マテニ10号(上)

マテニ10号(上)

黄晳暎 著/姜信子、趙倫子 訳

韓国現代文学の重鎮であり、毎年ノーベル文学賞候補にあがるほど世界的評価の高い著者が、構想から執筆まで 30 年をかけた集大成となる長篇小説。2024年国際ブッカー賞最終候補作となり、世界中から注目を集めた。世界22か国語で刊行が決まっている 。

2026年2月14日

ケアする心

ケアする心

キム・ユダム 著/小山内園子 訳

祖母の看病をする長男の嫁、育休中の母親、同い年の子をもつママ友、認知症の父を施設に預けている専業主婦の女性など、収録する10篇の主人公はすべて女性。ワンオペ育児や介護など、家族のケアに時間と労力を捧げる人々がケアされない日常の中で、不安、孤独、嫌悪感、愛着と憎しみにまみれながら静かに奮闘し、どんでん返しが待ち受ける――。

2026年2月13日

ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係

ホロコースト後の機能不全
ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係

武井彩佳 著

犠牲と加害の反転はどのようにして進んだか? なぜドイツはイスラエルを批判できないのか? 犠牲と加害の反転はどのようにして進んだか? 『歴史修正主義』(中公新書)で注目された歴史学者が提示するガザ紛争を理解するための新たな視座。

2026年2月10日

短くて恐ろしいフィルの時代

短くて恐ろしいフィルの時代

ジョージ・ソーンダーズ 著/岸本佐知子 訳

脳が地面に転がるたびに熱狂的な演説で民衆を煽る独裁者フィル。国民が6人しかいない小国をめぐる奇想天外かつ爆笑必至の物語。ブッカー賞作家が生みだした大量虐殺にまつわるおとぎ話。

2026年2月8日

まじめが肝心/レイディ・ウィンダミアの扇

まじめが肝心/レイディ・ウィンダミアの扇

ワイルド 著/河合祥一郎 訳

夫の不倫を疑う妻の誕生日の舞踏会に、夫がその相手だと疑われている女性を招待しようとするところでこじれる『レイディ・ウィンダミアの扇』。『まじめが肝心』は、若いアルジャノン・モンクリーフとその友人ジョン・ワージングという二人の仲の良い紳士が互いに牽制しあいながら、それぞれの恋を進展させようとするが……。『まじめが肝心』は「ノーカット四幕の完全版」を、初演・初版時との異同がわかる体裁で本邦初訳。

2026年1月28日

ノーサンガー・アビー

ノーサンガー・アビー

オースティン 著/唐戸信嘉 訳

ゴシック小説に夢中な十七歳のキャサリンは、逗留先のバースで社交界デビューを果たす。舞踏会で知り合ったヘンリー・ティルニーに惹かれ、彼の妹とも懇意になる。親友の兄ジョン・ソープの身勝手な妨害のために、関係が危うくなりもしたが、ついにティルニー家の自宅に招かれることに。そこは小説の舞台さながらの古い元僧院だと聞き、キャサリンの期待はいやがうえにも高まるが……。夢見がちな女子の成長と恋愛を描く。

2026年1月28日

人類学者が教える性の授業

人類学者が教える性の授業

奥野克巳 著

大変身近なことなのに、口にすることがはばかられる「性」の話題。私たちにとって「性」とは一体何なのでしょうか。本書でお話しする《セックスの人類学》では、生物進化と比較文化の2つの視点から「性」を見ていきます。

2026年1月28日

性的であるとはどのようなことか

性的であるとはどのようなことか

難波優輝 著

自治体のポスターに。食品のCMに。公園の裸婦像に。なぜ人は「何が性的か」ですれ違うのか? そもそも「性的」とは何なのだろうか? 私たちは、「性的」なものをめぐって議論するわりには、「性的」というものが何かよく分かっていない。私たちは、こう問うところから始めなければならない。

2026年1月28日

赤く染まる木々

赤く染まる木々

パーシヴァル・エヴェレット 著/上野元美 訳

二〇一九年、ミシシッピ州で白人男性の遺体が発見された。傍らには七十年前に惨殺された黒人少年エメット・ティルに酷似した遺体が。やがて同様の事件が全米で連鎖する。過去への報復か、新たな反乱の幕開けか。アメリカの黒人リンチの歴史に迫る文芸ミステリ。

2026年1月28日

わたしたちの図書館旅団

わたしたちの図書館旅団

ジャネット・スケスリン・チャールズ 著/髙山祥子 訳

第一次世界大戦中、戦場となった村で図書館再建を目指す司書がいた――。『あの図書館の彼女たち』の著者が描く、真摯で勇敢な本を愛する女性たちの物語!

2026年1月26日