無事に終わりますように

今日で8月も終わり、とはいえ、既に学校が始まっている地域もあるみたいですね。このダイアリーでも何度か言及している、あたしの姪っ子、甥っ子たちは、実は既に二学期が始まっています。

土曜日が休みだから、カリキュラムをこなすには、長期休暇を削らないとならないのでしょうか? あたしが子供のころは土曜日も学校があったので、週休二日制の小学校、中学校というのがイメージできませんが、今の子供にはそれがデフォルトなんでしょうか?

さて、そんな8月の最終日、乃木坂46の真夏の全国ツアーも最終日です。3年ぶり帰ってきた神宮球場での、東京公演三日間のラストです。

最終日なので、最後の最後にサプライズ発表があるのか、ないのか、ファンの間でもよそうに花が咲いています。真夏や飛鳥、絢音ちゃんといった一期生、二期生の卒業発表はないでしょう。少なくとも、既に卒業を発表しているひなちまとまあやの卒業が済むまでは、たとえ既に決まっていたとしても発表はされないでしょう。

その他で考えられるサプライズは、考えられると言うよりもファンの期待なんだと思いますが、5期生のプリンシパルとか、5期生ライブでしょうか? 確か新4期生もプリンシパルは未経験ですから、混ぜてしまってもよいかと思いますが、期別のファンからすると、ここで混ぜるのは許せないのでしょうか?

アンダーライブが東京と大阪で開催されるのが発表されているので、アンダーに合流していない5期生の単独ライブというのは可能性が高いと思います。ただアンダーと5期生、どちらの方が大きな会場でやるのか、どちらの方がチケットが取りづらいのか、ファンの間で変な競争意識が生まれそうです。マウントを取り合うのではなく、相乗効果を期待したいところです。

あたし自身は、ライブではなく、ドラマや舞台などを期待しています。なにはともあれ、軽症とはいえ、掛橋沙耶香の事故がありましたので、まずは何事もなく、全員無事にライブを終えることを願っています。

好きというのはRockfieldだぜ!

昨日から乃木坂46の神宮ライブが始まりましたね。今日と明日と三日間です。ライブには一度も参戦したことはありませんが、そんなあたしでも、ようやく帰ってきたなあという感慨はありますから、メンバーの思いはひとしおでしょう。

残念なのは、コロナや体調不良で出演できないメンバーが出てしまったことと、昨晩のライブで岡山の奇跡・掛橋沙耶香がステージから転落してケガを負ってしまったことです。掛橋のケガは幸いにも軽症とのことですが、今日と明日は休演だそうです。本人も悔しいでしょう。

そんな本日、近所のセブンイレブンに、予約しておいた乃木坂46のニューシングル「好きというのはロックだぜ!」が届いていたので、受け取ってきました。

Blu-rayが付属するType-AからType-Dと通常盤、全部で5種類です。Type-AからType-Dには生写真が付いてくるのですが、佐藤楓、中西アルノ、遠藤さくら、岩本蓮加の四名の写真が封入されていました。まあまあのメンツではないでしょうか?

今回のシングルでは、収録曲のMVは、公式YouTubeチャンネルでの公開・配信のみとなり、今回の付属Blu-rayには収録されておりません。そのぶん過去のライブ映像が特典としてBlu-rayに収録されています。

過去のライブ映像は、のぎ動画で見られるものもあるのでしょうか? ただ、のぎ動画は有料サイトですから、誰もが気軽にというわけにもいかないでしょう。もちろん今回のCDだって有料ではありますが、どちらの方がハードルが低いのでしょうか?

あと、今回のBlu-rayには新加入の五期生全員の個人PVが収録されました。かつての乃木坂46には伊藤万理華という個人PVの女王が存在していましたが、五期生からそんな風に呼ばれるメンバーが現われるのでしょうか。予告編がYouTubeで公開されていますが、ようやく完全版を見ることができるようになりました。非常に楽しみです。

今日の配本(22/08/29)

キューバ・ミサイル危機(上)
広島・長崎から核戦争の瀬戸際へ1945-62

マーティン・J・シャーウィン 著/三浦元博 訳

1962年10月のキューバ・ミサイル危機は、核戦争(最終戦争)が一触即発で起きかねない13日間だった。本書はその「一触」が、実はほんの偶然の積み重ねで回避されていたことを明らかにした大作だ。米国の国家安全保障会議、国防総省、統合参謀本部の会議録、関係者の個人メモ、回想録、解禁されたソ連共産党幹部会の議事録など、豊富な史料を網羅して、米ソ両政権の内部とカリブ海の現場で何が起きていたかを立体的に描き出し、手に汗握る日々が展開される。

ジャック・デリダ講義録 生死

ジャック・デリダ 著/吉松覚、亀井大輔、小川歩人、松田智裕、佐藤朋子 訳

生死をめぐる「差延」の論理! 性的差異、自伝、二重拘束、補綴、隠喩……デリダ的な圧巻のテーマが語られてゆく、驚くべき講義録。

天工開物

平凡社ライブラリーの『天工開物』を落手しました。中国史を専攻していれば必ず聞いたことのある書籍です。内容紹介を引用しますと

穀物・衣服・染色から製塩・製紙・醸造・兵器に至るまで、あらゆる産業を網羅した中国明代の百科全書。長い歴史のなかで培われてきた知恵と技術を120余点の挿図とともに詳述。

というもので、図版が売りの古典と言えばまずは『三才図会』を思い出すと思いますが、『天工開物』はより生活に密着したものです。

ところで、この『天工開物』は平凡社の東洋文庫で出ていました。ただ、どういうわけか、あたしはそちらを購入していなかったもので、今回ようやく手に入れた次第です。

なんで、買っていなかったのかと考えますと、原書を持っていたから、というのが大きな理由かもしれません。それが左の写真です。中国から刊行されたリプリント、いわゆる影印本というものです。

これは『天工開物』だけでなく、右の写真のように、図版がメインの古典をいくつか集めて一つの叢書としたものでした。上海古籍出版社から出ていたのですね。

三礼図、聖蹟図、列仙全伝などのタイトルが見えると思います。こういう図版がふんだんに入っている書籍は見ているだけで楽しいものです。

ところで上に名前を出した『三才図会』がこのシリーズ全4巻には見当たりませんが、さすがにこれだけ有名な古典になりますと、単独で影印本が刊行されていまして、もちろん、あたしはそれも架蔵しております。『三才図会』はそれだけで全3巻になります。それも同じく、上海古籍出版社から刊行されていたものです。

2022年8月28日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

辞書の話の続きを少々

先日、学生時の英和辞典について、このダイアリーに書きました。

曰く、持って帰るのが面倒なので、同じ辞典の卓上版を自宅用に購入した。曰く、学校指定、先生推薦の辞典は買わない、使わない。

ところで、先日書いたのはあくまで英和辞典の話です。あたしは大学時代に中国思想を専攻していたので、漢和辞典をよく使っていました。そして漢和辞典となると、学校指定の辞典は買わない、といった話ではなくなります。まあ、大学の専門課程ですから、学校指定の辞典なんてありませんけど。

大学でも語学の場合は先生推薦の辞典というのがあるようです。あたしが社会人になったころは、諸外国語の辞典も各社が競って作っていた時代で、勤務先の主力であるフランス語の辞典も主に次の三つの辞典がしのぎを削っていました。

すなわち『ディコ仏和辞典』『クラウン仏和辞典』『プチ・ロワイヤル仏和辞典』の三つです。先生の多くは、「この三つの中のどれかを買いなさい」といった比較的緩い推薦の仕方をするので(三つの辞典の編著者別ですが)、われわれ営業が大学内の書店に自社の仏和辞典をしっかり置いてもらえるように努力をしていたのです。

一般教養でフランス語を選択した学生であれば、確かにこの三つのうちのどれか一つを購入すれば事足りるでしょう。でも、フランス語、フランス文学専攻生であれば、三つとも購入するのが常識ではないかと、あたしなどは思っていました。だって、辞書は引き比べることに意味があるわけですから。

というわけで、上述の漢和辞典です。あたしは中国思想の専攻生でしたから、漢和辞典を何種類も持っていました。もちろん日本語誇る漢和辞典である大週間書店の『大漢和辞典』も架蔵していました。また学生時代に中国で刊行された『漢語大字典』(全8巻)、『漢語大詞典』(全12巻)も架蔵しています。

その他にも、日本で刊行されている中型の漢和辞典、現在では10種類ほどを持っております。そんなに持っていて全部使うの、と聞かれると、やはり日常的によく使うのは一つか二つに絞られます。

ただ、辞書を引いてもいまひとつ納得しなかったときに他の辞書に当たってみるのです。また辞典それぞれに創意工夫がこらされた付録も、いろいろな辞典を買う楽しみでもあります。どんな付録が付いているかで編者のセンスがわかるというものです。

2022年8月27日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

パリ入城!

8月26日はドゴールのパリ入城の日なのだそうです。

第二次世界大戦で、フランスって意外とあっさりとドイツに降伏してしまったんですよね。だからこそレジスタンス側も必死になったのかもしれません。

そんなフランス側が、自国からドイツを駆逐するために奮闘し、史上最大の作戦を経てようやくパリを取り戻し、この8月26日にパリでドゴールによるパレードが行なわれたわけです。

パリ解放を主導した救国の英雄ドゴールについて知りたい方には、『シャルル・ドゴール伝(上)』『シャルル・ドゴール伝(下)』をお薦めいたします。A5判の巨冊ですが、ドゴールについて知るには、外せない一冊、いや上下本なので二冊です。

上で「救国の英雄」と書きましたが、ドゴールのフランスにおける評価ってどんなものなのか、個人的には非常に興味があります。毀誉褒貶、かなり振れ幅が大きな人物ですよね。だからこそ本書は、膨大なの資料に基づいて執筆された、中立で客観的なドゴール伝になっているようです。

ところで、パリ解放は1944年の8月19日から25日にかけて行なわれた戦闘ですが、そんなパリ解放をメインに扱っているのが『パリ解放1944-49』です。

タイトルからもわかるとおり、解放戦争だけでなく、その後のパリの復興、戦後の歩みも網羅した一冊です。

その解放に沸くパリで重要な舞台となったのがノートルダムです。2019年に焼け落ちてしまいましたが、パリの歴史を見つめてきた大事な建築であり、場所です。

そのノートルダムについて詳しく知りたい方には、『ノートルダム フランスの魂』が最適でしょう。なぜ「フランスの魂」と呼ばれるのか、きっとわかると思います。

11月1日ではなくて?

Googleのトップページ知ったのですが、本日8月26日は犬の日なんですね。正確に言うと「世界犬の日 National Dog Day」と言って、アメリカで制定されたようです。

日本ですと「ワン、ワン、ワン」の語呂合わせで11月1日が犬の日ですけど、世界に目を向けるといろいろと違うものが見えてきます。ということで、あたしの勤務先の刊行物から犬に関するものをいくつかご紹介します。

まずは中国の作家、閻連科の『年月日』です。飢饉に苦しむ農村を舞台に、村人も去ってしまった村でおじいさんと目の見えない痩せ犬が必死のサバイバルを繰り広げる物語、犬好きなら涙がちょちょ切れること必死の作品です。

続いてはガラッと変わって『フラッシュ 或る伝記』、ヴァージニア・ウルフの作品です。こちらは犬種がわかっていまして、コッカー・スパニエルです。このコッカー・スパニエルのラッシュの目を通して見た世界が描かれます。

公式サイトの紹介文にもあるように、「犬好きによって書かれた本というより、むしろ犬になりたいと思う人によって書かれた本」というのがまさしくピッタリな小品です。

以上の二点は新書サイズの白水Uブックスの海外文学でしたが、次に紹介する『神は死んだ』は単行本、《エクス・リブリス》の一冊です。短篇集なので、すべてが犬にかかわる作品ではありませんが、犬にかかわる作品はかなり異色です。

神(砂漠で野垂れ死んだキリスト)の肉を食べたために知能が発達した犬が登場します。そんな犬への取材を試みたのが「神を食べた犬へのインタビュー」という一篇です。キリスト教世界では「神が死んだ」というインパクト、そしてその肉を犬に食われてしまったという衝撃がかなり話題になったのではないでしょうか? この邦訳もよく売れました。

最後に、ノンフィクションを二点ご紹介します。

まずは『愛犬たちが見たリヒャルト・ワーグナー』です。あのワーグナーが犬好きだったというのは、ワーグナーのファンであれば周知のことなのでしょうか? あたしは不勉強で知りませんでした。

本書はワーグナーの評伝ではありますが、そのワーグナーの愛犬の目を通して見たという設定が秀逸です。上掲の『フラッシュ』と読み比べてみるのも面白かもしれません。

最後は、現在品切れではありますが、『戦禍のアフガニスタンを犬と歩く』です。タリバン政権崩壊直後の冬のアフガニスタンを犬と共に踏破したノンフィクションです。アフガニスタンの現状、人々の暮らし、戦火の爪痕など、アフガンの混乱状態が見て取れます。

こうしてみますと、犬というのは楽しいときも辛いときも、人間のそばに寄り添ってくれているのだなあと実感します。それが犬の宿命なのでしょうか?

なお「犬」ではありませんが、あたしの勤務先からは「オオカミ」に関する本も数多く出しております。ご興味のある方はそちらも是非手に取ってみてください。