出せないの諦めて仕事に戻り、数日後に加藤史帆の上掲ブログを読んで、ハタと思い至ったのです。

「あの子、たぶん加藤史帆だ、いや、たぶんじゃない、間違いなく本人だ」と確信しました。加藤史帆のブログは4月11日に更新されたもので、「行ってまいりました」という書き方から見て数日内の出来事でしょう。あたしがHMVを覗いたのもそれくらいです。

となると、あたしが不審者と思われたと言うよりも、加藤史帆が「やばい、バレる!」と焦ってその場を立ち去ったと考えた方が合理的ですし、あたしも救われます。

しかし、そうであるなら、もっとしげしげと眺めておくべきだったし、声でもかければよかったと後悔する日々です。

ちなみに、あたしの日向坂46の推しメンは佐々木美玲です。

自宅で「プロレタリア文化大革命」展?

先年、『文化大革命 〈造反有理〉の現代的地平』を刊行した折に、いくつかの書店で文化大革命の資料(当時のポスター)展示を行ないました。

著者の方が収集した資料をパネルにして書店のフェアコーナーに展示してもらったわけです。もちろんパネルは資料の本物を展示したのではなく、それをコピーしたり写真に撮ったりしたものです。

で、そんな展示フェアが終わって、社内にはその時のパネルがひと山戻ってきました。処分してしまうのももったいないということで、あたし、もらってきたのです。

しばらくはわが家でも書架の肥やし状態でしたが、わが家の壁に展示してみました。

とは言っても、わが家だって広いわけではなく、あたしの部屋の壁はすべて本棚で埋め尽くされています。パネル展示をしたくてもスペースがありません。

そこで、わが家で唯一残っているスペースとして見つけたのが、1階から2階へ向かう階段の壁と階段を上がりきった2階の廊下の壁です。

実は、階段の壁も、乃木坂ちゃんのカレンダーが2種類、それと昔、昔、中国で買った般若心経の掛け軸が飾ってあるので、広々としたスペースがあるわけではないのですが……(汗)

そして自宅に持ち帰ったパネルも縦向きのもの、横向きのものがありまして、それらを巧いことスペースに配置してみたのが、これらの写真です。

写真を撮る角度などの都合上、パネルのすべてを収めているわけではありませんが、持ち帰ったパネルはすべて展示してあります。如何でしょう?

たぶん初めてここへ足を踏み入れたら、あまりの時代錯誤に卒倒してしまうのではないでしょうか? それくらいインパクトのあるパネルたちです。

全く同じものではありませんが、いくつかは他の本などに掲載されていた図版で見覚えのあるものがあります。

とはいえ、これだけ立錐の余地なくと言いますか、足の踏み場もないほど、壁一面(だけじゃない!)に文革関係のポスターが貼られていると壮観です。

いったいこの家の住人はどういう思想の持ち主なんだと疑われてしまいそうな光景です。

断わっておきますが、もちろんあたしは文革を礼讃しているわけではありません。中国現代史の大きな悲劇だと思います。ただ、その一方で、これらのパネルを眺めていると、当時のものすごい量のエネルギーを感じるのも事実です。

この悲劇を実際に体験した人はまだまだ多くが存命です。中国共産党が冷静に文革について再評価し、資料の発掘をするようになるのは何年後でしょうか? 体験した人が生きているうちに聞き取り調査などをするべきだと思いますが、いまの共産党は許さないでしょうね。

山Pに読んでもらいたいと思ったけど……

新年度でテレビ番組も改編時期です。続々と新番組が始まるわけですが、どの局もあれだけ宣伝しているのに、実際にそのドラマの放送が始まるのは4月の後半からだったりします。

前クールも、最終回が3月上旬に放送されていたりする番組も多々ありますから、実のところ連ドラの放送は一か月くらいインターバルが空いてしまいますよね。

なんででしょう? それだけ力を入れているのなら、4月の第2週くらいから放送を始めてもよさそうなものですが……

で、今のところ見ようと思っているわけではありませんが、気になる新ドラマが一つ、TBS系の「インハンド」です。山Pが右手に義手をはめた寄生虫学者を演じるそうです。

義手と聞くと思い出すのが『鉄腕ゲッツ行状記 ある盗賊騎士の回想録』です。16世紀のヨーロッパに実在した騎士の物語です。このゲッツも義手をはめていたのです。

折角なので、山Pに読んでもらいたいなあと思ったのですが、品切れなんです。残念です。

最後の一本?

わが家の近所の桜です。

ご覧のように、比較的堂々としたたたずまい。小平市の保存樹木だそうです。

この桜の隣には、数年前まで同じように桜が数本植わっていて、この季節はとてもきれいなものでした。しかし、現在はこの一本だけが残るのみです。いや、あと一、二本はあったかしら?

とにかく、何本かは切り倒されました。その理由は、数年前、トラックが事故でも起こしたのではないかという大きな音と共に、突然それらの桜の木が倒壊したからです。

寿命なのか、虫が喰っていたのか、理由は定かではありませんが、倒れてしまってからしばらくして周囲の桜も状態も確認して、倒壊の危険ありと判断されたものがすべて切り倒されてしまったというわけです。

その後、桜の苗木が植えられましたが、まだまだ子供です。細い枝に花を咲かせてはいますが、まだまだ愛でるような状態にはほど遠いです。あたしの命があるうちには大きくて立派な桜に育つでしょうか?

名言集はよく売れる!

名言集はいつの時代も発売されています。手を変え品を替え発売されていますし、中には爆発的なヒットになる商品もあります。一時流行った「声に出して読む」シリーズも、ある意味、名言集の亜流ですよね?

といったわけで、文庫クセジュの新刊『思想家たちの100の名言』も名言集です。どんな思想家が載っているのか、そしてどんな言葉が取り上げられているのか、気になる方も多いと思います。

まもなく配本になりますので、いましばらくお待ちください。いつもの黄色いカバーではなく、今回はマリンブルーと言うのでしょうか、一見するとクセジュだとわからないようなデザインです。

名言集と言えば、先日リリースされたAKB48の新曲に収録された坂道AKBの楽曲「初恋ドア」のMVはご覧になりましたでしょうか?

いやMVを見てもわからないのですが、彼女たちが着ている衣装に付いているリボンには、それぞれメンバーごとに異なる名言が書かれているのだそうです。先日、テレビで紹介していました。

 

 

チェックしてみましたが、彼女たちが身につけている名言は、文庫クセジュの新刊には一つも掲載されていませんでした(涙)。

文庫クセジュですから、やはりフランスを中心とした西洋の人物ばかりです。多くは日本の名言集でも馴染みのある人物、そして言葉が選ばれていますが、いくつかはフランスならでは、さすが文庫クセジュといったセレクトも散見されます。

読み終わってしまっても大丈夫!

営業回りの供は文庫本や新書です。

ところが、このところ営業回りの途中で読み終わってしまい、その後の移動の車内でたいへんな苦痛に襲われることがしばしばでした。

だったら、営業先の本屋で何か買えばよいじゃないか、と言われそうです。もちろん購入することもありますが、自宅には読まなければならない、あるいは読みたくて買った本が山積みです。それらを先に読まなければと思うと、出先で買う気がなかなか起きないのです。

というわけで、今日は、岩波新書『イタリア史10講』が読み終わりそうなのがわかっていたので、カバンにはもう一冊、平凡社新書『ガンディー 秘教思想が生んだ聖人』を入れておきました。岩波新書の『ガンディー 平和を紡ぐ人』でもよかったのですが、岩波が続くのも芸がないと思い、平凡社を選びました。

さて、本と言えば、文庫や新書は営業回りの供ですが、自宅では単行本を読みます。

本日手に入れたのは、元乃木坂46、いや元SKE48と言うべきでしょうか、とにかく両グループの卒業生、松井玲奈の『カモフラージュ』です。

最初のころは否定的な意見が多かったですし、ファンもかなりバッシングしていましたが、結果的に松井玲奈の乃木坂加入(交換留学生)は成功でしたね。あたしはそう思います。

大阪の人の発音は?

朝日新聞から気になった記事を二つ。

まずは新元号「令和」のアクセントについてです。

あたしは、意識せずに、恐らく平板に読んでいると思います。周囲を見ても、そんなに誰もが「令和、令和」と連呼しているわけではありませんが、ほとんどが平板です。

最初にアクセントを置く読み方は、後ろに「何年」が付いたときには、そっちの方がしっくりくる気がします? 「令和十二年」などというときには最初にアクセントを置いて読みたくなります。

ところで、関西の方はどうなのでしょう? 「ええわ」なんていうときは最初にアクセントを置くでもなく、かといって平板に読むわけでもない、いかにも関西というアクセントで発音していると思うのですが、「令和」もそんなイントネーションで読んだりしないのでしょうか? あえて文字で説明すると真ん中の「い」にアクセントを置く、という感じでしょうか?

いずれにせよ、「平成」もそうでしたが、江戸っ子は「へえせえ」「れえわ」と発音しがちで、なんとなく間の抜けた感じになってしまうので、発音上はあまりよい元号だとは思えないのですが……

続きましては、これは投書ですから記事ではないですが、書店に関する話題です。

デジタル万引きのことですよね? 雑誌の場合、本当に深刻ですね。

ところで紙と電子との関係で面白い現象がありました。

元号発表の時、パソコンやスマホには速報で元号発表のニュースが入ってきましたが、それに遅れること1時間か2時間で配布された号外に大勢の人が群がりました。

あれは、「電子よりも紙」という根強い意識なのか、それとも希少価値のあるモノをコレクションしたいという気持ちなのか、どっちだったのでしょう? 号外を求めている人は、見たところ電子よりも紙と言いそうな世代の方が多かったように見えましたが……