ヘーゲル(再)入門

ヘーゲル(再)入門

川瀬和也 著

ヘーゲルと聞いて、「西洋近代哲学を完成する壮大な体系を打ち立てた哲学者」というイメージを抱く向きは多いだろう。しかし、実はこのイメージは専門家の間では過去のものとなっている。では、ヘーゲル哲学とは一体何か。主著『精神現象学』『大論理学』を解読し、日本では受容が遅れている英語圏でのヘーゲル研究の成果を取り入れながら、著者は「流動性」をキーワードに新たなヘーゲル像を提示する。本書は前提知識を要しない入門書であり、同時にあまりの難解さに挫折してきた多くの読者のための(再)入門書である。

2024年12月22日

ブックセラーズ・ダイアリー2 スコットランドの古書店の日々ふたたび

ブックセラーズ・ダイアリー2
スコットランドの古書店の日々ふたたび

ショーン・バイセル 著/阿部将大 訳

スコットランドで「本の町」として知られるウィグタウン。そこで偏屈な店主が営む古書店にやってくるのもまた、変てこな客ばかり。ひょんなことから雇うことになった口の悪いイタリア人スタッフもまた、店主に引けを取らない変わり者。もしかしたらこの町は変わり者と相性がいいのかもしれない。

2024年12月22日

ユーミンの歌声はなぜ心を揺さぶるのか 語り継ぎたい最高の歌い手たち

ユーミンの歌声はなぜ心を揺さぶるのか
語り継ぎたい最高の歌い手たち

武部聡志 著/門間雄介 取材・構成

1970年代から音楽界の第一線でアレンジャー・プロデューサーとして活躍し、日本で一番多くの歌い手と共演した著者が、松任谷由実や吉田拓郎、松田聖子、中森明菜、斉藤由貴、玉置浩二、MISIA、一青窈など、優れた歌い手たちの魅力の本質を解き明かす。

2024年12月21日

スパルタ 古代ギリシアの神話と実像

スパルタ
古代ギリシアの神話と実像

長谷川岳男 著

スパルタは、1000におよぶポリスが乱立する古代ギリシアにおいて軍事大国として君臨し、アテナイ(アテネ)と覇権を争っていた。なぜ長期間にわたって強国を維持することができたのか。賛美者が絶えない「理想の社会」の実像とは――。

2024年12月18日

中国目録学

中国目録学

清水茂 著

書籍を分類整理して解題目録を作る学問・目録学。中国においてそれはいかなる歴史を持つのか。碩学が学問や書物をめぐり縦横に語る。

2024年12月17日

陶淵明

陶淵明

興膳宏 著

悠然たる隠遁生活と真実を希求する熱い魂。「人生の節目」に読みたい、沁みる名詩を味わうコンパクトな一冊。

2024年12月12日

後漢書 列伝[二]

後漢書 列伝[二]

范曄 著/李賢 注/渡邉義浩 訳

大好評「後漢書」シリーズ第6巻は、臣下の伝記を収めた「列伝」の2巻目。初代皇帝の光武帝から、2代・明帝、3代・章帝、4代・和帝までに仕えた、後漢初期の能臣たちの伝記を収める。

2024年12月10日

現代人のための読書入門 本を読むとはどういうことか

現代人のための読書入門
本を読むとはどういうことか

印南敦史 著

「最近の人は本を読まない」というような発言は、それが事実である一方、もうひとつの事実を覆い隠し、歪めてしまう可能性をはらんでいます。つまり否定的な論調は、「程度の差こそあれ、誰でも過去に読書体験はあり、無意識のうちにそこからなにかを学んでいた」という事実を覆い隠してしまうということです。(「はじめに」)「本が売れない」「読書人口の減少」といった文言が飛び交う現代社会で、「読書の原点」を問いなおす。

2024年12月8日

コミック・ヘブンへようこそ

コミック・ヘブンへようこそ

パク・ソリョン 著/渡辺麻土香 訳/チェ・サンホ イラスト

本書に登場するのは今日も何事もなく生きていくために奮闘する、私たちの周りの特別でない人たち。温かい視線とユーモアを交えながらSF、ホラー、コメディまで、韓国文学界の新鋭作家が放つ傑作短編集。

2024年12月8日

帝国で読み解く近現代史

帝国で読み解く近現代史

岡本隆司、君塚直隆 著

果たして「帝国」は悪なのか? そもそも「帝国」とはいかなる存在なのか? 皇帝がいない国でも「帝国主義」を標榜するとはどういうことか―― それぞれ中国史と英国史を専門に、東西の歴史に通ずる2人の研究者が、「帝国」をキーワードに世界の近現代史を捉え直す。今までになかった新しい視点による、近現代から現代までの歴史に流れを読み解く目を養える一冊。対談のため、充実した内容ながら全編にわたってわかりやすく読み進められる。

2024年12月6日