定番のお薦め

本日の朝日新聞夕刊です。

出口治明さんが『ハドリアヌス帝の回想』を取り上げてくださいました。

出口さんがこれまでに何度も、この書籍を紹介してくださったり、さまざまな場で取り上げてくださっています。本当にありがたいことです。かつて紹介いただいたときには、「無人島に何か一冊だけ本を持って行くとしたら『ハドリアヌス帝の回想』だ」と答えていたのが個人的には印象に残っています。

マンガ? 漫画? コミック?

昨日の朝日新聞夕刊です。ちくま文庫が取り上げられていました。

ちくま文庫というと、ちくま学芸文庫もそうですが、非常に硬派な文庫レーベルというイメージがあります。それは恐らく筑摩書房という出版社のイメージから来るのだと思いますが、そのイメージが裏切られることはありません。

が、今回の紙面に登場したのはマンガです。コミックと呼ぶべきなのでしょうか?

いや、そもそも筑摩書房ってコミック出していましたっけ? という疑問がまず先に浮かびます。しかし、そこは筑摩書房、ちくま文庫です。単なるコミックではなく、クールジャパンのキラーコンテンツとしてのマンガを文化誌の一分野として位置づけた作品になっているわけです。だからこそ、朝日新聞が取り上げているわけですね。

それにしても、マンガが市民権を得たからなのか、他社の文庫でもコミック版的なものを時々見かけます。「マンガ文庫」を名乗っているレーベルもあったはずです。学習マンガなんて、形容矛盾を起こしているのではないかという気さえします(爆)。本当にあたしが子供のころとは隔世の感です。

本来、マンガって、買ったり読んだりするのを親から禁止されるようなものでしたよね。それでもコソコソと読む(別にエッチなものでなくとも)のが子供時代の醍醐味でした。いつの間にか、そんな子どもたちが成長し、大人になってもマンガから卒業できなくて、大人になってもマンガを読み続けるようになったから、大人向けのマンガも流行しているのでしょうね。一方で、そういう大人が大人向けにマンガを出せる社会的立場になった面もありますが。

最後の日々

今宵のNHK教育テレビ、という言い方では通じなかったですね。年もバレそうです。はお、いまはEテレと言うのでした。

そのEテレで今晩放送される「ドキュランドへようこそ」のエピソードは「マリー・アントワネット 最後の日々」です。となると読みたくなるのは『王妃に別れをつげて』ではないでしょうか? タイトルの「王妃」とはもちろんマリー・アントワネットのことです。

また今宵の番組は内容紹介によると

1793年の秋、恐怖政治の嵐が吹き荒れるフランス。ロベスピエールが実権を握る革命政府は、戦争や貧困にあえぐ大衆の不満をなだめようとマリー・アントワネットを裁判にかける。検察官によって意図的に選ばれた陪審員、でたらめな証言、最小限の弁護、幼い王太子までも巻き込んだおぞましい告発…。死刑ありきの仕組まれた裁判において、被告人アントワネットは、威厳に満ちた王妃としての姿を人々の目に焼き付ける。

という内容のようです。そうなると『ロベスピエール』なんかもちょっと繙きたくなるのではないでしょうか?

うちでも出しています

朝日新聞第一面の「折々のことば」です。今日登場しているのは『パンセ』です。

『パンセ』は多くの翻訳がありますが、最後の訳者の名前を見ると、今回は「中公文庫」版ではないかと思われます。この手の古典作品ですと「岩波文庫」版が使われることが多いのかなと思いましたが、違いましたね。

ちなみに、あたしの勤務先からも『パンセ』は出しておりまして、文庫ではなく単行本なのですが、実はよく売れています。ロングセラーです。年間で売り上げ順位を出してみると、毎年しっかり上位に食い込む人気商品です。

この機会に、改めて手に取って見るのは如何でしょうか?

天声人語、です

今朝の朝日新聞一面「天声人語」にジンメルの社会学が引かれています。

 

同書の邦訳は、恐らくあたしの勤務先から出ている『社会学(上)』『社会学(下)』の上下本だけだと思います。

ちょっと大部ではありますが、ご興味を持たれた方、是非どうぞ。

書籍も刊行になります

朝日新聞の夕刊です。

舞台の情報が載っているのですが、無料配信ということで、ちょっと気になる方も多いのではないでしょうか?

この舞台、書籍版も刊行になります。既にウェブサイトには情報が載っていますが、『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』です。7月の刊行ですので、あと一か月ほどお待ちください。

舞台の配信に関する情報はチェルフィッチュのウェブサイトをご覧ください。

第二弾と言いますか…

本日の朝日新聞読書欄で、新刊『英語原典で読む現代経済学』が紹介されました。同書の目次を簡単にご紹介すると

第1章 E・H・カー/第2章 フリードリヒ・A・ハイエク/第3章 カール・ポランニー/第4章 シュンペーター/第5章 サムエルソン/第6章 フリードマン/第7章 ガルブレイス/第8章 知識人と社会主義/第9章 シュンペーターの民主主義論/第10章 ニュー・エコノミックスと古き良き時代/応用編 経済英文の読み方(1) サムエルソン=ノードハウス/応用編 経済英文の読み方(2) ハイルブローナー=ガルブレイス

という構成です。「現代」とは謳っていても、変化の激しい経済学の世界では「現代」も常に過去になっているのでしょうが……

記事中にもありますように、本書は既刊『英語原典で読む経済学史』の続編的な作品です。こちらの目次は

第1章 アダム・スミス/第2章 デイヴィッド・リカード/第3章 ジョン・スチュアート・ミル/第4章 限界革命/第5章 アルフレッド・マーシャル/第6章 ケインズ革命前夜/第7章 ケインズ

です。いずれもタイトルどおり、それぞれの経済学者の主要著作の原文を英日対訳で掲載しています。原文で味わいたい方、でも原書を読むのはちょっとしんどい、という方にお薦めです。

第三回かしら?

昨日の朝日新聞夕刊です。

あたしの勤務先の編集者が登場している「編集者をつくった本」のコーナー、今回が三回目でしょうかね?

今回はますます文章が世界観に入っていってしまっているような……、当人を知っている人には面白く読める記事です。本人が直接語っている口ぶりが目に耳に浮かんできます。

さて、これは全三回なのでしょうか? あるいは今月いっぱい、つまりもう一回くらいあるのでしょうか?