体温超えの室温

毎日毎日暑いです。適度にエアコンを使いましょうと言われなくても使っています(笑)。

考えてみますと、5年か10年前には「健康に悪いからクーラーは使っていません」とテレビで発言している人が多かったですね。女性タレントだけでなく男性芸能人でもそういう人をしばしば見かけました。そして、さもそれがよいことのように発言していたのも今となっては滑稽なことです。

もちろん、当時のエアコンの機能がどうであったのかはわかりませんが、あたしが子供のころのクーラーはとにかくギンギンに冷やすだけしかできませんでしたから、確かに健康に悪そうではあります。それが今やまるで逆、積極的にエアコンを使いましょう、という声ばかりです。

そんな猛暑の日本ですが、わが家の二階の部屋、昼間は暑すぎるのでいることはありません。母が洗濯物を干したり、取り込んだりするときに行くくらいです。ですからエアコンは使っていませんが、その部屋の室温がなんと40度を超えていました。このままではとても生活できる温度ではありません。

この時間でこの室温ですから、寝るころになっても十二分に暑いです。先日このダイアリーでお伝えしたように、35度台くらいまで下がっていればよい方です。あたしの場合、エアコンのない部屋で寝ているので、扇風機が馬車馬のように働いていますが、それでも明け方で33度台です。

ニュースで、35度以上は「猛暑日」だけど、40度以上なら「酷暑日」だと伝えていましたけど、確かにそのとおりですね。

今日の配本(22/08/02)

レーマン演劇論集
ポストドラマ演劇はいかに政治的か?

ハンス=ティース・レーマン 著・イラスト/林立騎 訳

ブレヒト、ハントケ、イェリネク……ポストドラマ演劇から「政治的な正しさ」について考える。演劇理論の泰斗を代表する10編を収録。

ペスト
埋葬地から第二のパンデミックを再検討する

キャロリーヌ・コステドア、ミシェル・シニョリ 著/井上雅俊 訳

本書は、十四世紀に中央アジアに始まり、ヨーロッパ全域を襲って十七世紀まで繰り返された第二のパンデミックを中心に、ペストの歴史から最新の研究までを概説する。

熱中症になるより先に体が慣れてくるもので……

こんなポテチが近所のセブンイレブンで売っていました。

カルビーの「しあわせバター」味のポテトチップスです。それ自体は以前からありましたし、あたしも何度も買って食べています。バターの風味が美味しくて、確かにしあわせな気持ちになれます。

しかし、今回のパッケージには「あふれ出すバター450%」と書いてあります。更には「数量限定」なる文字も見えます。まだ未開封ですが、どれだけバターの風味がてんこ盛りなのでしょうか、そしてどれだけしあわせな気分に浸ることができるのでしょうか、食べるのが楽しみです。

それはともかく、左の写真は、あたしが寝ている部屋(と呼んではいますが、実は納戸です)の枕元に置いてある時計です。ご覧のように温度と湿度が測れるようになっています。

午後4時44分などという四並びの時刻の室温が37.3度と表示されています。ほぼ体温、いや体温を超えています。もしこんな体温だったら、お店に入るときの検温で引っかかりそうです。西日が当たる納戸とはいえ、あまりにも過酷な環境です。

湿度が47%と、一見低いように思えますが、決してカラッとした暑さなんかではありません。もうとにかく暑いです。この後、この部屋で寝るわけですから、夜間に熱中症になってしまいそうです。

とはいえ、これだけ暑さが続くと体も慣れてくるものですね。6月のころの猛暑に比べると、寝苦しさはマシです。それでも(この部屋にはエアコンがないので)一晩中扇風機を回しっぱなしにしていますし、小さな窓も全開、そしてアイスノンを枕に乗っけて寝ています。