ひとつ以上の言語

ひとつ以上の言語

バルバラ・カッサン 著/西山雄二、山根佑斗 訳

著者カッサンは言う。「ふたつの言語を話すことで、とても深刻な錯覚に陥ることを避けることができる」。ひとつの言語しかない、自分たちが話す言語しかないと想像できなければ、世界は「凄まじい分裂」に陥る。言語は人間そのものでもある。そしてすべてのひとは「母語」を持ち、それが広がっていくことによって、他の言語と交わり、世界が広がっていく。複数の言語を知ること――それは、複数の手段を持ち合わせていることでもある。複数の言語とは複数の世界であり、世界へと開かれる複数の方法でもあるのだ。

2025年3月24日

半生の絆

半生の絆

張愛玲 著/濱田麻矢 訳

中国で魯迅と並んで評価される、伝説の作家の代表作を新訳・文庫で刊行。一生ぶん続くことは叶わなかった、男女の恋の運命をめぐる傑作。

2025年3月24日

古典を生きる 吉川幸次郎対話集

古典を生きる 吉川幸次郎対話集

吉川幸次郎 著

論語、杜甫の詩、史記など、中国古典が千年の歳月を超えて読み継がれるのは、そこにいまも変わらない「人間の本質」が描かれているからだ。中国古典の魅力と奥深さを日本に紹介してきた中国文学の泰斗が、文学、民族学、物理学など様々な分野の識者と闊達に語り合った6編を収めた。中国という存在から、日本は何を学び、どう関わってきたのか。古典を読み、愛し、古典と共に生きた先哲たちの肉声がいま蘇る。解説・齋藤希史。

2025年3月24日

風俗嬢のその後

風俗嬢のその後

坂爪真吾 著

性風俗で働くことには、昼の世界よりも圧倒的に高額な報酬を手にすることができる可能性がある反面、ストーカー被害や性感染症、社会的な信用といった面での大きなリスクが伴う。彼女たちはなぜ性風俗産業で働きはじめ、どのようにして卒業したのか。実際の体験談から脱がずに生きる方法を模索する。

2025年3月20日