大仏ホテルの幽霊
カン・ファギル 著/小山内園子 訳
1950年代、朝鮮戦争の傷痕が残る西洋式「大仏ホテル」で幽霊に導かれるように4人の男女の人生が交錯する。韓国社会の“恨”を描くゴシックスリラー。
韓流と言っても、K-POPのことではありません。音楽番組に出演してパフォーマンスする韓流グループの楽曲くらいは眺めますが、坂道グループ好きのあたしとしては特にK-POPには惹かれません。ですので、ここで言う韓流とは韓国文学のことです。明日、《エクル・リブリス》の新刊が配本になります。
韓国の作家カン・ファギルの作品です。《エクス・リブリス》では既に『大丈夫な人』が刊行されていますので、本作が二作目になります。それが『大仏ホテルの幽霊』です。
この作品、今年あたしが読んだ海外文学の中でも五本、否、三本指に入るのではないかと思える面白さでした。その点については既にこのダイアリーに書きましたので贅言はしませんが、たぶん多くの方が読み始めたら止まらなくなると思います。特に『大丈夫な人』と繋がるところがあるので、『大丈夫な人』を読んでいる方ならなおさらだと思います。
さて、カン・ファギルは、これはあたしの勤務先からではありませんが、『別の人』という作品も邦訳が刊行されています。こちらもとてもよいという感想を知り合いから聞いているので、読んでみたいと思います。
『古代ギリシアの日常生活 生活文化から食生活、医療、仕事、軍事治安まで』です。この手の書籍では定評のある原書房の刊行物です。
あたしが気になったのはそのタイトルで、「あれっ、同じタイトルの本があたしの勤務先からも出ていなかったかしら?」とおもったのです。サブタイトルや原著者が異なっても、もちろん出版社も異なっていますが、同じタイトルの本があるのは書店現場でいたずらに混乱を招くだけですので、ちょっとだけタイトルを変えるというのはよくあることですが、この場合は全く同じではないだろうかと思ったのです。
でも調べてみたら違いました。あたしの勤務先から刊行されていたのは『古代ローマの日常生活』というタイトルで、なおかつ文庫クセジュという新書判の一冊でした。
古代ギリシアと古代ローマ、確かに「ギリシア・ローマ」と一括りにされることが多いので、勘違いしたりするのも致し方ないところでしょう。まあ、専門家やこの時代がお好きな方からすれば、「全然違うよ! ごっちゃにするな!」と叱られそうですが、世間一般のイメージとしては似たような印象を持っている人が多いのではないでしょうか。
原書房からは『古代ローマの日常生活 24の仕事と生活でたどる1日』という書籍が刊行されているではないですか! しかも『古代ローマの日常生活2 社会のしくみから食生活、娯楽、信仰まで、生きていくための100のポイント』まで刊行されているのです。むしろこちらの方が、あたしの勤務先の文庫クセジュと間違えられそうです。
とはいえ、あたしの記憶にある限り、電話やファクスでこの両社を取り違えて注文してきたことは今まで一度もありません。間違えたので返品したいという依頼も受けた覚えがありません。案外こちらが思うよりも、読者の方、書店の方、いずれもしっかりと調べ確認した上で注文してくれているのだなあと思います。もちろん、本当に好きな人であれば、両方買ってしまうという方も多いのだと思いますが。
JFKと聞いて、アメリカ大統領ケネディを思い出せる人って、今の日本人だとどれくらいいるのでしょうか。一定年齢以上であれば社会常識なのかも知れませんが、若者だと知らない人も多いのではないでしょうか。
それとも、現在の中学や高校の社会科教科書には、ケネディの政治と彼が暗殺されたことが載っているのでしょうか。だとしたら、むしろ大人よりも正確に、詳しく知っているのかもしれません。時代としては、そろそろ教科書に載ってもよい年代だと思いますが、どうなのでしょうか。
そんなケネディの暗殺から、今日でちょうど60年なのだそうです。あたしはもちろん生まれていませんが、映像はテレビで何度も見ています。聞くところによると、日本のテレビの初めての衛星中継で飛び込んできたのがケネディのパレードだったそうで、そのパレードでケネディは暗殺されたはずです。あまりにも衝撃的な衛星中継になってしまいましたね。
され、ケネディの評伝や暗殺について書かれた本は日本でも数え切れないほど出ていると思います。翻訳もあれば、日本人が調べて書いたものもあると思いますが、そんな中、あたしの勤務先も『JFK(上)』『JFK(下)』という巨冊を刊行しています。ところが本書はそのサブタイトルに「1917-1956」とあるように、ケネディの晩年は扱っていません。ケネディ評伝の前半の翻訳本なのです。いずれ暗殺までを描いた後半もあたしの勤務先から刊行されるのだろうと思います。乞うご期待。
昨日の続きです。
社内ネットワークの件ですが、Wi-Fiでは相変わらず繋がりませんが、有線LANで接続すると社内ネットワークに繋がります。プリンター(複合機)ドライバも、ネットワーク上でプリンターを見つけられたので、問題なくインストールできました。
しかし、LANケーブルを外してしまうと、ネットワークに入れなくなりません。もちろんケーブルの抜き差しで設定をいじったわけではないので、たぶんちょっとした設定で解決できるのだと思いますが、今日の段階では未解決のママです。
あと、これはパソコン自体の仕様なのか、自宅からリモートで繋ぐために再起動にして蓋をして会社を後にするのですが、自宅からリモート接続しようとすると、オフラインになっています。これまで使っていた(いまも使っている)勤務先のノートPCは再起動にして蓋を閉じてもオンラインのママです。
蓋を閉じても電源が落ちないように、というのは設定のところで何やらチェックすればよいはずで、それを試みたのですが、やはりダメです。たぶん何か設定が間違っているのでしょう。これも明日、再度挑戦してみます。
先日来このダイアリーでも取り上げている、勤務先のノートPCのHDD問題。空き容量が少なくて、日常業務にも支障が出ているという件です。
その後、自腹でノートPCを購入しました。そして、ここしばらく自宅で必要なアプリのインストールや環境設定を整え、本日、勤務先に持参しました。これで勤務先のマイデスクには二台のノートPCが鎮座することになりました。
勤務先に持って行って、社内の無線LANに繋げば、自動的に社内ネットワークに入れるものと思い込んでいたのですが、なぜか社内のネットワークには入れません。インターネットは出来ているので、パスワードなどが間違っているわけではなさそうです。これは明日、また勤務先で試行錯誤してみます。
それとモニターです。
ノートPCの画面は小さいので、やはり効率が悪く、勤務先では24インチくらいのモニターを据えて、そこにノートPCの画面を出力しています。そのモニターのHDMI端子が一つしかないのです。あたしはてっきり二つはあるものだと思っていたので、今回勤務先に持ち込んだノートPCも取り付けて、HDMIを切替ながら作業をしようと考えていたのです。
しかし、端子が一つではそれも叶いません。VGAの端子があるので、HDMIをVGAに変換して接続するという方法がありますが、さてどうしましょう?
ガイブン、海外文学は苦手という人、意外と多いですよね。あたしも決して読む方ではなかったですし、得意と言えるわけではなかったのですが、仕事柄、とにかくいろいろと、手当たり次第に読むようになって、それなりに慣れてきましたし、面白く感じるようになってきました。
自社から出ているガイブンもある程度読んでいて、どれもそれぞれよさがありますので、書店営業の時にはできるだけそれをアピールするようにしています。それでも読み慣れていない人には取っ付きづらいかなあという作品もあれば、ガイブンと構えることなく読める作品もあります。誰が読んでも面白い作品もあれば、読者を選びそうな作品もあります。
そんな中、まもなく配本になる《エクス・リブリス》の新刊が『大仏ホテルの幽霊』です。著者はカン・ファギル、韓国の作品です。読み始めたのですが、もう半分ほど読み終えましたが、ぐいぐい引き込まれます。いまのところ韓国の文化や歴史を知らないと理解できないようなところはなく、どんどん読み進めることができる作品です。これはヒットしそうです、。
ところでタイトルにもある大仏ホテル、仁川にかつて存在したという設定なので面白半分で検索してみたら、実際にあったホテルなんですね。「日本人が建てた韓国初の西欧式ホテル、なぜ市民団体が復元反対」というネットの記事を見つけました。この小説の中でも大仏ホテルは日本人が建てたことになっていましたが、そのあたりのストーリーはほぼ史実なのですね。その後、中華楼というレストランになったことも小説に書かれています。
「韓国近代史とともに歩んだホテル」というネットの記事にも、同じように大仏ホテルの来歴が書かれています。前者には当時の大仏ホテルの写真が掲載されているので、本作を読まれる方は眺めてみるのもよいのではないでしょうか。もちろん『大仏ホテルの幽霊』を読みながら、自分なりの大仏ホテルをイメージするのも、小説の楽しみ方ですから無理強いするつもりはありません。
また、とうの昔に大仏ホテルは取り壊されていますが、仁川には大仏ホテル展示館という施設がオープンしているようです。ハングルが読めないのですが、こちらがウェブサイトのようです。
あたしがスカパー!と契約して何年になるでしょう。自宅のインターネット回線を光にしたころに加入したと思うので、十年くらいになるのでしょうか。
スカパー!のチューナーはレンタルで、これまではTZ-WR4KPという機種を使っていました。実はこれも二代目で、コロナの真っ最中、2020年の11月に映らなくなり、新しいものに交換しているのです。その時はTZ-WR4KPからTZ-WR4KPへと、全く同じ機種での交換でした。ですから、この機種をトータルで何年使っているのか、もうわからないくらい長い付き合いで、本体もリモコンも操作方法になれてしまっていました。
ところが、このTZ-WR4KPがまたおかしくなりました。電源は入るのですが、画面には何も映りません。本体のディスプレイに本来であれば選んでいる局の番号が表示されるのに、何も表示されません。本体のリセットを試みましたが状況に変化はありません。電源ケーブルを抜いて、しばらくしてからまた差し込むということも試みましたが、やはりダメでした。
最終手段というか、これしか解決方法がないわけですが、スカパー!のサポートへ連絡しました。状況を説明すると、まずは修理業者を訪問させ状況を判断してもらう、とのこと。電話をして数日後には来てもらえました。
業者さんが来て、操作してみても状況は変わらずです。数日経ったからって直っていたらサポートは要りませんよね。で、業者さんは持参した新しいチューナーとの交換をしてくれました。レンタルなので、特に料金が発生することもなければ、月々のレンタル料が上がるわけでもありません。
その新しいチューナーというのがPT-WH800Aという機種になります。これまで使っていたTZ-WR4KPは既にレンタル終了機種になっていて、こちらになるのだそうです。だいたいの使い勝手は同じなのですが、インターフェースが多少変わっています。番組の予約の仕方もちょっと変わりました。リモコンの操作手順が若干違います。
週末の晩はちょっと日本酒を嗜むことがあります。真冬でももっぱら冷酒で、燗をして飲む酒はほとんど買うことはありません。
このところめっきり冷え込んできましたから熱燗が旨い、という方も多いのでしょうが、あたしはやはり冷酒がよいです。そして、これまでは新潟の酒を飲むことが多かったのですが、この数年、新潟以外の酒にも手を伸ばしていましたが、久しぶりに新潟の酒を飲んでみました。
越乃景虎です。景虎ですから上杉謙信、となれば上越の酒かと思いきや、長岡の酒なんですね。今宵、賞味します。
さて、そんな週末に中公新書の新刊を落手しました。今月の新刊が何冊出たのか知りませんが、あたしはこの三点、『山縣有朋』『日蓮』『物語江南の歴史』です。
中公新書って、このところ中国史に力を入れているのでしょうか。かなり頻繁に中国史を扱った新刊が出ていますよね。どれもよく書けていて、もちろん読んでも面白いものばかりです。もう少したまってくれば、中公新書の中国史を揃えてフェアができそうな勢いです。