哲学史入門Ⅲ 現象学・分析哲学から現代思想まで

哲学史入門Ⅲ
現象学・分析哲学から現代思想まで

谷徹、飯田隆、清家竜介、宮﨑裕助、國分功一郎 著/斎藤哲也 編

日本における哲学研究の第一人者が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第3巻の舞台は、19、20世紀。果たして近代哲学はいかに乗り越えられ、新たな哲学を生み出すことになったのか。フッサール、サルトル、ウィトゲンシュタイン、アドルノ&ホルクハイマー、フーコー、ドゥルーズ、デリダ……。代表的な哲学者、主要哲学ジャンルを網羅するとともに、より良い未来に向けて哲学史を活かしていくための特別章を収載。「聞き書き」によって哲学史の核心と面白さに迫る。ありそうでなかった決定版入門シリーズの完結編。

2024年6月29日

宋美齢秘録 「ドラゴン・レディ」蒋介石夫人の栄光と挫折

宋美齢秘録
「ドラゴン・レディ」蒋介石夫人の栄光と挫折

譚璐美 著

中華民国総統・蒋介石夫人として外交の表舞台に立ち、流暢な英語を駆使して、日本軍の横暴を米国に訴え続けた「宋家の三姉妹」の三女・美齢。独裁的な夫を陰で支え、米国の支援を引き出して対日開戦へと導いた彼女は、国共内戦に敗れて台湾に移り住んで以降、長らく不遇に甘んじることになった。さらに米国移住後、百五歳でニューヨークの豪邸で亡くなる前に、大切にしていた数百着もの高級チャイナドレスを切り刻んで捨てていたという。その背景に何があったのか──。

2024年6月29日

広東語の世界 香港、華南が育んだグローバル中国語

広東語の世界
香港、華南が育んだグローバル中国語

飯田真紀 著

香港人の母語にして華南の共通語である広東語。東南アジア、欧米の華人社会も含め世界で8000万人が話す「中国語」だ。なぜ海外でかくも優勢なのか。北京語とはどう違うのか。謎を解く鍵は日本語にもある。ヤムチャ、チャーシュー、キョンシー、モウマンタイ、ブルース・リー。本書では食や映画を手がかりに、文法・会話、香港社会、華人移民、漢字、十大方言を一望し、広東語の世界を探訪。中国語とは何かを問い直す。

2024年6月20日

フランス 26の街の物語

フランス 26の街の物語

池上英洋 著

フランスは、ワインや洗練された料理で知られる美食の国、高級ブランドに代表されるファッションの国、52の世界遺産をもつ歴史の国として知られ、世界屈指の観光大国でもある。特に首都のパリはヴェルサイユ宮殿やエッフェル塔などで人気だが、フランスの魅力は豊かな個性をもつそれぞれの街にある。本書では、人、芸術、歴史、世界遺産の観点から厳選した26の街を訪ね歩き、フランスの重層性と多面性をこれまでにない視点で綴る。

2024年6月20日

竹林の七賢

竹林の七賢

吉川忠夫 著

儒教の権威が失墜し、政治社会が揺れ動くアナーキーな魏晋時代、自由闊達な思想が炸裂した。詩を詠み、議論を戦わせ、楽器をかき鳴らし、そして心ゆくまで痛飲し、葛藤を抱えながら己の思想を貫こうとした彼ら。権力に睨まれ刑死した者あり、敢えて世俗にまみれた者あり、いずれも激烈に生きたその群像を、シャープな筆致で簡明に描ききる。

2024年6月13日

オブローモフの夢

オブローモフの夢

ゴンチャロフ 著/安岡治子 訳

役所勤めもやめ、怠惰な日々を日々を送る青年貴族オブローモフ。朝、目覚めても起き上がる気力も湧かない彼が微睡むうちに見る夢を綴った「オブローモフの夢」。長編『オブローモフ』完成の十年前に発表され、作品全体の土台となったこの一章を独立させて文庫化した。全編の抄訳付き。行動力ゼロ、気力なし、決断力ゼロ。それでも(だからこそ)ロシアン文学史上ナンバーワンの「愛されキャラ」であるオブローモフとは何者か?

2024年6月13日

出会いはいつも八月

出会いはいつも八月

ガブリエル・ガルシア=マルケス 著/旦敬介 訳

音楽家の優しい夫との間に二人の子宝にも恵まれ、愛にあふれた結婚生活をおくるアナ。だが、アナには誰にも打ち明けられない秘密があった。年に一度、母親が埋葬されているカリブ海の島をおとずれるアナは、現地の男と一晩限りの関係を結ぶことを心待ちにしているのだ。アナが刹那的な関係から、そして男たちから得たものは――。

2024年6月13日

恐竜大陸 中国

恐竜大陸 中国

安田峰俊 著/田中康平 監修

世界一の恐竜大国、その実態。世界の恐竜研究史を塗り替えた羽毛恐竜の化石や琥珀漬けの恐竜の尾「EVA」など、革新的な発見は中国で相次いできた。発見された恐竜の種類も既にアメリカを抜いており、世界一の恐竜大国となっている。日中戦争や文化大革命をはじめとした動乱の影響や盗掘・密売の横行など、一筋縄ではいかぬ国で世紀の発見や研究はどの様に行われたのか。研究の最前線と、それを取り巻く社会の歴史と現状まで、中国恐竜事情を初めて網羅する。

2024年6月8日

アッシリア 人類最古の帝国

アッシリア
人類最古の帝国

山田重郎 著

人類史上最古の帝国、アッシリア。圧倒的な軍事力と洗練された行政システムによって古代西アジア世界の統一を成し遂げたこの国家はいかにして生まれ、なぜその繁栄の絶頂から100年ほどのうちに歴史の表舞台から姿を消したのか。本書では、その起源である都市国家アッシュルの誕生から、領域国家アッシリアの成立、さらにはそれがバビロニアをはじめとする近隣諸国と抗争を繰り返しつつ帝国として花開くまでの1500年にもわたる歴史をたどり、謎に満ちた滅亡の背景に迫る。本邦を代表するアッシリア学者による待望の通史。

2024年6月7日