島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略

島津氏
鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略

新名一仁、徳永和喜 著

本書は、鎌倉時代から幕末まで島津家歴代当主の政策に焦点を当て、700年の歴史を紡いできた島津氏の「生存戦略」に迫る。巧みな交渉術、政権との距離感、敗北後の危機回避能力――、隠れた名家・島津氏に学ぶ「外交の神髄」に迫る! 専門家による「島津氏」通史の決定版。

2024年9月24日

アマテラスの正体

アマテラスの正体

関裕二 著

天皇家の祖神、天照大神(アマテラス)は伊勢神宮に祀られている。だが近世以前、歴代天皇がほとんど誰も参拝していないのは、一体なぜなのか。実は、アマテラスは宮中に祀られていたのだが、崇神天皇の時代、もう一柱の神とともに、そこから出された。その神の名は日本大国魂神。これまで注目されなかったこの神に光を当てることで、アマテラスの本当の姿が浮かび上がる――。古代史研究の鬼才が、最大の謎に迫る。

2024年9月22日

大田南畝 江戸に狂歌の花咲かす

大田南畝
江戸に狂歌の花咲かす

小林ふみ子 著

天明期、江戸で狂歌が大流行した。狂歌とは、五七五七七の形式に載せて滑稽な歌を詠む文芸である。ブームの仕掛け人・大田南畝の昂揚感のある狂歌は多くの人を惹きつけ、誰もが気軽に参加できるその狂歌会は流行の発信源となった。楽しい江戸のまちの太鼓持ち「狂歌師」という役どころは、いかにして人びとを魅了したのか。平賀源内や山東京伝にも一目置かれ、蔦屋重三郎の良き助言者であった大田南畝の人物像がわかる決定版。

2024年9月21日

独仏関係史 三度の戦争からEUの中核へ

独仏関係史
三度の戦争からEUの中核へ

川嶋周一 著

ドイツとフランスは、19世紀から20世紀の間に三度も戦争を繰り広げ、不信と憎悪を募らせる関係にあった。しかし、その後の両国は徐々に和解への道を歩み始め、EUへとつながる制度的な基盤も築いていった。なぜ、それは可能だったのか? 本書は、ド・ゴール、アデナウアー、ミッテラン、コール、メルケル、マクロンなどの指導者らの政策や、民間外交の動きを展望。両国の関係を通して、欧州の軌跡と展望を描く。

2024年9月21日

道ならぬ恋の系譜学 近代作家の性愛とタブー

道ならぬ恋の系譜学
近代作家の性愛とタブー

ヨコタ村上孝之 著

近親相姦のタブーは絶対的なものである。一方で、社会・文化的に形成され、時代とともに変化してきた性愛をめぐるグレー・ゾーンがある。「絶対ダメ」の世界に隣接する曖昧な男女の仲は、どのように禁じられ、また許されてきたのか。姪との関係、妻の略奪・譲渡、女中や教え子と……。近代作家の言説や歴史的事件から、さまざまな「道ならぬ恋」の様相を探る。

2024年9月21日

同意

同意

ヴァネッサ・スプリンゴラ 著/内山奈緒美 訳

物語は、V(ヴァネッサ・スプリンゴラ)14歳、G(ガブリエル・マツネフ)49歳から始まる。彼女は、出版社で働いていた母の紹介でGと知り合い、以来Gは、中学校の校門で彼女の下校を待つようになる。「声望のある大人の作家」という幻影は、彼女の判断力を奪い、彼女はGと関係を持つようになった。ただ、この時彼女は14歳であり、フランスの法律が認める性交渉の下限である15歳を下回っていた。Gは確信犯だった。彼女はGのアパルトマンに入り浸り、学校を休みがちになる。Gは彼女を、作家の集まり、映画、芝居に連れ出したが、「私たちの生活の中心はセックスだった」。

2024年9月21日

中国文学の歴史 元明清の白話文学

中国文学の歴史
元明清の白話文学

小松謙 著

エリートではなかった庶民が楽しみのために本を読み、彼らの言葉や暮らしが文字として現れるようになった時代はいつ始まり、どのように続いてきたのか。戯曲・小説の創作が大いに盛んとなった元・明期を中心に、話し言葉で書かれる文学が生まれた金の時代から近代文学の誕生につながる清代までの文学を通観する。

2024年9月21日

レコンキスタ 「スペイン」を生んだ中世800年の戦争と平和

レコンキスタ
「スペイン」を生んだ中世800年の戦争と平和

黒田祐我 著

8世紀の初めにジブラルタル海峡を渡ってイベリア半島さらにフランスにまで勢力を伸ばしたイスラーム。その後はキリスト教徒側が少しずつ押し戻し、1492年のグラナダ陥落でイスラーム勢力を駆逐した。この800年に及ぶ「聖戦」は「レコンキスタ」と呼ばれる。だがキリスト教徒勢力もイスラーム勢力も一枚岩ではなく、戦争と平和、寛容と不寛容、融和と軋轢に彩られていた。レコンキスタの全貌について語る初めての通史。

2024年9月19日

動物城2333

動物城2333

荷午、王小和 著/島田荘司 訳

動物王国の首都・動物城一番の探偵・ブレーメンのもとに、ワニのネロ将軍がやって来た。人類から派遣された大使が殺害されたという。いち早く真犯人を見つけ、正しい手はずで公表しなければ、新たな戦争につながりかねない。ブレーメンはカエルのアグアとともに不可解な事件の調査に乗り出す。

2024年9月18日