奈良は人気ないのかしら?

年明けに母を連れて奈良へ行くことになっています。その件は既に、このダイアリーで書いていますが、そろそろ具体的な工程を考えないと、と思い始めています。

いまの時代、情報はほぼネットで集められるわけですが、あたしのような世代、そして母の世代はやはり本で情報を得たいと思ってしまいます。そこで、書店営業の途次に、書店の旅行ガイドの棚で奈良に関するガイドブックを探してみました。

するとどうでしょう。「ことりっぷ」には奈良編が見つかったのですが、それ以外のガイドには奈良編が見つからないのです。京都は腐るほど並んでいるのに、どうして奈良のガイドブックがこれほど見当たらないのでしょう。

奈良で見つけたのは南紀白浜とか、熊野古道とか、そのあたりをメインで扱ったものが一つ、二つありました。それなのに、いわゆる奈良市、東大寺とか春日大社とか、誰もが奈良と聞いて思い出すような場所を扱ったガイドがほとんどありません。

昨今、奈良県はそんなに人気がないのでしょうか。そんなことはないと思いますし、奈良公園にたくさん外国の観光客が来ているニュース映像も見たことあるのですけどね。

この春先というか冬に京都へ行ったのは、あたしが木曜日まで関西出張へ行っていて、夕方に東京からやって来た母と京都駅で待ち合わせ、金曜日の一日を観光に使いましたが、今回のなら旅行は完全な一泊二日で行こうと考えています。法隆寺、東大寺、春日大社、興福寺、このくらいは母の足でも回れるのではないかと予想しています。