夏から秋へ

先日、缶チューハイの「秋梨」と「秋ぶどう」を買ってきたと、このダイアリーに書きました。どうもこの商品はそろそろ販売期間が終わになるようで、「秋りんご」は全く見かけないです。残念です。

缶チューハイと前後してそろそろ「ほろよい」も秋の新作フレーバーが出て来てもよい頃ですが、まだ店頭では見かけないので、ここしばらく自宅のは飲みきってしまっていた日本酒を買ってきました。

それがこちらの2本です。左が「栄光冨士 SURVIVAL」で、右が「女神の秋の詩」です。

「栄光冨士 SURVIVAL」は山形の冨士酒造のお酒です。幻の酒米「玉苗」を使っているのが売りの日本酒だそうです。紹介サイトには「スィートな吟醸香に舌に広がる重厚な果実味、そして絶妙に感じられる後味の渋みとのバランスがパイナップルを連想させる味わい」とあります。よくわかりませんが、暑い夏に爽やかに飲む日本酒のように感じられます。

「女神の秋の詩」は山口萩市、澄川酒造場の日本酒です。「東洋美人」が主力商品なのですかね。あたしが買ったのはその名の通り、秋に味わう日本酒のようです。期間限定商品で既に「春の詩」「夏の詩」が出ていたそうです。となると「冬の詩」も出るのでしょうね。

まずは「サバイバル」から賞味しております。

ガイブンを読む醍醐味かしら?

知っている人、面識のある方がメディアに登場すると不思議な気分です。本日はこちら。

朝日新聞の別刷beに、韓国文学の翻訳で著名な斎藤真理子さんが登場しています。写真には斎藤さんが手掛けた数々の韓国文学が並んでいます。

あたしもこれらのうち何冊かは読んでいます。斎藤さんの訳文は読みやすく、グイグイ引き込まれます。翻訳だけなく、作品を選ぶ才能にも優れているのでしょう。斎藤さんの翻訳作品はハズレがありませんから。

その別刷をめくるとインタビューも載っています。その中にあたしの勤務先から出ている『別れを告げない』の名前も登場します。

済州島事件を背景とした作品です。詳しいことは知らなくとも、光州事件という名称を知っている日本人は多いと思います。しかし、済州島事件となると、その名称すら知らない日本人がほとんどだと思います。かく言う、あたしがその一人でした。

でも歴史を描いているだけでなく、それを踏まえて今を生きる人たちが描かれている、今を生きる人たちがしっかりと歴史と向き合っている、そんな作品が韓国文学には多いように感じられます。もちろん『カステラ』のように、そういう堅苦しいこと抜きで楽しく読める作品も多いですが、その国の歴史や文化、人々の暮らしや思いを知ることができるのが海外文学を読む醍醐味ですね。

月が出るころには寝ています

今日は午前中に会議があり、早々と外回りに行くことはできませんでした。また午後の早い時間にオンラインの説明会に参加しなければならなかったので、昼ごろに勤務先を出て帰宅し、午後は在宅勤務にしました。

というわけで帰宅途中、近所のマクドナルドに寄って昼食を買いました。それがこちら、この季節の定番、月見バーガーです。今回は「芳醇ふわとろ月見」のセットです。ポテトはデフォルトのMで、ドリンクはこれまたこの季節限定の「月見マックシェイク」をチョイスしました。

シェイクはプリン味で、あたし好みです。たまにはマックもよいですね。胃が欲します。食べたくなるものです。ちなみに、母にも「きなこもちとあんこの月見パイ」を買ってあげました。

この秋は、あともう一回くらいは食べたいですね。

最後にご報告。この数日動作がおかしかったPC切替器のキーボード。今日はノートPCの電源を落とし、切替器のケーブルをすべて抜いた上で再起動。改めてケーブルを差し込んだら、何事もなかったかのようにキーボードが復活しました。

PCのことなどをご報告

あたしは勤務先でノートPCを二台使っていると、以前に書きました。そしてPC切替器を使って、ディスプレイとキーボードとマウスを外付けで接続しているとも書いたと思います。

そのPC切替器が、昨日から調子が悪いです。スイッチで切り換えることはできますが、切り換えることができるのはディスプレイとマウスだけで、キーボードが切り替わらなくなってしまいました。切り替わらないと言うよりも、キーボードが認識されていないようなのです。

マウスもそうですが、キーボードはノートPCのは使いづらいから外付けにしているわけで、それができなくなってしまったのですから不便この上ない状態です。勤労意欲も減退してしまいます。

ケーブルを外したり、PCを再起動してみたりしましたが、今日も修復できません。あとは何を試せばよいのか、ちょっと途方に暮れています。切替器を介さずにキーボードを直接ノートPCに繋げば問題なく使えるので、問題は切替器にあることだけははっきりしています。

さて、どうしたものでしょう。このままずっとキーボードが使えないのは不便ですし、ノートPCを使い分けるたびにキーボードのケーブルを抜き差しするのは、これまた不便この上ないです。もうしばらく試行錯誤してみます。

勤務先のPCがそんな状態なので、外回りに出ている方がストレスがなくて心地よいです。そんな営業回りの途次に見つけたのがこちらのおにぎりです。

「銀河のしずく いわて牛とごぼうのすき煮風」と書いてあります。牛肉ももちろん入ってはいましたが、ごぼうの方がしっかりと入っている食感でした。味付けは濃いめなので、若者に人気が出るのではないでしょうか。

そんな営業回りが終わって帰宅して、朝日新聞の夕刊を広げたら、ヨーロッパ企画の上田誠さんを見つけてしまいました。「来てけつかるべき新世界」再演なのですね。ヨーロッパ企画の舞台はチケットが取れないで有名ですが、まだ少しは残っているのでしょうか。

最後に、再びPCの話に戻ります。

これもまた以前にこのダイアリーに書いたことがありますが、使っているメールソフトを「Thunderbird」から「ThunderbirdPortable」に変えたら、プラグインの時刻指定送信が動作しなくなってしまいました。それでこれまた不便だなあと思っていたのですが、一週間ほど前から動作するようになりました。どうしてでしょう? 「ThunderbirdPortable」のバージョンアップのお陰でしょうか。

何が理由かはわかりませんが、時刻指定送信ができるようになったので、非常に嬉しく使っています。

H・ブストス=ドメック

12日が配本予定ですから、その週末には書店店頭に並び始めるでしょうか。はい、白水Uブックスの新刊『ドン・イシドロ・パロディ 六つの難事件』のことです。

本書の装丁はこんな感じです。ちょっと怖い感じがしますかね。それがまたよいのだと思います。

本書は2000年に岩波書店から刊行されたものを、このたび白水Uブックスとして復活させたものです。岩波書店版をお持ちの方も本書の「追記」に次のように欠かれているのを読むと、Uブックス版も手に入れたくなるのではないでしょうか。曰く

せっかくの機会だからと思い、もう一度訳文と原文を突き合わせて手を入れることにしたが、結果的にはかなり手直しをすることになった。

訳者自身による新訳と呼んでもよいのではないでしょうか。

ちなみに、ダイアリーのタイトルである「H・ブストス=ドメック」とは、扉裏に書いてくれていますが、1942年に原書が刊行されたときに著者二人の合作者としてのペンネームで発表されたそうで、そのペンネームです。

似て非なるものっていう感じかしら?

またもや近所のセブンイレブンで見つけました。パッケージには大きな文字で「うに」と書いてありますが、もちろん「うに」ではありません。すぐ横に小さい文字で「のような」と書いてありますから。

更に横に書いてあり「ビヨンドとうふ」って何なのでしょう。調べてみると、相模屋というメーカーの商品のようですね。豆腐とも異なるし、もちろん色合いが似ている玉子豆腐ともまったく違う食べ物です。

パッケージの裏面には、こんな風にして食べましょうというレパートリーが載っていますが、わが家では結局のところ、熱々のご飯の上に載せて、醤油をちょこっと垂らし、海苔で巻いていただきました。ウニ軍艦を作るのは大変だったので、ウニ軍艦もどきというわけです。このうにビヨンドとうふもウニもどきと思えばよいのでしょう。

本物のウニと比べると、しょっぱさや磯っぽさがないです。ウニのそういうところが苦手な人には、むしろこちらの商品の方があっさり、すっきりと食べられるのではないかと思います。

続いてもセブンで買ったスイーツです。これはセブンイレブン独自の商品のようです。「まるっとプリンシュー」と書いてあるとおり、プリンとシュークリームのマリアージュです。シュークリームと言えば、サクサクのシューの中にカスタードクリーム、あるいは生クリームが詰まっているものが定番ですが、これはクリームの代わりにプリンが入っているというものです。

あああパッケージの蓋を取ってみると、ものの見事にシークリームとプリンです。よくもまあこんなものを考えついたものだと感心してしまいます。

プリンの上のカルメラか、はたまたクリームか、どちらかがちょっと苦みがあって、それが程よいアクセントになっていて、とても美味しい一品でした。あたしだったらプリンの周りにホイップクリームでもっとデコレーションしたくなりますが、そうなるともはやプリンアラモードになってしまいそうです(笑)。

今回はこんなちょっと面白いものを二つご紹介しました。

いよいよスタートですね!

今日から三日間、東京の神宮球場で乃木坂46のライブが行なわれます。テレビなどで公開されたり、ブルーレイの付録などに収録されていたりする映像で見たことはありますが、あたし自身は夏の神宮ライブは配信で見たことも、もちろん現地に参加したこともありません。

バスラ(バースデー・ライブ)については必ず円盤が発売されるので見ていますが、やはり神宮というのは独特なものなのでしょう。そして、今回も乃木坂46新聞が発売されました。わが家の近所のコンビニに行ったら売っていたので、早速手に入れてきました。

表紙は、最新シングルのフロントメンバー三名です。中央に並ぶ五期生三名が新聞の表紙を飾っているわけです。最新シングルのフロントは五名なので、残る二人はこの三人を挟むようにして、先輩である四期生のかっきーとさくちゃんがいるのです。しかし、五期生さん人だけをフィーチャーしているのは、世代交代を更に印象づけるためなのでしょうか。

そのフロントの四期生、かっきー&さくちゃんは裏表紙に登場しています。なんと、裏表紙のセンターは同じく四期生の弓木が務めています。数年前であれば、このポジションは間違いなくあやめんだったと思いますので、弓木の人気や運営からの期待の高さがわかるというものです。

弓木が裏表紙のセンターで驚いている場合ではありません。表と裏どちらにも三期生が登場していないのです。もちろん中面に梅澤、久保、与田という三期生の中心メンバー三名が登場しています。しかし、目立つところに載っていないというのが、乃木坂46が順調に世代を交代を進めている証拠なのかも知れません。

現在、乃木坂46は六期生のオーディションをやっている最中です。審査がどのくらい進んでいるのかわかりませんが、ある程度最終メンバーに絞られているのであれば、その子たちはこの三日間、見学に来ていることでしょうね。年明けのバスラでお披露目でしょうか?

続編が出ていたのですね

朝日新聞に時々「GLOBE」という別刷りが挟まれていることがあります。今日の朝日新聞にそれが挟まっていました。

GLOBE全体の特集はひとまずおくとして、あたしが密かに楽しみにしている記事に世界のベストセラーのランキングがありまして、今朝は「英国のベストセラー」でした。紹介しているのは、あたしの勤務先でいくつもの翻訳を刊行している園部哲さんです。

その英国のランキングの第三位に『Long Island』という作品がリンクインしています。記事に載っている画像も同書のものですね。

コルム・トビーン『ブルックリン』の続編。25年後のアイリーシュに訪れた危機。

という簡単な紹介文が付いています。この『ブルックリン』は、あたしの勤務先から刊行した小説です。現在は品切れになっているのですが、映画化もされた作品で、チャンスがあれば復刊したいなあと個人的に思っている作品の一つです。

『ブルックリン』はウェブサイトにも「1950年代前半、アイルランドの田舎から大都会ブルックリンへ移民した少女の感動と成長の物語」とあるように、都会へ出て来た少女の成長物語です。春先に「新生活フェア」などを企画した書店員さんから、是非とも本書を復刊してほしいとリクエストされたこともある一冊です。確かに、新しい生活をスタートする春に読みたくなる本です。

ちなみに、この続編、日本では翻訳出版の話は進んでいるのでしょうか。新潮クレストブックスあたりで出版されそうな気はしますが、どうなのでしょう。あたしの勤務先、編集部は既に動いているのかしら?