何年か前から知名度がグンと上がっているとは思いますが、一般にはそれほど知られているわけではない人物が、来年の大河ドラマの主人公です。それは小栗上野介です。
彼を扱った手軽な本も何冊か出ていますし、たぶん年末に向けて更に多くの書籍が刊行されると思いますので、彼がどんな人物であったか、どんなことをしたのか、といったことは一般にも浸透するのではないでしょうか。
そんな小栗上野介ですが、徳川幕府の旗本です。屋敷は神田駿河台にあったそうです。駿河台はあたしの勤務先のすぐ近くです。もちろん屋敷など現在では残っていませんが、看板が建っています。年末からはこの看板を見に来る人も多くなることでしょう。
この看板がある場所は現在ではYWCAになっています。二枚目の画像のように、そんな看板があると思って歩かなければ気づかないような看板です。大河ドラマが始まるわけですから、看板もリニューアルされるのでしょうかね。
この界隈は病院と薬局が多いです。神田はカレーの街と言われることも多いですが、このあたりにはカレー屋はないのではないでしょうか。むしろ大学が多い地区になります。このYWCAのあたりは古本屋街とはちょっと離れているので、本屋もありませんね。
さて、この小栗上野介ですが、幕末の激動の時代を生きたわけです。日本で初めてのフランス語学校を設立したり、駐日フランス公使のロッシュとも関わりがあったそうです。ロッシュの知名度も日本ではそれほど高くはありませんが、あたしの勤務先では『敗北の外交官ロッシュ』という本を出していました。
この本の中に小栗上野介が頻繁に登場します。大河ドラマにロッシュがどれほど重要な役で登場するのか、いまはまだわかりませんが、小栗上野介の生涯を描くのであれば、ロッシュが登場しないわけはないと思います。そこでロッシュに興味を持った視聴者に、「こんな本ありますよ」とご紹介できればと思って今回取り上げてみた次第です。
ただ、残念なことに同書は現在品切れなのです。大河ドラマに向けて復刊リクエストが殺到すると嬉しいのですが。