わたしの勤務先?

あたしの勤務先がやっているキャンペーン、「わたしの……」、どれくらいのバズっているのでしょうか? あたしも昨日、中国語の学参について書きました。

そこで本日は、一番最初に買った勤務先の本について書きたいと思います。それが最初の画像です。

何の本かわかるでしょうか、ってタイトルが書いてありますよね。『世界の思想史』上下巻です。あたしが買ったものは函入りのものです。

上巻の奥付を見ますと1984年刊行の第11刷です。初版はあたしが生まれた1967年でした。よく売れていたのですね。

あたしが買ったのは高校生の頃だったと思います。高校生の頃は哲学に興味があり、いろいろな本が欲しくなっていた年頃でした。ただお小遣いは限られていますし、こういう学術的な本はお値段もちょっと高いので、高校生ではとても手が出なかったのを覚えています。

そして下巻の奥付です。1983年の第10刷です。やはり上下巻だと上巻の方がまず売れますよね。でもこの下巻も時期に重版になったのではないでしょうか。初版を見ると上巻と下巻とで刊行に二か月の差があります。当時は上下巻を同時刊行していなかったようです。

さて、あたしがなけなしの小遣いをはたいて本書を買ったのは、上に述べたような哲学に興味があったという理由もありますが、本書には東洋思想にも頁が割かれていたからです。多くの哲学思想史の本が出ていましたが、ほとんどが西洋哲学ばかり、インドや中国は別に中国思想やインド哲学の概論書で扱われていることがほとんどでした。そんな中、本書はインドや中国の思想についても書かれていたので、世界の思想を学ぶにはちょうどよいと思ったのです。

そんな本書に載っていた広告です。当時のあたしは哲学思想に興味があり、心の中では中国思想に興味が湧いていたのですが、西洋哲学にも興味津々で、大学でどちらを専攻しようか悩んでいた時期でした。こういう広告の書目を眺めては、いつか手に入れたいなあ、こういう分野の勉強をしたいなあと思ったものでした。

あたしが入社してからは、時代の流れもあるのでしょうか、勤務先でも哲学思想の刊行は減っていました。個人的には残念だなあと思うものの、こればかりは致し方ありません。ただ、最近になって、新しく《思想の地平線》という新シリーズの刊行が始まり、まだまだ哲学思想ジャンルを諦めたわけではない、そんな気概を感じながら営業活動に勤しんでおります。

それにしても、ルソーやデカルト、ショーペンハウアーにキルケゴールなどの著作集、全集を出していた時代もあったのですよね、それも函入りで。この奥付裏広告に書いてあるような全集をズラリと並べたら壮観でしょうね。

今日の配本[26/04/06]

ニューエクスプレスプラス ウクライナ語[音声DL版]

中澤英彦 著

ルーシ、コサックなど豊かな歴史を背景に持つヨーロッパの穀倉地帯の誇りある言語を、キリル文字と発音からていねいに学べる1冊。

ニューエクスプレスプラス ラテン語[音声DL版]

岩崎務 著

人類史上初の国際語であり、現代においても西洋の文化の礎となっているラテン語。フランス語・イタリア語・スペイン語などはここから派生し、英語にも多大な影響を与えています。少し難しそうな印象もある言語ですが、日常的な会話文からラテン語の文法を学べる本書は、最初の一歩を踏み出すのに最適です。市場で買い物をしたり、公衆浴場に誘ったり、凱旋式や闘技場のイベントに行ったり、古代ローマの情景が音声付で蘇ります。キケローやウェルギリウスなどのラテン名言集も収録。