京みやげ

少し時間がたってしまいましたが、京阪神ツアーの時に手に入れたおみやげをご紹介します。記憶が正しければ、どちらも京都大学生協の店頭で手に入れた小冊子です。

まず左は《京大的作家の在学時の愛読書》というフェアの冊子。さすが京都大学、まだまだほんの一部でしょうけれど、これだけの作家を輩出しているのですね。表紙には綾辻行人さんの名前が見えますが、冊子を広げると両面に25名のおすすめ作品が並んでいます。残念ながら、あたしの勤務先の刊行物は一冊も選ばれていませんでしたが、それよりも25名の方が選んだ書籍は一冊も読んだことがなかったのが我ながら衝撃でした。この「選書フェア製作委員会」ってどんな方たちなのでしょう。

写真右は慶應義塾大学出版会さんのフェアのようです。《レポート・研究に役立つ! アカデミック・スキルズ》なんていかにも大学生協向きなフェアですね。フェア(選書)の内容は「学ぶ」「考える」「調べる」「読む」「書く」「聞く」「話す」「撮る」に分かれていて、「書く」には番外編として「Write」というのもあります。英語で書く技術などを扱った書籍が紹介されています。

最後の「撮る」は動画製作や映像編集など、いまどきのカテゴリーですね。あたしが学生の頃には予想もできなかった分野です。また紹介されている書籍には初級から上級まで、難易度を示すマークも付いていて、どれから手に取ればよいのかわかるようになっています。

司馬遼太郎超え?

乃木坂46の四期生、早川聖来が卒業を発表しました。先日の演出家の暴言を告発したことと関係があるのでしょうか? ファンの間では、責任をとって辞めさせられたかのような言説も見えますが、むしろ辞めることを先に決めていたから勇気をもって告発できたのではないかとも思います。

ところで、その乃木坂46の公式ライバル、「僕青」こと「僕が見たかった青空」ですが、やはりネットでも日向坂46とイメージがかぶるのではないかという声が聞かれますね。楽曲を聴いてみないとなんとも言えませんが、青空がグループイメージなら確かにかぶると思います。さすがにスタッフにしろ、プロデューターの秋元康にしろ、そんな間抜けなことはしないと思いますけどね。

で、その僕青なんですが、あたしは司馬遼太郎を思い出しました。乃木坂46の公式ライバルですから、当然乃木坂46を超えて行かないとならないわけです。坂を乗り越えてその先に青空が見える、なんとなく『坂の上の雲』が思い出されます。雲ではなく、雲が漂うより大きな青空がグループ名ですから、ある意味、司馬遼太郎の「坂の上の雲」を超えているかも知れません。

かなり牽強附会、強引なこじつけですが、こういう連想をした人って世間には一人、二人いるのではないかと思うのですが、いかがでしょう。