これは書籍の姿を借りた凶器かもしれない

月末に配本になる新刊『ハイデガー伝』の見本が出来てきました。A5判の上製、なかなかの迫力です。ハイデガー伝の決定版と言ってもよいのではないでしょうか。

これだけのボリュームですから、お値段はちょっと高めですが、これは買っておかなければ、という一冊になるでしょう。いまから配本が楽しみです。

ところで、写真だとわかりにくいかも知れませんが、この画像を見て、過去に刊行されたある本を思い出した方もいるのではないでしょうか。その「過去に刊行されたある本」とは『デリダ伝』です。

『ハイデガー伝』と『デリダ伝』を並べてみましたが、こうして見ると色とタイトルが異なるだけで、姉妹編のように見える二冊ではないでしょうか。店頭でもぜひ二冊並べてみてもらいたいですし、『デリダ伝』を買われた方は、是非『ハイデガー伝』もお買い上げいただけると嬉しいです。

で、よく似た二冊と書きましたが、その厚さはどうなのかと言いますと、ほぼ同じような厚みです。並べてみると、三枚目の画像のような感じになります。

遠近法の関係で『デリダ伝』の方がちょっと厚く見えるでしょうか。あるいは赤は大きく見えるのでしょうか。書誌情報を確認してみますと、『デリダ伝』は848頁、『ハイデガー伝』は750頁です。約100頁違うのですが、逆にそこまでの違いは感じられません。使っている用紙が違うのかもしれません。

本を寝かせて厚みを比べてみますと、ご覧のようにほとんど変わりがありません。そして『デリダ伝』は本体10000円、『ハイデガー伝』は本体8800円です。頁数分の価格差はあるようです。

さあ、月末には店頭に並ぶと思いますので(比較的人文書が揃っている大型店に限られますが)、ぜひ実物をご覧になってください。