既視感だらけ?

乃木坂46の次のシングル発売が発表されました。いつもであれば、発売日でだけが決まっていて、たぶん秋元康の詞が出来上がってこないから「タイトル未定」となるところですが、今回は「歩道橋」というタイトルが発表されています。これは最近ではなかったことではないでしょうか。

そして「歩道橋」と聞くと、もう反射的に台湾作品の大ヒット作、『歩道橋の魔術師』を思い出してしまいます。《エクス・リブリス》所収の呉明益作品で、現在は河出文庫で刊行されています。

恐らく、秋元康はこの作品のことなどまるっきり知らないと思いますので、『歩道橋の魔術師』の作品世界とはまるで異なる新曲になるのでしょう。まあ、この作品に寄せたアイドルソングって想像しづらいので、当然ですが、全く関係ないものとして待つことにしましょう(笑)。

ところで、ニューシングル発売を知らせる公式YouTubeのサムネですが、これもなんか、どこかで見た記憶があるのです。もちろん乃木坂46関連のものではありません。考えていたら思い出しました。

あたしの勤務先から刊行した『毒最初の料理人』のカバーです。それこそ、乃木坂46どころか、アイドルとは全く関係ない書籍の装丁が、なんとなく似ているなあと感じられるのです。

乃木坂46の新曲のサムネを見たときに、どこかで見た覚えがあると思ったのは、職場で散々目にしたこの本だったのです。いかがでしょう。似ていると言えば似ているし、似てないと言われれば似ていない、でも色使いはよく似ていますよね。ただ、それだけのことなのですが、連想が働いてしまいました。

さて、こんどの新曲、選抜メンバーは誰が選ばれるのでしょうか。そして選抜メンバーの人数は何人になるのでしょう。アンダーとのバランスを考えても、また歌番組に出たときの視認性を考えても、選抜は16名程度に絞った方がよいと思うのですよね、あたしは。

2024年10月のご案内

2024年10月に送信した注文書をご案内いたします。

   

今月も最初は「今月のおすすめ本」です。続いては、クレア・キーガンの新刊が早川書房から刊行されるので『青い野を歩く』のご案内です。そして、朝日新聞で紹介されて以来、注文が伸びている『台湾鉄道』はこれからの時季、クリスマスプレゼントにもピッタリです。そして毎年この時季の大イベント、ノーベル文学賞は韓国のハン・ガンさんが受賞しましたので『別れを告げない』と『回復する人間』をご案内しました。

   

10月も後半に入って、まずは「今月のおすすめ本[語学書篇]」です。そして、刊行前から予約が殺到していた『まいにちふれるタイ語手帳』が重版になりました。また、ノーベル平和賞に関連して『核兵器禁止条約』のご案内、そして、これもこの時季の定番、『クリスマスの文化史』のご案内です。

ハロウィン、ハロウィーン、ハローウィーン?

先月末のハロウィン。あたしはちょうど大阪の梅田にいたのですが、街が仮装で賑わっているという印象は受けませんでした。渋谷と同じように自粛ムードがあったのでしょうか。

さて、乃木坂46のメンバーのブログにもハロウィンの仮装の写真が多数上がっています。「この仮装はどうなのか? 似合っているの?」と思わないでもないような子もいますが、全体としてはやはりカワイイですね。

しかし、一枚目の写真の、乃木坂46五期生、五百城茉央のブログ、赤ずきんに扮しているのは理解できますが、横に書かれている英文のスペル、間違っていますよね。「HELLOWEEN」ではなく、正しくは「HALLOWEEN」のはずです。「Hello」では「こんにちは」になってしまうはずです。まあ、初歩的なミスでしょう。カワイイから許します。

話は変わって、本日の朝日新聞夕刊。今年、ノーベル文学賞を受賞したハン・ガンさんに関する記事が載っていました。

ハン・ガンさんは、いまのところインタビューなどを受けていませんので、訳者の齋藤真理子さんをはじめとして、ハン・ガンさんと交流のある人のインタビューなどが目に付きます。果たして、ハン・ガンさんご自身は、12月の授賞式に登場し、何を語るのでしょうか。

話は戻ってハロウィンですが、前にも書いたように、あたしが子供のころにはハロウィンというイベントはありませんでした。少なくとも、ここ数年のような若者が仮装をして街に繰り出すようなイベントとしては存在していませんでした。

そして、これも前に書いたと思うのですが、あたしはハロウィンという言葉を知ったのは、あのホラー映画「ハロウィン」を通じてでした。テレビで放映されたのを見たので、アメリカにおけるハロウィンという行事も知りませんし、もちろん映画を通じてもわかりませんでしたし、とにかく「怖いことが起こる日」という印象しか残りませんでした。

戦利品2024秋

10月30日から11月1日の二泊三日で関西へ行って来ました。もちろん、仕事です。最後の最後に雨に降られましたが、秋雨前線が活発なこの季節に、天気はよかった方だと思います。昼間はちょっと暑かったくらいです。

さて、そんな関西ツアー。何度も行っているので、勤務先にも自宅にもお土産を買うことはありませんが、自分のためにこんなものを買ってみました。

まずはあまの酒です。大阪に来たときに過去にも何度か買っていますが、東京では売っているところをほとんど見かけないので、やはり大阪ですね。

とはいえ、大阪でも気軽に買えるようには思えません。あたしは毎回、梅田の阪神百貨店で買うのですが、阪急百貨店では売っていなかったと思います。阿倍野の近鉄百貨店などでは買えるのでしょうかね、あるいは難波界隈ではどうなのでしょう。まあ、オンラインショップで買えばよいのでしょうけどね。

ところで、あたしは函のままに「あまの酒」と書いていますが、公式サイトではやはり「天野酒」ですね。この函はどうして「あまの」と書いているのでしょう。「天野」だと「てんの」と読まれてしまう恐れがあるからでしょうか。

そして、もう一つ、カールです。

これはそこまで探さなくても見かけます。あたしは今回、最後の京都駅、新幹線改札内のお土産屋で買いました。

カールと言えば、あたしが子供のころはCMもやっていて、スーパーに行けば間違いなく売っていたスナックです。それが、何年前でしたでしょうか、関西地区以外での販売がなくなってしまったのです。

大好きな人は大阪へ行くたびに買って帰るみたいですが、あたしはそこまで好きというわけではありません。ただ、たまには買ってみるかと思って、今回初めて関西で買ってみました。天野酒を飲むときのつまみにちょうどよいかなと思っています。

あたしは「うすあじ」の方を買ってみたのですが、もう一つ「チーズあじ」があります。どちらも売っていましたが、チーズは他のスナックでもありがちなので、今回はこっちのフレーバーにした次第です。

同衾者はいません(笑)

昨日から関西ツアーです。二泊三日なので金曜日までです。

いつもの定宿に泊まっているのですが、今回はダブルの部屋でした。一人で泊まっているのに、わざわざダブルベッドの部屋なんて、ホテルの予約の手違いなのでしょうか。

個人のビジネス客もいますが、どちらかというと二人連れや家族連れのインバウンド客が多そうに感じます。まずはダブルの部屋から埋まっていきそうなものだと思うのですが、急なキャンセルでも出たのでしょうか。

ベッドが大きいのは嬉しいですが、その代わりこの部屋にはデスクがありません。毎回のように泊まっているシングルルームですと、ベッド脇に比較的大きなデスクがあり、そこにノートPCを広げて作業をしています。しかし、今回の部屋にはデスクがなく、ベッドの脇には小さなローテーブルがあるだけです。

ノートPCが辛うじて置ける程度の広さしかありません。それはまだ我慢の範囲ですが、そのローテーブルと一緒に置いてあり椅子が、ローテーブルと高さが大して変わりません。つまり座ってパソコンを操作するのに姿勢が非常に悪くなります。かなり前屈みにならないとなりませんから。

これはホテルでの仕事の効率に大きな影響が出そうです。とはいえ、たったの二泊なのでがまんしないとなりませんね。

今日の配本(24/10/30)

プルードン

エドゥアール・ジュールダン 著/伊多波宗周 訳

「所有とは何か。それは盗みである!」「神、それは悪である」。ピエール=ジョゼフ・プルードンといえば、これらの挑発的な警句がよく知られている。彼の分析は、ときに難解で論理が見えにくくなることもあったが、労働者運動をはじめ、さまざまな社会運動・社会構想に多大な影響を与えてきた。マルクスから最初の「科学的」社会主義者と称され、また自らを「アナーキスト」と称する、革新的な思想家であったプルードン。本書は、彼の主著のみならず、多作だったそのテクストをふんだんに盛り込み、しかも、社会思想家としての側面だけでなく、哲学者としての側面にも踏み込んで、思想の全体像を明らかにする。今世紀を代表するプルードン研究者であり、フランスにおけるアナーキズムの代表的理論家である著者エドゥアール・ジュールダンによる、待望の一冊。

歴史は続いている?

昨日の朝日新聞は、衆院選挙一色のような紙面でしたが、その中に小さいですが、こんな記事が載っていました。奴隷貿易に関する記事です。

奴隷貿易と聞くと、学生時代に歴史の授業で習ったという記憶が蘇ってきます。多くの人にとっても同じような知識ではないでしょうか。つまりは身近な、現実的な問題ではなく、歴史的な出来事という認識です。

しかし、いまでもこういった声明を出すくらいですから、当事国にとっては身近な、生々しい出来事なのではないかと思います。特に加害者ではなく、被害者側にとっては、何年経とうが、否、何百年経とうが忘れられない記憶なのでしょう。

そんな奴隷制度に関して、少し前にあたしの勤務先からこんな本を刊行しております。文庫クセジュの『奴隷制廃止の世紀1793-1888』です。新書サイズのお手頃な一冊です。文庫クセジュなので、フランスの事例が中心ではありますが、十分参考になると思います。

フランスや仏領植民地の動向を中心に、奴隷制度が廃止されるまでの過程や様々な考え方、出来事を包括的に説明した入門書

とありますが、こういうニュースを聞くと、廃止されたとはいえ完全には終わっていないのだなあと感じます。日本がアジア諸国に対して行なった先の戦争などはまだ100年も経っていないわけですから、やはり被害者にとっては、つい最近のことなのでしょうね。

今日の配本(24/10/28)

産業革命
起源・現在・歴史

ロバート・C・アレン 著/長谷川貴彦 訳

本書は、狭義の経済史的アプローチだけではなく、グローバル・ヒストリー、環境史、科学史、社会史・文化史など多様なアプローチを通じて、産業革命の歴史を概観している。
総じて、本書では、「産業革命はなかった」とされてきた修正主義的な見解に対して、新たな観点からの産業革命の意義を擁護している。

最寄り駅にもかつて同じようなものがありました

衆議院議員選挙の本日、朝日新聞には本にまつわるこんな記事が載っていましたので、ご紹介します。

まずは投書欄です。

商店街に自由に本を持ち寄り、持って行っても構わない施設があるそうです。思い出してみますと、わが家の最寄り駅の一つ、JR中央線の武蔵小金井駅にも似たようなものがありました。

改札内の通路に木製の本棚が一つ置いてあって、読み終わった本、要らない本を持って来て自由に置いていってよかったのです。そして、そこに置いてある本は誰でもが自由に持って行って構わないことになっていました。もちろん本を置く、本をもらっていく、どちらもお金はかかりませんし、誰かが本の状態や内容をチェックしているわけでもありませんでした。

こういう施設、今もあったらよいと思うのですが、中央線の高架化工事で駅舎の建て替え工事が始まると共になくなってしまい、工事が終わってからも復活はしていません。残念なことです。

続きまして、社会面に載っていた記事。塀の中と外の読書会のお話です。

刑務所内でも読書会が行なわれているのですね。受刑者はよく本を読むようですので、こういう取り組みは受刑者にとってもよいのではないでしょうか。本のもつ力を感じさせるエピソードだと思います。