風に吹きはらわれてしまわないように

風に吹きはらわれてしまわないように

リチャード・ブローティガン 著/松本淳 訳

979年夏、44歳の「作家」が、1940年代のアメリカ・オレゴン州での少年時代を振り返る。貧困の中での生存と気晴らし、池の端にソファやランプなど家具を並べて釣りをする夫婦、22口径の拳銃が起こす悲劇、少年の心に落とされた影……。

2026年1月11日

遊清五録

遊清五録

高杉晋作 著/一坂太郎 編訳

幕末の志士・高杉晋作は、上海への旅でその見聞を世界に広げ、改革の意志に覚醒した。24歳の感性でつづられた貴重な渡航日記、初めての文庫版。高杉晋作研究の第一人者、一坂太郎氏による現代語訳と訳注・解説に加えて、晋作の略伝も収録。

2026年1月11日

赤い高粱(下)

赤い高粱(下)

莫言 著/井口晃 訳

日本軍を撃退した余占鰲。しかし、戦火のなか戴鳳蓮は銃弾に斃れ、配下のゲリラ部隊も全滅、村は報復により焼かれた。高密県東北郷の黒土を一面におおう、血の海のような赤い高粱。抗日戦争の時代を激しく生き抜く一族の物語はつづく。下巻は五つの連作中篇の後半三篇を収録する。解説=張競。

2026年1月11日

最後の皇帝と謎解きを

最後の皇帝と謎解きを

犬丸幸平 著

1920年、中国。北京在住で日本人絵師の一条剛は、紫禁城に住む廃帝・溥儀に水墨画の師として雇われた。しかし溥儀には、城に眠る水墨画を贋作にすり替えて真作を秘密裏に売却し、清朝復興のための資金を調達する目的があったのだった――。

2026年1月10日

中高年シングル女性 ひとりで暮らすわたしたちのこと

中高年シングル女性
ひとりで暮らすわたしたちのこと

和田靜香 著

女性が一人で暮らしていく。ただ、それだけのことが、こんなにも大変だなんて! あらゆる社会保障や支援の狭間にこぼれ落ちてしまう、「透明」な存在と化した中高年シングル女性。仕事や住まい、お金の悩みから、老後の不安、人間関係まで、「ひとごとではない」著者が多くの当事者女性たちの声とリアルを伝える。

2026年1月5日

60代バツなしおひとりさま、毎日ごきげん暮らし

60代バツなしおひとりさま、毎日ごきげん暮らし

折原みと 著

「結婚しないのは、普通じゃない」。もう、そんな固定観念に縛られるのはやめませんか? 幸せの基準は、人それぞれ。結婚しても、しなくても、おひとりさまでも、そうでなくても。どんな人生であれ、自分らしく、自分なりの幸せを見つけていけばいいのではないでしょうか。

2026年1月5日

薔薇の名前[完全版] (下)

薔薇の名前[完全版] (下)

ウンベルト・エーコ 著/河島英昭、河島思朗 訳

迷宮の文書館に隠された秘密とは? 中世、異端、「ヨハネの黙示録」、アリストテレース、博物誌、記号論、ミステリ……。21世紀の今なお、読書人を魅了しつづける碩学エーコが構築した知の大伽藍!

2025年12月31日

赤い高粱(上)

赤い高粱(上)

莫言 著/井口晃 訳

婚礼の輿が一つ、赤に染まる高粱畑の道を往く。輿に揺られる美しい纏足の少女。汗に濡れ輿を担ぐ逞しい青年。ただならぬ予感が、ゆらめく炎のように二人の行く手を照らす。山東省高密県東北郷。日本軍が蛮行を尽くすこの地で、血と土、酒に彩られた凄烈な物語が始まる。ノーベル文学賞受賞者の代表作。全二冊。

2025年12月23日

ドゥルーズ入門 来るべき知への招待

ドゥルーズ入門
来るべき知への招待

澤野雅樹 著

20世紀を代表するフランスの哲学者、ジル・ドゥルーズ(Gilles Deleuze, 1925-1995)。難解で知られる彼の哲学は、どのようにして数々の常識を打ち砕き、世界の見え方を変えたのか。「内在」、「生成」、「リゾーム」をはじめとする概念を豊富な具体例から解き明し、その核心に一挙に迫る。

2025年12月23日