独裁者の学校

独裁者の学校

エーリヒ・ケストナー 著/酒寄進一 訳

「ところで俺は、替え玉何号なんでしょうか?」 暗殺された大統領の替え玉を養成する「独裁者の学校」。大臣たちは彼らを使い回して権力の座に居座ろうとするが、思わぬ政変が起きる。果たしてその行方は…。ナチ時代を生き抜いたケストナーが痛烈な皮肉で独裁体制のメカニズムを暴く。反骨の作家、渾身の戯曲。

2024年2月24日

パラサイト難婚社会

パラサイト難婚社会

山田昌弘 著

結婚した3組に1組が離婚し、60歳の3分の1がパートナーを持たず、男性の生涯未婚率が3割に届こうとする日本。経済停滞、非正規雇用社会の闇が描く、「難婚社会」の正体と課題を徹底的に問う!

2024年2月24日

台湾有事と日本の危機 習近平の「新型統一戦争」シナリオ

台湾有事と日本の危機
習近平の「新型統一戦争」シナリオ

峯村健司 著

台湾有事の焦点は、アメリカ大統領選挙にある。「第2次トランプ政権」が中国に対して強硬になっても緊張緩和に向かっても、台湾をめぐる現状は崩れ、日本は厳しい情勢に追い込まれる。2024年の「選挙イヤー」は、国際秩序を激変させるだろう。中でも第二次世界大戦後、80年近くにわたり奇跡的に平和を享受してきた日本が、最大の被害国になりかねない。その最大の引き金が、台湾有事なのだ。一切の楽観を排し、軍事マニアの戦争ゲームとも一線を画した、徹頭徹尾「習近平の目線」による驚異のシミュレーション。

2024年2月24日

日本語の秘密

日本語の秘密

川原繁人 著

気鋭の言語学者が「ことばの達人」に出会ったら――。思わず誰かに話したくなる、日本語の魅力とことばの楽しみ方が満載の対談集!

2024年2月24日

ジェンダー史10講

ジェンダー史10講

姫岡とし子 著

暗黙のうちに男性主体で語られてきた歴史は、女性史研究の長年の歩みと「ジェンダー」概念がもたらした認識転換によって、根本的に見直されている。史学史を振り返りつつ、家族・身体・政治・福祉・労働・戦争・植民地といったフィールドで女性史とジェンダー史が歴史の見方をいかに刷新してきたかを論じる、総合的入門書。

2024年2月23日

図解 諸子百家の思想

図解 諸子百家の思想

浅野裕一 著

中国思想が黄金期をむかえた春秋・戦国時代。すぐれた思想家たちが思索を重ね、学派をつくり、互いに論争して理論を磨き上げた。人はいかに生きるべきか。社会や国家はどのようにあるべきか。人間とは、世界とは、論理とはいったい何であるのか――。 儒家、墨家、道家、兵家、法家から、名家、陰陽家まで。絶え間ない戦乱と侵略の時代が生んだ百花繚乱の思想を、第一人者が明快な図解とともに読み解く。現代日本人のための中国思想入門。

2024年2月23日

西遊記 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

西遊記
ビギナーズ・クラシックス 中国の古典

武田雅哉 編

映画やドラマでおなじみの『西遊記』。天竺へ経典を取りに行く玄奘三蔵の旅を題材に、お供の孫悟空・猪八戒・沙悟浄と、それを邪魔する妖怪たちを描く摩訶不思議な物語は、今も老若男女に愛されている。児童文学の印象も強いが、不老不死の食物、女妖怪による罠、聖者への皮肉など、登場人物の欲望や規範にとらわれない痛快さが、その見所でもある。全百回のあらすじと、詩のリズムまで味わえる現代語訳、解説とコラムを収録。

2024年2月23日

中国農村の現在 「14億分の10億」のリアル

中国農村の現在
「14億分の10億」のリアル

田原史起 著

経済発展めざましい中国。だが、取り残された農村部では不満が蓄積しているのではないか? 出稼ぎする「農民工」は虐げられ、「留守児童」は劣悪な環境に置かれているのでは? 1990年代末から中国各地の農村でフィールドワークを重ねてきた著者が実態に迫る。家族の発展を何より重視する精神、末端幹部たちの奮闘、裏金が飛び交う農村選挙、習近平政権が進める都市化の本当の意味――現場で農民と酒を酌み交わして初めて見えてくる実像。

2024年2月23日

物語 北欧の歴史 モデル国家の生成

物語 北欧の歴史
モデル国家の生成

武田龍夫 著

中世においては西ヨーロッパの人々を恐怖に陥れたバイキングとして、現在では高度な福祉を実現させた国家として世に名高い北欧の国々。その歴史は平坦ではなく、隣接する強国ロシアとドイツを交えた度重なる戦争や民族独立運動、緊迫した国際情勢の中での苦難に満ちた中立外交などからなる。本書はデンマーク、スウェーデンを中軸に、両国から分離・独立したノールウェー、フィンランド、アイスランド北欧五カ国の通史である。

2024年2月18日