この世界の問い方
普遍的な正義と資本主義の行方
大澤真幸 著
ロシアのウクライナ侵攻、中国の海洋進出……。権威主義体制であるロシア、中国の挑戦を受ける西欧諸国。経済でも中国の権威主義的資本主義のほうが優勢に見える。このまま、自由・平等という普遍的価値は損なわれるのか? MMT、BI、コモンズの可能性とは? そして、流動化する世界のなかで、日本はどう生きてゆくか。
大澤真幸 著
ロシアのウクライナ侵攻、中国の海洋進出……。権威主義体制であるロシア、中国の挑戦を受ける西欧諸国。経済でも中国の権威主義的資本主義のほうが優勢に見える。このまま、自由・平等という普遍的価値は損なわれるのか? MMT、BI、コモンズの可能性とは? そして、流動化する世界のなかで、日本はどう生きてゆくか。
張之洞 著/深澤一幸 訳
19世紀後半から20世紀初頭の中国・清朝の洋務派を代表する張之洞が著した学問指南書。当時の科挙受験者の必携の書ともされ、現代中国においても評価が高い書物を翻訳。
鈴木貫太郎 著
「そういうもの」として丸暗記した定理、数式。あれって結局なんだったんだ? 微分、積分、三角関数…… 正直ムズイ、でも読めばスッキリ! 「そういうことだったのか!」となる一冊です。
大澤真幸 著
ウクライナ戦争とガザ戦争、欧州での右派政党の躍進、そして共振するトランプとプーチン。トランプとプーチンはたまたま同時代に共存しているのではない。彼らの同時代性には理由がある。「ウクライナ(ヨーロッパ)vsロシア」の対立において、トランプは、外交政策的にではなく精神的にプーチンの側にいる──。西洋の一員であるアメリカでなぜこのような反転が起きるのか? 資本主義と民主主義の関係、西洋近代の欺瞞から深層を解き明かす「実践・社会学講義」第2弾。
戸谷洋志 著
「それってあなたの感想ですよね?」「嘘つくのやめてもらってもいいですか?」――。論破芸、エビデンス至上主義、ポスト・トゥルース……時として明らかな事実誤認や思い込みに、なぜ現代社会は翻弄されてしまうのか。その脅威に対して、どのように抵抗すべきなのか。ソーシャルメディアによって、対立が先鋭化・過激化するなか、論破がもたらす詭弁の“落とし穴”を考察するとともに、コミュニケーションの深層、持続可能な議論のあり方を、気鋭の哲学者が模索する。
チベット史正木晃 著
7世紀の中央アジアに誕生した軍事国家の吐蕃王国。インドから仏教がもたらされるとチベット仏教が成立し、宗教指導者が政治権力を持つようになる。その中で生まれたのが、独自の理論にもとづいて権力を継承する「転生活仏制度」だった。チベットの歴史は、その宗教を理解していなければ語れない。最初の統一国家誕生から、ダライ・ラマ14世インド亡命までの1400年を、チベット密教研究の第一人者がひも解く、通史の決定版。
竹田青嗣、苫野一徳 著
戦争や経済格差など、現代社会の様々な難題に直面する今こそ、哲学である。表面的な思考ではなく、問題を根っこから引き抜き解決する哲学の思考法を、師弟による初の対談を通して伝授する。
田中謙二、一海知義 著
古代中国の正史として二千年以上読み継がれてきた司馬遷『史記』。動乱の世を死に物狂いで生きた人々の姿を克明に描いたこの書は歴史を綴るに留まらぬ人間探究の書であり、「人はいかに生きるべきか」という根源的な問いが示されている。上巻は「晋世家」や「伍子胥列伝」「刺客列伝」など春秋戦国時代を描いたなかでも物語性の高い六巻をとりあげる。原文を追いつつ、躍動感に満ちた名訳と充実の解説で史記の世界を味わい尽くす。巻末の「『史記』における人間描写」では司馬遷の人間描写の巧みさを解説。
大石尚子 著
イタリア料理は味わいのみならず、多様性が魅力。地域の風土・歴史に根ざした食材や伝統料理法が受け継がれているのだ。著者は南・北・中央・島々をめぐり、ポベラッチャ(貧乏食)の知恵を足と舌で探る。 またアグリツーリズムや有機農業、スローフード運動など、地域再生のソーシャル・イノベーションにも注目。人口減少が進む日本の地方にとって、有益なヒントが満載。写真多数。
岡本隆司 著
史記、漢書、三国志、後漢書……元史、明史。中国では、前王朝の歴史を次の王朝が国家をあげて編纂することが多かった。これらは「正史」とされ、統べて二十四史と呼ぶ。中国史の根本史料であり、ここから歴史が記されてきた。 本書は、正史の起源から現代まで、各書の特徴や意義、歴史を追う。さらに、日本の史書との差異や、清史をめぐる中華民国と中華人民共和国の編纂方針の対立など、時の政治の影響を受けた問題を記す。