最近買った本

すぐに読むのか、いずれ読むのか、それはわかりませんが、備忘録代わりに買った本を登録していきます。なので、感想は聞かないでください(汗)。

最近買った本のリスト

現代生活独習ノート

現代生活独習ノート

津村記久子 著

入社希望の学生のSNSチェックに疲れ果てた会社員。代々続く母と娘の台所戦争。遅れても許せてしまうことが美点のロバによる配送サービス……。膨大な情報の摂取と判断に疲れてしまった現代人の生活に寄り添うやさしさと、明日を生きるための元気をくれるユーモア満載! 味気ない日々をゆるゆると肯定し、現代人の張りつめた心をゆるめる短編集。

2025年6月14日

わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治

わかりあえないイギリス
反エリートの現代政治

若松邦弘 著

傲慢なエリートは私たち普通の人々の苦しみを分かっていない――中央政府の財政規律やマイノリティのアイデンティティなどをめぐって、既存の左右対立には収まりきらない様々な分断が世界中で生じている。この対立構図はどう生まれてきたのか。議院内閣制のモデルだったイギリスの混乱は、私たちにとって他人事ではない。

2025年6月11日

天才作戦家マンシュタイン 「ドイツ国防軍最高の頭脳」――その限界

天才作戦家マンシュタイン
「ドイツ国防軍最高の頭脳」――その限界

大木毅 著

戦略・作戦・戦術。戦争の三階層において、上位次元の劣勢を下位から覆すことはほぼ不可能だが、マンシュタインはそれを果たした。彼はドイツ国防軍最高の頭脳と称され、連合軍からも恐れられた。だが、その栄光には陰影がつきまとっている。ナチの戦争犯罪を黙認したのではないか、と。ロンメル、グデーリアン同様、日本では独ソ戦「英雄」の研究は遅れていた。天才の全貌を描く、最新学説による一級の評伝。

2025年6月10日

盲目の梟

盲目の梟

サーデク・ヘダーヤト 著/中村公則 訳

ペルシア語文学史上に現われた「モダニズムの騎士」による、狂気と厭世に満ちた代表作を含む中短篇集。ドストエフスキーやカフカ、ポーなどの西欧文学と、仏教のニルヴァーナ、イランの神秘主義といった東洋思想とが融合した瞠目すべき表題作と、さまざまな傾向をもつ九つの短篇に加え、紀行文『エスファハーンは世界の半分』を収める。

2025年6月10日