またしても購入書籍の話です。先日『フェミニズム』を買ったばかりだというのに、そしてそれをまだ読んでもいないというのに、またまた岩波新書を買ってしまいました。
それがこの二点、『江戸町奉行所』『張作霖』です。『張作霖』は中国史好きのあたしのことですから、当然買うのは間違いないと多くの方が予想できたと思います。それに岩波新書はここ数年、『李鴻章』『袁世凱』など近代中国の評伝を陸続と刊行しているので、ついに張作霖を出すのね、という感想です。
そして『江戸町奉行所』です。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、あたし、意外と時代劇好きです。TBSでやっていた「大岡越前」「水戸黄門」は当時欠かさず見ていました。特に「大岡越前」は大好きでした。山口崇の吉宗、竹脇無我の榊原伊織も好きでしたけど、特に好きだったのは片岡千恵蔵と加藤治子が演じた越前の両親が飄々としてたまりませんでした。
話は戻って、岩波新書の『張作霖』です。実は、あたしの勤務先からも『張作霖』を出しています。もちろん岩波新書版『張作霖』は未読ですが、これまでの流れから見て、オーソドックスで、アカデミックな記述になっているのだと思われます。著者は中国近代史の専門家ですから内容も信頼できるでしょう。
翻って、あたしの勤務先の『張作霖』は小説のように読めるノンフィクションです。著者は新聞社の中国特派員ですが、実によく資料を調べています。まさに渉猟、博捜という言葉がピッタリな一冊です。この二冊を読み比べると張作霖が立体的に浮かび上がってくるのではないでしょうか。
そして、岩波新書の中国近代評伝もの、あたしが期待するのは段祺瑞、黎元洪、馮玉祥といった軍閥、周恩来や朱徳、林彪などの毛沢東を取り巻く人々、そして革命時代の黄興、戴季陶、宋教仁などを出してくれると嬉しいなあ、と思います。それにしても、張作霖爆殺(満洲某重大事件)って天安門事件と同じ6月4日だったのですね。