今日の配本[26/04/15]

ビザンツ皇妃列伝[増補版]
憧れの都に咲いた花

井上浩一 著

ビザンツ帝国1000年の歴史を、政治の転換点に皇帝の妃となった、庶民から王女までの女性たちの人生を通して読む。旧版の8人にこのたび2人加え、4世紀末の古代ローマ帝国東西分裂から15世紀のコンスタンティノープル陥落、帝国滅亡まで、基本的におおよそ100年ごと合計10人で帝国の歴史を描き出すかたちとなった。

今日の配本[26/04/13]

傷ついた身体と都市
「大祖国戦争」の経験と記憶

松本祐生子 著

戦中に870日以上の「包囲」を経験したレニングラード(現サンクト・ペテルブルク)を主たる舞台とし、この街の労働者の身体、レニングラード防衛博物館、そして都市の祝典をとりあげながら、国家の公的な「歴史」からは取りこぼされてしまう人々の「大祖国戦争」に対する「応答」の痕跡を掬いとる試みである。

今日の配本[26/04/06]

ニューエクスプレスプラス ウクライナ語[音声DL版]

中澤英彦 著

ルーシ、コサックなど豊かな歴史を背景に持つヨーロッパの穀倉地帯の誇りある言語を、キリル文字と発音からていねいに学べる1冊。

ニューエクスプレスプラス ラテン語[音声DL版]

岩崎務 著

人類史上初の国際語であり、現代においても西洋の文化の礎となっているラテン語。フランス語・イタリア語・スペイン語などはここから派生し、英語にも多大な影響を与えています。少し難しそうな印象もある言語ですが、日常的な会話文からラテン語の文法を学べる本書は、最初の一歩を踏み出すのに最適です。市場で買い物をしたり、公衆浴場に誘ったり、凱旋式や闘技場のイベントに行ったり、古代ローマの情景が音声付で蘇ります。キケローやウェルギリウスなどのラテン名言集も収録。

わたしの……

いま、あたしの勤務先ではX(旧Twitter)を使ったキャンペーンを行なっています。「思い出の1冊を教えてください」というキャンペーンで、「投稿してくれた方の中から抽選で、弊社HPで使えるギフト券をプレゼント」が贈られるというものです。

というわけで、あたしも想い出の一冊を挙げてみようかなと思いました。さて、何を挙げるべきか。いろいろ考えてみたのですが、やはりこれかな、と思った一冊は語学書です。

それが一枚目の画像、『中国語の入門』です。大学に入学し、第一外国語に選択したのが中国語でした。高校まで外国語は英語にしか触れてこなかったので、右も左もわからず、発音にしろ文法にしろ、日本語とも英語ともまるで異なるので、なかなか苦戦しました。

そこで何か参考書を買わないと、教科書と授業だけでは理解できないと思い、本屋へ探しに行ったのです。そこで見つけたのが本書です。

本屋には多くの参考書が並んでいました。とはいえ、当時は中国語のブームが始まったばかりで、現在ほどの種類はなく、選択肢も限られていました。そんな中、目に留まったのが本書です。

当時のあたしは、つい最近出たばかりの新刊だと思って購入したのですが、いまだに架蔵している本書の奥付を見ますと、刊行から二年もたっていたのですね。それでも、中国語参考書がまだ少なかった当時では新刊の初々しさを感じたものです。

本書は、中国語文法の基礎的なことが非常によくまとまっていて、コンパクトでもあり、当時のあたしには中国語学習の大切な助っ人でした。その後も学習が進むにつれ、参考書を何冊も買いましたが、初級者用に関して言えば、本書を超えるものはなかなか現われませんでした。あまりのお気に入りだったので、裏見返しに載っていた中国白地図を色塗りするくらいでした。それが三枚目の画像です。

2026年3月のご案内

2026年3月に送信した注文書をご案内いたします。3月はいつもより多くのご案内を送信しました。

   

まずは恒例「今月のおすすめ本」です。ついで4月にある「シェイクスピア・デー」関連のご案内。次は、4月に刊行から20年を迎えるペーパーバック版「キャッチャー・イン・ザ・ライ」と「ライ麦」のご案内。そして春に向けて「語学辞典」のご案内です。

   

次に没後80年を迎えるケインズ、没後20年を迎えるガルブレイスというアニバーサリー関係のご案内。さらに米国とイスラエルによるイラン攻撃を受けて関係書籍のご提案。そして、朝日新聞読書欄掲載の予告が出た「ケアする心」です。

   

次に訃報が飛び込んできたハーバーマス関係書籍のご案内。ついで、こちらも恒例「今月のおすすめ本[語学書篇]」です。ついで「孤独と人生」の重版が決まったので「思想の地平線」から売行き良好書のご案内。地方紙を中心に紹介が続いている「マテニ10号」もご案内しました。

   

ついで、ジャック・ロンドンの文庫本の刊行が他社から続いたので、Uブックスのジャック・ロンドンをご案内。次に重版ができたロングセラー「歌詞のサウンドテクスチャー」、そして全米批評家協会賞を受賞した「別れを告げない」のご案内。

  

月末には、シリーズも5点目を刊行した「人文知への扉」から「日本の夜の公共圏」と「ドナルド・キーン わたしの日本語修行」をあらためてご案内。そして新刊の「熊」「権力者を訴追する」をプッシュすべくご案内しました。

偏愛しているそうなんです!

書店回りで見かけたフェアです。今日から始まったそうです。新年度ですからね。

フェアのタイトルは「わたしの偏愛作家」で、その第六弾になるようです。第六弾で取り上げられたのは、あたしの勤務先でもたいへんお世話になっている岸本佐知子さん。

ちなみに、フェアを開催しているのは紀伊國屋書店小田急町田店です。昨秋の『ダンシング・ガールズ』刊行時にも非常に盛り上げていただきました。

こちらが実際に並んでいる、担当の方が選んだ、岸本さんの著訳書です。背中合わせに並んでいる片側は主に文庫本ですね。あたしも読んだことがあったり、まだ読んではいないですが、架蔵しているものが散見されます。

そして、もう一方の側に並んでいるのがこちらの書籍たち。あたしの勤務先から刊行した『わからない』もありました。こちら側は主にエッセイが並んでいるようです。そういう目で眺めると、反対側は翻訳書が並んでいたのですね。

そう言えば、まだ最新エッセイ『あれは何だったんだろう』をまだ買っていませんでした。どうせなら、ここで買ってくればよかったのでしょうが、どうしても営業回りの途次は荷物になるので、よっぽどのことがない限り、本を買うのは避けがちです(爆)。