神聖ローマ帝国全皇帝伝
菊池良生 著
神聖ローマ帝国歴代皇帝、前代未聞の54人全員集合!初代オットー大帝からフランツ2世までの1000年にわたる歴史を一挙概観。
田中謙二、一海知義 著
中国古代の正史として二千年以上読み継がれてきた『史記』。中巻では秦の滅亡後に現れた名雄・項羽と劉邦の戦いを描いた「項羽本紀」「高祖本紀」をはじめ、当時の様相がわかる世記・列伝を収録。秦滅亡後の群雄蜂起の時代、二人の名雄による最も白熱した戦いを、原文・訳文・解説で味わい尽くす。二人の英雄の人間としての性格を様々な角度から描きだそうとした司馬遷の目論見を解説した「項羽と劉邦」を巻末に収録。
大山祐亮 著
教科書選びから単語暗記まで、なぜ私たちは語学に躓いてしまうのか。スラスラ読めてコツが身につく、「ここまでやればいい」がわかる。100の言語をあやつる若き天才学者による、外国語学習の決定書。
野崎歓 著
AIが高度な翻訳をしてくれる時代に、「それでも人間が翻訳をする」ことの意義はどこにあるのだろう? 私たちは言語とどう向き合うことになるのだろう? フランス文学の名翻訳者が、その営為の本質に迫り、言葉・文学・世界に思索をめぐらせる極上のエッセー。『翻訳教育』(2014年)を改題し、あらたに1章を増補した文庫版。
カルステン・ヘン 著/川東雅樹 訳
本を愛し、書物とともにあることが生きがいの孤独な老書店員が、利発でこましゃくれた九歳の少女と出会い、みずからの閉ざされた世界を破られ、現実世界との新たな接点を取り戻していく物語。
アラン 著/串田孫一、中村雄二郎 訳
抽象思考を重ねるのでなく、日常的な場面の中から幸福への合理的な道筋を見つけだす。デカルトやスピノザの情念論・感情論をふまえて「幸福とは何か」を追究したアラン畢生の名著。
アルンダティ・ロイ 著/パロミタ友美 訳
荒廃した墓場に家を建てて住み始めたヒジュラーのアンジュム。家はやがてゲストハウスとなり、そこでは著者の幻影とも思われるティロー、そのパートナーのムーサーなど、様々な傷を抱えた人々の人生が交錯する……。首都の抗議運動やカシミールでの紛争など、現代インド史の出来事を寓話的に織り交ぜ、凝り固まった世界の周縁で生きる人々の姿を詩情あふれる文章で描く。