2008年10月30日

草食系男子の恋愛学

『草食系男子の恋愛学』というタイトルに惹かれ読んでみました。

 

が、なかなか難しいですね、あたしみたいな偏屈が恋愛するのは。ただ、この本では女性に声をかけるのすら満足に出来ない男子をスタートに叙述していますが、あたしの場合、女の子と話をするのに何ら痛痒を感じませんので、どうも本書の読者としては立ち位置がおかしい気がしました。

 

この本、それなりに話題にはなったみたいで、書店員さんでも「読んだ」という人が何人かいました。ちなみに知り合いの女子書店員に「あたしは肉食だから」と言ったら、「なに言ってるのよ、乙女のくせに」と言い換えされてしまいました。

 

 

 

乙女と言えば、『エマ』(ちくま文庫)も昨日読み終わりました。

 

うーん、エマって、つまり「バカ女」じゃない、という感想は、オースティンの読み方としては間違っているのかしら?

 

それに、あまりにも状況などを言葉で説明しすぎる嫌いがありますよね、オースティンの作品は。もっと、心理描写とか風景描写などで登場人物の心を表現するような手法って、やはり最近になって出来てきた表現手法なんでしょうか?

 

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