春、出逢い

春、出逢い

宮田愛萌 著

東京都立櫓門高等学校文芸部・二年生で部長の吉徳紅乃は、先輩の木虎礼登と部員集めに奔走していた。顧問の先生の提案から短歌初心者が多い中、八月に開催される短歌甲子園出場を目指すことに。瑞々しく等身大の言葉で競い合う、作家・宮田愛萌が描く高校生たちの熱き青春譚。物語を彩る、宮田愛萌さんによるオリジナル短歌を約六十首収録。初回限定 特製短歌しおりをランダム封入(全五種)

2024年9月11日

危険なトランスガールのおしゃべりメモワール

危険なトランスガールのおしゃべりメモワール

カイ・チェン・トム 著/野中モモ 訳

カンフーの達人で、病的な嘘つきのあたしは、生まれ育った町と家族から逃げ出した。誰かが描いた物語に、閉じ込められないために。行き着いた「奇跡通り」では、面倒を見てくれるディーヴァ、不思議な力を持つ魔女、鼻もちならない「お姫様」ら、様々なトランスたちに会う。やがて、殺されたトランスジェンダー女性たちの仇を討つことを使命とするガールギャングに入り、ストリートで暴れまわる。待ち受ける数々の困難を前に、彼女は新しい家族を守り、痛みを癒し、自分の中にある真実を見つけることができるのだろうか? エマ・ワトソンのブッククラブの課題図書となり話題を呼んだ小説、ついに邦訳。

2024年9月10日

言語学バーリ・トゥード Round 2

言語学バーリ・トゥード Round 2

川添愛 著

レイザーラモンRGの「あるあるネタ」はどうしておもしろいのか。「飾りじゃないのよ涙は」という倒置はなぜ印象的なのか。猪木の名言から「接頭辞BLUES」まで縦横無尽に飛び回りながら、日常にある言語学のトピックを拾い出す。抱腹絶倒の言語学的総合格闘技、Round 2スタート!

2024年9月10日

フルトラッキング・プリンセサイザ

フルトラッキング・プリンセサイザ

池谷和浩 著

映像や3DCGを扱う制作プロダクションに勤めるうつヰの一日は長い。今夜バスタオルで体を拭くのを忘れないようメモするアプリケーションには何が最適か。部長の言うユーキューは「有給」なのか「有休」なのか?仕事を終えると「プリンセサイザ」にログインする。京王線沿線の各駅に配置された王女たちと、仮想空間システムを渡り歩けるソーシャルVRの中で交流するのだ。選考会で激賞された第5回ことばと新人賞受賞作「フルトラッキング・プリンセサイザ」ほか、一年後をつづった「メンブレン・プロンプタ」、うつヰの学生時代を描いた「チェンジインボイス」を収録。

2024年9月1日

14歳〈フォーティーン〉 満州開拓村からの帰還

14歳〈フォーティーン〉
満州開拓村からの帰還

澤地久枝 著

「昭和」を見つめ、一貫して戦争や国家を問うてきた著者の原点となったのは、一九四五年、十四歳での敗戦体験だった。家族と渡った満州・吉林。敗戦後の難民生活は一年に及ぶ。「棄民」ともいうべき壮絶な日々、そして一家での日本への引き揚げ……。十四歳という多感な少女が軍国少女となり、日に日に戦争に巻き込まれていく様を、自身の記憶と膨大な資料から丁寧に回顧し綴る。

2024年9月1日

眼下は昏い京王線です

眼下は昏い京王線です

芦花公園 著

大学生の琴葉は、飲み会の後にお持ち帰りされそうになっていたところを助けてくれたシマくんにひとめぼれする。すげないシマくんに振り向いてもらうため、彼が傾倒している「本当に障る話」の調査を手伝う琴葉だが、どうやら琴葉は霊や怪異を寄せる体質らしく、いつも命の危険があるような危険な目に遭ってしまう。その度に大いに反省し、もうやめようと思うのだが、シマくんの素晴らしく良い声で誘われるとどうしても誘いを断ることが出来ないのだった――。ホラー小説界最注目の才能が放つ新感覚のエモーショナル・ホラー!

2024年8月28日

犬々ワンダーランド2

犬々ワンダーランド2

まんきつ 著

人が苦手な保護犬のポテト。誰にでも懐く黒柴の銀。対照的な二匹との生活は、大変で、でも楽しくて、かけがえのない幸せな時間だった。それなのに――。

2024年8月28日

改訂新版 東京 わざわざ行きたい 街の本屋さん

改訂新版 東京 わざわざ行きたい 街の本屋さん

和氣正幸 著

2017年6月に発売した『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』(GB刊)では東京にある個性的な書店を130軒紹介し、ありがたいことにとても好評いただきました。それから7年ほど経ち、残念ながら閉店してしまった書店もある一方、小規模ながら個性あふれる「独立書店」の数はここ数年で増加しています。本書では、新しくオープンした書店など80軒以上を盛り込んで東京周辺の素敵な本屋さんを紹介しています。

2024年8月27日

なぜ地方女子は東大を目指さないのか

なぜ地方女子は東大を目指さないのか

江森百花、川崎莉音 著

首都圏以外に暮らす女子高生は偏差値の高い大学への進学にメリットを感じにくい傾向にある。東京大学の学生団体がそのような調査結果を2023年5月に公表し、大きな話題を呼んだ。調査で判明したのは、地方で暮らす女子高生は資格取得を重視する傾向があり、自己評価が男子高生や首都圏の高校生よりも低く、浪人を避ける安全志向が強いことだった。さらに、保護者も男子と比較して女子には難関大に進むことや都市部へ行くことを望まず、周囲にも見本となるロールモデルが少ない。こうした背景から進学格差がどのように生まれるのか。どうすればこの現状は変えられるのか。

2024年8月26日