プルードン

プルードン

エドゥアール・ジュールダン 著/伊多波宗周 訳

本書は、彼の主著のみならず、多作だったそのテクストをふんだんに盛り込み、しかも、社会思想家としての側面だけでなく、哲学者としての側面にも踏み込んで、思想の全体像を明らかにする。今世紀を代表するプルードン研究者であり、フランスにおけるアナーキズムの代表的理論家である著者エドゥアール・ジュールダンによる、待望の一冊。

2024年10月28日

ピアノを尋ねて

ピアノを尋ねて

クオ・チャンシェン 著/倉本知明 訳

天賦の才能を持ちながらピアニストの夢破れた調律師のわたしと、再婚した若い音楽家の妻に先立たれた初老の実業家。中古ピアノ販売の起業を目指してニューヨークを訪れたふたりが求めていたものとは――。作中にシューベルト、リヒテル、グールド、ラフマニノフといった巨匠の孤独が語られ、「聴覚小説」とも評された台湾のベストセラー。

2024年10月27日

哲学者たちのワンダーランド[改版] デカルト・スピノザ・ホッブズ・ライプニッツ

哲学者たちのワンダーランド[改版]
デカルト・スピノザ・ホッブズ・ライプニッツ

上野修 著

申し訳ないが、十七世紀は私のお気に入りなのである。とりわけ、デカルト、スピノザ、ホッブズ、ライプニッツ。これだけスケールの大きい哲学者がどっと輩出する時代というのはそうざらにはない。あの時代、哲学は今よりずいぶん無頼であったような気がする。

2024年10月27日

フィフティ・ピープル[新版]

フィフティ・ピープル[新版]

チョン・セラン 著/斎藤真理子 訳

多くの読者に愛され、読み継がれてきた韓国文学の必読の名作が、細部にさらなる磨きをかけて再登場。50人の登場人物が、あやとりのようにすれ違い、重なりあい、結び合う。一度読んだ人も、初めましての人も。読めばだれかと話したくなる、悲しくて、おかしくて、痛くて、愛おしい物語。

2024年10月26日

翻訳をジェンダーする

翻訳をジェンダーする

古川弘子 著

翻訳小説の女性達は原文以上に「女らしい」言葉で訳されていることがあります。翻訳と社会とわたし達の密接な関係を読みとき、性差別をなくすための翻訳、社会に抗する翻訳の可能性を探る一冊。

2024年10月25日

ほんのささやかなこと

ほんのささやかなこと

クレア・キーガン 著/鴻巣友季子 訳

1985年、アイルランドの小さな町。寒さが厳しくなり石炭の販売に忙しいビル・ファーロングは、町が見て見ぬふりをしていた女子修道院の〝秘密″を目撃し――優しく静謐な文体で多くの読者に愛される現代アイルランド文学の旗手が贈る、史実に基づいた傑作中篇。

2024年10月23日

女たちの平安後期 紫式部から源平までの200年

女たちの平安後期
紫式部から源平までの200年

榎村寛之 著

平安後期、天皇を超える絶対権力者として上皇が院制をしいた。また、院を支える中級貴族、源氏や平家などの軍事貴族、乳母たちも権力を持ちはじめ、権力の乱立が起こった。そして、院に権力を分けられた巨大な存在の女院が誕生する。彼女たちの莫大な財産は源平合戦の混乱のきっかけを作り、ついに武士の世へと時代が移って行く。紫式部が『源氏物語』の中で予言し、中宮彰子が行き着いた女院権力とは? 「女人入眼の日本国(政治の決定権は女にある)」とまで言わしめた、優雅でたくましい女性たちの謎が、いま明かされる。

2024年10月19日

蔦屋重三郎

蔦屋重三郎

鈴木俊幸 著

江戸時代を代表する稀代の名プロデューサー(仕掛け人)、蔦屋重三郎という人物にフォーカスするとともに、吉原の町の本屋だった彼がなぜ大成功をおさめたのか、そして蔦重がもたらした文化的な影響を軸として「蔦重」をわかりやすく解説する一冊。

2024年10月19日

部首の誕生 漢字がうつす古代中国

部首の誕生
漢字がうつす古代中国

落合淳思 著

「虹」はなぜ「虫」がつくのか、「零」はなぜ「雨」なのか……身近な部首の起源を探ると、古代中国の景色が見えてくる! 現在使われる214部首のうち約8割が誕生していた、中国史上最古の王朝・殷。当時の甲骨文字から、西周の金文・秦の篆書・中世の楷書へと、漢字は中国王朝史と共に変化を遂げてきた。甲骨文字研究の第一人者が、漢字の部首の成立の過程を辿り、文化、社会、自然観との関係性を解きほぐす。

2024年10月19日

立命館がすごい

立命館がすごい

西山昭彦 著

少子化で大学経営は困難な時代を迎え、定員割れの私立大学は半分を超えている。だが、そのなかでも伸び続けている大学がある。日本大学、早稲田大学に続き学生数第3位の立命館大学だ。国家公務員総合職試験合格者数でも東大、京大に続き第3位。「他の国立大学、早慶は追い越されたのか。いったい何が起きているのか」。内外への取材と分析で疑問を解き明かす。

2024年10月19日