すぐに読むのか、いずれ読むのか、それはわかりませんが、備忘録代わりに買った本を登録していきます。なので、感想は聞かないでください(汗)。
最近買った本
最近買った本のリスト
アラン 戦争と幸福の哲学

アラン
戦争と幸福の哲学
田中祐理子 著
アランは思想の体系化や理論化を嫌い、具体的なものを目の前にして語り、ノートを毎日持ち歩き、プロポ(哲学断片)を綴り続けた。名著『幸福論』を通じて広く親しまれてきた彼の哲学には、二度の世界大戦が影を落としている。戦争の愚劣さを体験するため、自らすすんで従軍し、危険な前線に立ったアラン。その言葉は、暗い現代を生きる私たちに何を投げかけているだろう。生涯と思想の断片をつなぎ、「考えるとは否と言うこと」というアランの声に〈いま〉耳を傾ける、第一級の評伝。
日陰者ジュード

日陰者ジュード
トマス・ハーディ 著/木村政則 訳
学問の道を志す貧しいジュードは、本を取り寄せて自学しつつ、生活のために石工の見習いとなる。進学の見込みもないうちに、奔放なアラベラと結婚するものの、その関係はすぐに破綻してしまう。そして今度は知的で進歩的な考えを持つ従妹スーに惹かれ、ふたりは同棲を始めるが……。近代人の悲劇的運命を描いたハーディの代表作。
悲劇の誕生 あるいはギリシア精神と悲観論

悲劇の誕生
あるいはギリシア精神と悲観論
ニーチェ 著/浅井真男 訳
悲劇を死に導いたソクラテス以降の理性的、アポロン的なものへと傾いていくヨーロッパを鋭く批判する、ニーチェ哲学の起原。それは、彼の処女作にして「最大の問題作」の一つであった。
史記 下 漢武篇

史記 下
漢武篇
田中謙二、一海知義 著
中国古代の二千年を描き、正史として読み継がれてきた司馬遷『史記』。下巻は二千年の歴史の最後の中心をなした漢の武帝朝の時代を描いた六巻を収録。侵略戦争に起因する統制経済のふかい爪あとを克明に記した経済史である「平準書」、人間の怒りが一族を滅ぼすほどの悲劇を生み出す様を語る「魏其武安侯列伝」、悲劇の将軍李広の運命を熱く書き綴った「李将軍列伝」など、動乱の終わった漢という時代の社会の様相と、そこで生きた人々の運命を紐解く。人名索引付き。