2009年3月31日

リアルな夢を見た

大学4年まで住んでいたような、4階か5階建てという、今となっては至って低層な団地に住んでいるわが家族。なぜか嫁に行っているはずの妹も一緒。

休日の昼下がり、突如首都圏を襲った巨大地震。

家の中はメチャクチャ、タンスは倒れ食器は割れ、という中、なんとかあたしたち家族は怪我もせず無事に生き延びました。もう収まったのかな、ああよかった、ともったのも束の間、なんとあたしたちが住んでいた団地は45度くらいに傾いてしまっていたのです。でも夢の中なので、家の中にいる限りはその方向きを感じずに普通にいられるという不合理です。

団地は全部で5棟くらいあって、それが平行に並んでいたのですが、すべてきれいに同じ方向に45度傾いてしまっていて、次の余震で倒壊のおそれあり、という状況。

やはり早々と市役所から、すぐに避難するように、リミットはあと30分から40分だと言われるも、余震がいつ来るかわからないのに、なんで30分なんて悠長なこと言ってるんだろう、それに30分か40分なんていうアバウトな時間設定もどうなのかしら、と思いつつ、あたしたち家族はとりあえず多少の現金(ふだん自宅にはほとんどお金などないのに、夢の中では見栄を張って数十万を持って)と貴金属類や衣料をまとめて避難しました。

地震発生からまだ10分かそこらなのに、団地の外の広場には既に役所によって団地の住人のための仮設住宅が完備されていて、シャワーもトイレもありますというアナウンス放送がガンガン鳴り響いています。この速攻、まさしく夢です。

ところが家を出るのがワンタイミング後れたあたしは家族とはぐれてしまって、団地の外の瓦礫の山、家をなくした人々の群れの中で途方に暮れます。仮設住宅には、これまた夢ならではの手際の良さで表札が取り付けてあるのに、自分の家(?)を探すのに手こずるあたし。

そんな中、家を失った暴徒に襲われ、持っていた現金と洋服を奪われそうに鳴りながらも、必死に抱えて守り通すあたし。

なんとか暴徒の襲撃をかわし団地を見ると、確かに見事に傾いていて、よくこれが倒壊しなかったものだと感心しきり。

結局、仮設住宅にもたどり着けず、家族と再会できないまま夢から覚めたのでした。

以上、『ビロウな話で恐縮です日記』の真似です。でも、昨晩本当に見た夢です。

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