中国の回鍋肉にキャベツは使わない
中華料理から見つめる日本と中国
中島恵 著
40年以上の間、日中それぞれの中国人を通して中国社会を見つめてきた著者。人と関わる中で、そこにはいつも中華料理があった。北京大学の学食の苦い思い出、ニンニクの葉の回鍋肉、毛沢東の好物「紅焼肉」、広東料理なのに「福建」という名前のついた炒飯、そして東京を中心に広がるガチ中華――。記者としての冷静な視点とエッセイならではの温かな語り口で、中華料理を通じて中国という国を多面的に記録した一冊!