史記 中
楚漢篇
田中謙二、一海知義 著
中国古代の正史として二千年以上読み継がれてきた『史記』。中巻では秦の滅亡後に現れた名雄・項羽と劉邦の戦いを描いた「項羽本紀」「高祖本紀」をはじめ、当時の様相がわかる世記・列伝を収録。秦滅亡後の群雄蜂起の時代、二人の名雄による最も白熱した戦いを、原文・訳文・解説で味わい尽くす。二人の英雄の人間としての性格を様々な角度から描きだそうとした司馬遷の目論見を解説した「項羽と劉邦」を巻末に収録。
田中謙二、一海知義 著
中国古代の正史として二千年以上読み継がれてきた『史記』。中巻では秦の滅亡後に現れた名雄・項羽と劉邦の戦いを描いた「項羽本紀」「高祖本紀」をはじめ、当時の様相がわかる世記・列伝を収録。秦滅亡後の群雄蜂起の時代、二人の名雄による最も白熱した戦いを、原文・訳文・解説で味わい尽くす。二人の英雄の人間としての性格を様々な角度から描きだそうとした司馬遷の目論見を解説した「項羽と劉邦」を巻末に収録。
大山祐亮 著
教科書選びから単語暗記まで、なぜ私たちは語学に躓いてしまうのか。スラスラ読めてコツが身につく、「ここまでやればいい」がわかる。100の言語をあやつる若き天才学者による、外国語学習の決定書。
野崎歓 著
AIが高度な翻訳をしてくれる時代に、「それでも人間が翻訳をする」ことの意義はどこにあるのだろう? 私たちは言語とどう向き合うことになるのだろう? フランス文学の名翻訳者が、その営為の本質に迫り、言葉・文学・世界に思索をめぐらせる極上のエッセー。『翻訳教育』(2014年)を改題し、あらたに1章を増補した文庫版。
カルステン・ヘン 著/川東雅樹 訳
本を愛し、書物とともにあることが生きがいの孤独な老書店員が、利発でこましゃくれた九歳の少女と出会い、みずからの閉ざされた世界を破られ、現実世界との新たな接点を取り戻していく物語。
アラン 著/串田孫一、中村雄二郎 訳
抽象思考を重ねるのでなく、日常的な場面の中から幸福への合理的な道筋を見つけだす。デカルトやスピノザの情念論・感情論をふまえて「幸福とは何か」を追究したアラン畢生の名著。
アルンダティ・ロイ 著/パロミタ友美 訳
荒廃した墓場に家を建てて住み始めたヒジュラーのアンジュム。家はやがてゲストハウスとなり、そこでは著者の幻影とも思われるティロー、そのパートナーのムーサーなど、様々な傷を抱えた人々の人生が交錯する……。首都の抗議運動やカシミールでの紛争など、現代インド史の出来事を寓話的に織り交ぜ、凝り固まった世界の周縁で生きる人々の姿を詩情あふれる文章で描く。
ショーペンハウアー 著/藤野寬 訳
『意志と表象としての世界』を著したショーペンハウアー(一七八八―一八六〇)の『余録と補遺』から、生と死をめぐる五篇を収録。人生とは意志=欲望が満たされぬ苦しみの連続であるが、自殺は偽りの解決策として斥ける。皮肉と遊び心に富んだ人生観察家による珠玉の哲学的散文。新訳。
渋井哲也 著
2022年以降、小中高生の自殺者数が3年連続で年間500人を超え、2024年は過去最多となった。大人の自殺者数が減少傾向にあるなか、なぜ子どもの自殺だけが増え続けているのか。虐待、市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)、いじめ、「指導死」。長年にわたり、生きづらさを抱える子ども・若者たちのリアルな声に耳を傾けてきたフリーライターが、その背景を詳細にレポート。こども家庭庁の設立など日本がとってきた政策史もたどり、対策の課題を考察する。いま知るべき現実が詰まった必読の一冊。