この三連休にドラマのイッキ見をしたと、このダイアリーに書きました。その「イッキ見」という言葉で思い出したのは、どこぞの市長の学歴詐称疑惑で登場した「チラ見」という単語です。卒業証書をチラッと見せたとか、見えなかったとか話題になっていましたね。
実はあたしも、その話題の東洋大学出身ですので、大学の卒業証書は持っています。ちょっと縁が褪色してしまっていますが、ちゃんと保管してあります。本当に卒業しているのであれば、あの市長さんも同じものを持っているはずです。
そして見えたのか見えていなかったのか問題になっている中身ですが、それが二枚目の画像です。
あたしは文学の中国哲学文学科を卒業したのですが、その後の学部学科改編で、現在は東洋思想文化学科になっているようです。あたしがの学生時代は哲学科、インド哲学科、中国哲学文学科で「三哲」と呼ばれていたものです。どうやらインドと中国が合わさってしまったようですね。
ちなみに、あたしはそのまま大学院に進みまして、修士課程を終えています。当時は博士後期課程がなかったので、そのまま就職しましたが、もしあたしの学生時代に博士後期課程が存在していたらさらにその先へ進んでいたでしょうか。もちろん、あたしの実力不足で後期課程に進めない可能性もあったと思いますが。
そして修士課程の場合は卒業証書ではなか卯、修士の学位記を授与されています。それが三枚目の画像です。あたしの修士二年間の間に学長が替わっているのがわかります。神作光一先生は日本文学、菅沼晃先生は仏教学が専門だったと記憶しています。専門外なので授業を履修したことはありませんが、懐かしい名前です。