決定版 小栗上野介
隠された悲劇の幕臣
村上泰賢 著
2027年NHK大河ドラマ「逆賊の幕臣」の主人公、小栗上野介忠順。遣米使節として日本人初の世界一周をはたした小栗は、帰国後、横須賀造船所建設、日本初の株式会社、洋式軍隊の整備、鉄道・電信構想など先駆的な政策を手がけ、幕末日本の近代化に奔走した。だが幕府崩壊後、無実の罪で斬られ、歴史の闇へ葬られる──。勝者・明治政府の歴史から消された「もう一つの近代化」とは。世界を見た「最後の幕臣」の構想力と非業の生涯を描き出した決定的評伝。