10代の心を鷲摑み?

営業回りの書店の店頭でこんな冊子が置かれていたので、いただいてきました。「第一回 10代がえらぶ海外文学大賞」の冊子です。

第一回とあるように今年初めて行なわれた文学賞だそうです。2024年に刊行された、10代が主人公の海外文学が大賞なのだそうです。

そう言われてしまうと、あたしの勤務先の作品は10代が主人公の作品、最近は少ないですね。残念ながら、この冊子に載っている22作品に、あたしの勤務先の刊行物は含まれていませんでした。

『スモモの木の啓示』は主人公の少女は10代ですが、2022年刊行の作品です。『房思琪の初恋の楽園』は2024年刊ですが、実は親本の刊行が2019年なので対象にはならずでした。いま売れている『本と歩く人』の主人公の一人は9歳の女の子ですが、2025年の刊行ですから、やはりダメですね。

『歩き娘』は対象内だったかもしれませんが、10代が読むには重い内容だったでしょうか。こうして見ると、なかなかピタッとくるものがないものですね。来年に乞うご期待です。

早く買って読まなくちゃ、と思った次第です

テレビでも盛んに報じられているように、今日は土用の丑の日です。土用は、もちろん土曜ではなく土用で、実は土用は年に四回あるということも、ちょっと調べれば簡単にわかることでしょう。

また土用の丑の日に鰻を食べるという習慣も、江戸時代に平賀源内が考案したキャッチフレーズだということも、諸説あるかもしれませんが、比較的知られたエピソードではないでしょうか。とりあえず鰻は大好きです。

そんな暑さ厳しき今日この頃、書店でこんなフェアを見かけました。買わなきゃ、読まなきゃと思いつつまだ未入手、柴崎友香さんの新刊『帰れない探偵』のファです。東横線学芸大学駅前の今日文堂書店で見かけました。

同店では、四六判宣言やノンフィクションフェア、あたしの勤務先の110周年フェアを開催していただいているのですが、それらとは別のフェアで、ただあたしの勤務先の本が目に付くなあと思ってよくよく見てみたら柴崎のフェアだったというわけです。

店頭では、ご覧のようなチラシを配布されていました。写真ではわかりにくいかも知れませんが、A4判の大きさのチラシです。A3判二つ折りという、こういうチラシではかなり大きなものです。

表紙には「聞き手:講談社文芸第一出版部」とあり、講談社で柴崎さんにインタビュー(?)してまとめたもののようです。内容は柴崎さんによる各書籍に関するコメント、感想、推薦文です。

まずはポール・オースターの作品が三つ取り上げられていて、あたしの勤務先の『鍵のかかった部屋』が載っています。柴崎さん曰く、「初めて読んだオースターの小説は『鍵のかかった部屋』でした」とあります。

その他に、あたしの勤務先の刊行物ではゼーバルトの『移民たち』と『アウステルリッツ』、ジーナ・アポストル『反乱者』が取り上げられていました。また、あたしの勤務先の刊行物ではありませんが、パク・ソルメ『影犬は約束の時間を破らない』、呉明益『自転車泥棒』という、縁のある作家の作品も載っています。

話は戻って土用の丑の日。今日は鰻ではなく、穴子を食べてもよくはないでしょうか。鰻と穴子って煮ていません。ウナギ目アナゴ科ですから、ほとんど鰻と言ってもよいのではないでしょうか。夏バテ防止にスタミナをつけるのに、穴子と鰻でどれくらい栄養価が違うのかは知りませんが。

アジアへのとびら

アジアの本の会という団体をご存じでしょうか。その名のとおり、アジアに関する書籍を出している出版社の集まりです。毎年のように合同のフェアをやっていて、小冊子などもフェアの場で配布されています。

そして、その小冊子の2025年版と言うのでしょうか、こんな冊子が書店の店頭で配布されていたのでいただいてきました。題して「アジアへのとびら」です。

巻頭言に書いてありましたが、アジアの本の会が出来て、昨年で30年だったそうです。なので、本の紹介もありつつ、多くの方に寄稿してもらい、冊子に仕上げているのでしょう。

あたしは学生時代以来、中国学を専門にしていましたので、もちろんアジアにも関心を持っています。ですので、さらに視野を広げてくれる存在としてアジアの本の会のフェアはとても興味深いものです。ちなみに、アジアの本の会の会員社は(創立以来出入りがあったのかは知りませんが、現状では)明石書店、亜紀書房、花伝社、かもがわ出版、現代書館、高文研、春秋社、新泉社、新評論、築地書館、梨の木舎、めこんの12社です。

湘南にて

久美堂本店でのフェアの模様をご紹介しましたが、ジュンク堂書店藤沢店ではあたしの勤務先の創業110周年フェアが開催中です。

一枚目の画像がその様子です。拡材の一つ、特製しおりが早々となくなってしまったそうで、なかなかの注目度です。ありがたいことです。

最終的に書籍の売り上げがどのくらいになるのか、そちらも愉しみですが、まずは来店されたお客様がフェアに注目していただくの第一です。しおりやリーフレットがよく捌けているというのはよいことではないでしょうか。

そんなジュンク堂書店藤沢店ですが、語学書コーナーの一角では、雑誌ふらんすの創刊100周年フェアも同時開催中です。

こちらはふらんすのれんんさくから生まれた書籍を中心としたフェアとなっています。雑誌のふらんすもなんと創刊100年ですから長い歴史のある雑誌ですね。

抽選で当たる読者プレゼントの応募も順調に伸びているようで、神奈川の湘南方面にお住まいの方であれば、同店で購入いただければ応募ができますので、どうぞよろしくお願いいたします。

元祖・三社祭り

少し前にご紹介した、東京町田の久美堂さんの三社祭り。あたしの勤務先と柏書房、筑摩書房の三社によるフェアですが、これは第二弾でして、その前には別の三社のフェアをやっていたのです。

その元祖・三社祭りは、現在久美堂の本店に場所を変えて開催中です。先日訪問してきました。一階のレジ前で大きく展開中です。

この場所のフェアは既に数年を経過して、各社の文庫や新書のフェアが業界でも話題となり、それが定着して、こんどは単行本のフェアがスタートしたというわけです。

この元祖・三社祭りは岩波書店、みすず書房、亜紀書房の三社です。玉川学園店で展開した後、ここ本店で継続しています。

この三社祭りのフェア台の裏側では、同店のフェアの先駆けでもある岩波文庫のフェアが開催中です。今回は岩波文庫だけでなく、岩波現代文庫もたくさん並んでいるのが眼玉です。画像の左下、白いところが現代文庫です。

それにしても、これだけ岩波文庫が並ぶと壮観ですね。

仮に三社祭と呼んでいます

東京の町田市を中心にチェーン展開している書店、久美堂。その一つ、玉川学園店という店舗が小田急線の玉川学園前駅直結のビルの中にあります。

そこで少し前から、筑摩書房、柏書房、そしてあたしの勤務先三社によるフェアが始まりました。同店のレジ前の一等地で展開中です。

各社30点各3冊(あたしの勤務先は一部アイテムは2点)でスタートしたフェアですが、看板とポップでご覧のように棚を飾っています。地元の方だけでなく、玉川学園の先生も立ち寄り、手に取り、お買い上げいただいているとのことです。

そしてあたしの勤務先の部分を少し大きめに撮ったのが二枚目の画像です。上述したように各三冊、やや高額のものは二冊でスタートしているのですが、フェア開始一週間も経っていないのに残り一冊になってしまっているアイテムが複数あります。なんという好スタートでしょう。ありがたいかぎりです。

このペースで売れるなら、途中で補充をした方がよいのでしょうか。そんな気にさせてくれるフェアです。お店の方と相談したいと思います。

ところで今回の三社によるフェア、あたしたちは勝手に「三社祭」と呼んでいます。「さんじゃまつり」ではなく「さんしゃまつり」です。「三社祭@久美堂」と覚えていただければ嬉しいです。

そして、同店が少し前にリニューアルオープンした時に、みすず書房、亜紀書房、岩波書店の三社でスタートしたフェアの第二弾となります。第一弾の三社祭(仮)は玉川学園店で終了後、町田駅前の本店に場所を変えて継続中です。今回始まったあたしたちの第二弾も玉川学園店でしばらく展開した後には本店へ移動して継続予定です。

第三弾の三社祭(仮)も仕込みが始まっているようですので、沿線の皆さま、是非お楽しみに!

フェアをいくつか……

昨日は、先週の関西ツアーで食べたものをご紹介しましたので、本日は各地の書店でやっていただいているフェアをご紹介します。

まずは、フェアではないのですが、京都大学生協ブックセンタールネに貼られていたポスターです。書籍の10パーセントオフが復活したという告知です。大学生協は、この数年、購入時に現金での割引きではなく、ポイント付加という方式が切り替わった店舗が多かったのですが、京大生協は現金割引も出来るようにしたわけですね。卒業が近い学生はポイントでもらっても使い道がないので、これはよい方法ではないかと思います。

続いては、同じく京都。河原町三条にあるMARUZEN京都本店で開催中の《ニューエクスプレス》フェアです。勤務先の編集部員がみずからエクスプレスでフィリピノ語を勉強した体験記、奮闘記をまとめた小冊子を無料配布しています。

このニューエクスプレス、現在はCD付ですが、徐々に音声ダウンロード版に切り替わっているところです。CD付の方がよいという方は切り替わる前に現行版をお求めください。

次は京都から大阪を飛び越えて兵庫、ジュンク堂書店三宮店の110周年フェアです。同店の2階フェアコーナーで大きく展開中です。

同店のフェアは、こちらが用意していたセットではなく、お店独自の選書となっていますので、リーフレット掲載の商品と実際に並んでいる証跡があっていない部分がありますが、その点はご勘弁くださいませ。

他にも、紀伊國屋書店梅田本店、大垣書店イオンモールKYOTO店でも110周年フェアが開催中なのですが、タイミング悪く写真を撮ることができませんでした。悪しからず。

で、これは自社フェアではありませんが、大阪のMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店で晶文社のフェアが開催中でした。文芸コーナーのエンド台です。あたしの勤務先はニワトリですが、晶文社はサイがイメージキャラクター(?)なんですよね。かつてのうちと同じように写実的なサイですが、110年を迎える頃にはぬいぐるみっぽいものに変わっているのでしょうか。愉しみです。

最後に、こちらはおまけ。

四期生版と五期生版を購入した2025年版の乃木坂46壁掛けカレンダー。6月はこの二人、柴田柚菜(四期生)と井上和(五期生)でした。タイミング的には選抜、アンダーそれぞれのセンターという組み合わせになるのでしょうか。

ちなみに、あたしは四期生ではゆんちゃん(柴田柚菜)が推しメンです。もう一度選抜に復帰することを心の底から願っています。歌唱メンとして運営からも認められているとは思うのですが、五期生に歌えるメンバーが多いため、いまひとつ殻を破れないでいますね。舞台とか演技仕事を目指すというのもよいのではないでしょうか。

壮観ですね

またまた、勤務先の創業110周年フェアのご紹介です。本日は、三省堂書店成城店です。

同店は、先日の紀伊國屋書店横浜店とは異なり、こちらであらかじめ用意していたセットでのフェア展開です。多くのお店では、こういうラインナップでフェアが展開されているはずです。商品としおり、それにリーフレットも並んでいる、オーソドックスなフェアの様子です。

実はフェアのリーフレットで紹介している書籍はセットの書目なので、独自選書の書店の場合は、リーフレットで紹介されている書籍が並んでいないこともあります。そこだけご注意いただければと思います。

さて、三省堂書店成城店は文芸棚のエンド台でフェア開催中です。語学書から人文、文芸、芸術とあたしの勤務先のベスト&ロングセラーが勢揃い、こんな本を出してきた出版社なんだということが俯瞰できるラインナップになっています。

フェア、やってます

全国各地の書店で、と言えるほどの店舗数ではありませんが、この連休あたりから創業110周年フェアが始まっています。今月後半や来月開催の書店もあれば、具体的に日取りは未定ですが、夏や秋に開催予定の書店もあります。

そして写真は5月からスタートした紀伊國屋書店横浜店です。多少のスペースが確保できたので、こちらで作ったセットではなく、30数点を選書しました。隣が魔女と魔女狩りのフェアというのが、あたし的にはポイント高めです。

それにしても、今回のフェアは読者プレゼントがあり、その問い合せもいくつかありました。果たしてどの書店のフェアから当選者が出るのでしょうか。宝くじ売り場のように「この売り場から読者プレゼントの当選者が出ました」といったことをお店の方は語れたら面白いなあ、と思っています。

書店を回っていて見かけたものたち

ここ最近の書店回りで見かけたものを少々ご紹介します。

まずはアカデミア港北店。この書店は入ってすぐのところから何本か、新刊や注目書籍を並べた棚が並んでいます。文芸や人文、社会というジャンルごとに棚が並んでいます。

そんな棚の一つ、社会、政治ジャンルの書籍が並んでいる棚に、あたしの勤務先の刊行物を見つけましたので写真に収めました。こうして見ますと、多謝からも似たようなテーマ、近しいテーマの書籍がたくさん出ているものですね。とても参考になります。

続いては啓文堂書店仙川店。

ここでは創業110周年フェアが開催中です。今回のフェアのセットはそれほど大きなものではありませんので、これくらいのスペースでも開催可能です。と言うよりも、カなりゆったりと並べていただいております。ぎゅっとコンパクトにまとめてしまえば、更に小さなスペースでも開催可能ですが、あまり小さくしてしまうと、フェアをやっている感がなくなってしまうかも知れませんね。難しいところです。

他にも独自の選書だったり、もっとアイテム数を多くしたりした、オリジナルのフェアを開催している書店もあります。勤務先の公式SNSで随時発信していますので、是非ご覧ください。