世間はもう夏休みに入ったのですよね。書店に文庫のフェアが並びはじめると、それを感じます。それにしても、読書感想文を宿題にする是非はともかく、本を読むことは間違いなくよいことなので、この時期にたくさん読んでもらいたいと思います。
三宅香帆さんは『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本を書いていますが、大人になったって本は読めます。むしろ適度に忙しいときの方が集中して読書ができます。
ですので、夏の文庫フェアは学生向けのフェアだと思わず、大人の人にこそ手に取ってもらいたいと思います。そういう意図があったからなのか、新潮社は、ご覧のような小冊子でフェアを開催していました。
しかし、歴史と伝統のある新潮文庫だと、中学生向けに30点、高校生向けに50点を選べるだけのラインナップを誇っているのですね。羨ましいかぎりです。あたしの勤務先だと、高校生向けに10点くらいは選べると思いますが、なかなか中学生向けを謳うにはちょっと厳しいでしょうか。
内容もそうなのですが、中学生向けだと価格も1000円以下に抑えないと厳しいものがありますね。この小冊子に載っている30点も1000をちょっと超えてしまったのが数点ありました。あたしの勤務先だと1000円以下で買える本がいったい何点あるでしょう。