最近買った本

すぐに読むのか、いずれ読むのか、それはわかりませんが、備忘録代わりに買った本を登録していきます。なので、感想は聞かないでください(汗)。

最近買った本のリスト

煙の樹

煙の樹

デニス ジョンソン 著/藤井光 訳

1963年、ケネディ大統領暗殺がラジオで報じられるシーンから物語は始まる。日本軍の捕虜になった経験をもち、戦争が人生のすべての元米軍大佐サンズと、その甥スキップによる、ベトナム戦争での情報作戦を中心に展開する。兵士として従軍するヒューストン兄弟、児童支援の看護師キャシー、大佐に付き従う軍曹ストーム、ベトナム人情報員グエンやチュンなど、大佐やスキップに惹きつけられ、翻弄され、戦争に憑かれていく登場人物たち……。作戦の全体像が見えないまま、物語はゆるやかに、うねるように進んでいく。中盤の「テト攻勢」の戦闘シーンをはじめ、荒々しい迫力をもつ描写、生き生きとした会話、凄みのある心理的内面が、随所にちりばめられる。大佐が密かに進める、<煙の樹>と呼ばれる情報作戦とは何なのか? かれらが長き旅路の果てにたどり着いた先に、果たして「救済」はあるのか?

2022年1月19日

下北沢であの日の君と待ち合わせ

下北沢であの日の君と待ち合わせ

神田茜 著

1967年生まれの理夏。19歳の頃バイトをしていたパン屋さん「アンゼリカ」が閉店すると聞き、30年ぶりに下北沢を訪れた。コーポ服部で過ごしたバイト仲間の秋子、元住人のちはると日々は楽しい時間だったが、やがて秋子に恋人ができ、すれ違い、バラバラになってしまい・・・・・・

2022年1月9日

アポカリプス・ベイビー

アポカリプス・ベイビー

ヴィルジニー デパント 著/齋藤可津子 訳

パリの調査会社に勤めるルーシーは、30代半ばになってもぱっとしない自分の生活や仕事に嫌気がさしていた。ある日、素行調査をしていた15歳の少女、ヴァランティーヌが行方不明になる。途方に暮れたルーシーは、裏社会で名をはせる凄腕の女性私立探偵、ハイエナに助けを求める。ヴァランティーヌの家族や友人に聞き込みを重ねるうち、少女がバルセロナに向かったことを知る。ルーシーとハイエナの凸凹コンビは一路、車で同地へ。ヴァランティーヌを見つけ出し、任務は完了したかのように思えた。あの日、あの事件を知らされるまでは――。

2022年1月9日

シソンから、

シソンから、

チョン・セラン 著/斎藤真理子 訳

女性への暴力や不条理が激しかったころ、美術家として作家として、時代に先駆けて生きたシム・シソン。ユーモアを忘れずにたくさんの仕事をし、二度結婚して四人の子供を育て、世の評判をものともしなかった人。そんな〈家長〉にならい、自由に成長してきた子供と孫たちは、彼女の死後十年にあたり、ハワイでたった一度きりのちょっと風変わりな祭祀を行うことにするが……

2022年1月9日