百万石(?)のおにぎり

小腹が空いた時にコンビニは、その名のとおり便利な存在です。あたしの場合はJRを使うことが多いので、JR東日本の駅にあるコンビニ「newdays」を利用することが多いです。そこで見つけたのが、このおにぎりです。

紅鮭のおにぎりと聞けば、どこにでも売っている具材です。どのコンビにでも売っているでしょう。でも今回これを買ってみたのは使っているお米が「ひゃくまん穀」だからです。

「ひゃくまん穀」と言えば、加賀石川のブランド米、最近お取り寄せをして食べましたが、冷えても美味しいお米です。それを使ったおにぎりですから、きっと美味しいでしょう。

同じく「ひゃくまん穀」を使ったおにぎりがもう一種類。うなぎ入り抹茶飯です。ひつまぶしと買ってありますので、うなぎの混ぜご飯のようなおにぎりなのでしょう。

母が抹茶好きなので、こちらも一つ買ってみました。ちなみに、あたしは抹茶は飲めますし、美味しいと思いますが、抹茶味の食べ物などはあまり好きではありません。抹茶は抹茶として飲みたいと思うのです。

さて、その抹茶おにぎり、パッケージを開いてみると、中はこんな感じのおにぎりでした。抹茶と知っているから驚かないものの、何も知らずに渡されたら「これは何だ?」と叫んでしまいそうな色合いです。

ただ、抹茶好きな母に言わせると、見た目こそあれですが、味は悪くなく、中にはうなぎもしっかり入っていて、とても美味しかったそうです。それなら買った甲斐があるというものです。しかし、美味しい「ひゃくまん穀」を抹茶まみれにしてしまうのはちょっと残念ではないでしょうか。

ちなみに、紅鮭の方はもう少し脂が乗っていてもよいのではないかという感じで、他の鮭のおにぎりと大差ないものでした。

ようやくの味

国分寺駅の駅ビル・セレオに山形の新杵屋が期間限定で出店していました。都内のデパートで行なわれる駅弁フェアでしばしば紹介されている牛肉どまん中弁当をいつか食べたいと思っていたのですが、それが並んでいたので買ってみました。

既に売っているのはわかっていたので、朝出かけに母に「今日の夕飯は牛肉どまん中弁当にしょう、帰りに買ってくるから」と言って出かけました。あたしが寄るころには売り切れているかも、などとは考えずに約束したのですが、しっかり買うことができました。写真のように、あたしの分と母の分、二つ買って帰りました。

どまん中弁当だけではバランスが悪いので、お味噌汁とサラダは別途用意しておきましたので、どまん中弁当を中心とした夕食です。お弁当にも箸休みが少し入っていますが、やはり牛肉のボリュームがすごいです。

この箸休めの里芋、昆布巻き、卵焼きも思いのほか美味しかったです。もちろん牛肉は予想に違わぬ美味しさでした。これは駅弁コンテストで上位にランクインするわけですね。

そしてメインの牛肉ですが、実はバラ肉のような部分とそぼろの部分とがありました。写真をよく見えればわかると思います。なので、これだけの量があっても、飽きがこない構成になっています。

また上からの写真ですとわかりにくいと思いますが、このお弁当、とても容器が深いです。お弁当の容器というと薄っぺらくて、さらに上げ底になっていて、ご飯もおかずも実はそれほど入っていないことが多いものですが、このどまん中弁当は深い容器にご飯と牛肉がたっぷり入っているのです。

これなら男子でも十二分に満足できる量ですし、食が細い女性だと食べきれないかもしれません。現にうちの母はご飯とお肉が多いと言って、あたしに4分の1くらい分けてくれました。ちなみに、この牛肉どまん中弁当には「しお」というのと「カレー」というのも並んでいたので、会期中にまた買ってきたいと思います。

ちょっとはかすっているかも?

あたしの勤務先の刊行物とほんの少しだけ関わりがありそうな本が刊行されていましたのでご紹介します。

まずは『ナイフ投げ師』です。東京創元社の創元文芸文庫から刊行されました。

もともとの単行本は2008年にあたしの勤務先から刊行されたものです。それが画像の左側になります。その後、2012年には新書版のUブックスとして刊行されましたが、ここしばらくは品切れ状態でした。

続いてはアイルランド出身の作家クレア・キーガンです。日本で最初に刊行されたのは《エクス・リブリス》の『青い野を歩く』です。これは2009年に、今は亡き岩本正恵さんの翻訳で刊行されました。

その後、 鴻巣友季子さんの翻訳で『ほんのささやかなこと』が昨年刊行されたのも記憶に新しいところです。そしてこのたび、同じく鴻巣さんの翻訳で『あずかりっ子』が刊行されました。これは昨年日本でも公開になった映画「コット、はじまりの夏」の原作なのだそうです。

今日の配本(25/11/10)

ニューエクスプレスプラス ヒンディー語[音声DL版]

町田和彦 著

多言語国家インドで最大の話者を誇る公用語。固有の文字がわかれば、世界は一気に広がります。さあ、多彩で豊かなインドに触れてみよう!

ニューエクスプレスプラス カンボジア語[音声DL版]

上田広美 著

カンボジア語はクメール語とも呼ばれるカンボジア王国の国語。世界遺産のアンコールワットが有名で、近年発展めざましい国です。

ニューエクスプレスプラス ハンガリー語[音声DL版]

早稲田みか、バルタ・ラースロー 著

周辺のヨーロッパの言語とは文法も語彙も随分異なるハンガリー語。音楽や食など誇り高きマジャル文化に、言葉からふれてみませんか。

読書欄ではなくとも……

週末は新聞各紙で本が紹介されます。いわゆる「書評が出た」「書評欄に載った」というやつです。出版不況と言われ、本が売れないと言われるこの時代、新聞の読書欄で紹介されると、やはり売り上げが伸びるので、出版社にとっては関心を持たざるを得ない紙面です。

とはいえ、本が紹介されるのは読書欄、書評欄ばかりとは限りません。今朝の朝日新聞の「あなたに贈る本」という特集紙面で、あたしの勤務先の『カンボジアに村をつくった日本人』が登場していました。紹介してくださったのは法然院貫主・梶田真章さん。不勉強にも、法然院関わっているとは知りませんでした。

ちなみに『カンボジアに……』は2015年、いまから10年前に刊行された本です。今も活動は続いているようで、支援というのは一過性のものでなく、継続が大事なのだと改めて思います。

さて、本日の朝日新聞はこれだけではありません。「日曜に想う」のコーナーが井上哲次郎に関する記事でした。曰く、「明治期にもあった「日本人ファースト」」。幕末に攘夷があって、でも開国に踏み切って明治維新を迎え、殖産興業、富国強兵で外国に門戸を開いた日本ですが、やはりドッと外国のものが入ってくると国粋的な揺り戻しもあったのですね。

井上哲次郎って知らない方も多いと思います。簡単に紹介したような新書も刊行されていないと思います。そこでお薦めしたいのが、あたしの勤務先から刊行した『井上哲次郎と「国体」の光芒』です。当時のアカデミズムの雰囲気が伝わる一冊です。

この記事を読んだら「井上哲次郎ってどんな人なんだろう?」と思った方も多いはずです。そんな時にネットで「井上哲次郎」を検索したら、たぶんこの本が真っ先にヒットするのではないでしょうか。この機会に是非手に取ってみてください。

文庫でもなく、新書でもなく、あえて選書

書店営業の途次、こんなフェアが開催されているのを見つけました。冊子が配布されていたので、いただいてきました。

それがこちら、新潮選書と中公選書のコラボフェアです。2025とありますが、昨年や一昨年もやっていたのか、寡聞にして知りません。今年初めて目にしたフェアです。

新潮にしろ中公にしろ、両社とも新書を出している出版社です。それなのに新書のコラボフェアではなく、あえて選書のコラボフェアというところが注目ポイントではないでしょうか。

この小冊子の表紙裏に「「選書」って、なんだかわかりますか?」という挨拶文が載っています。これがなかなか秀逸な出来です。ちなみに、両選書とも創刊は1967年、あたしと同い年です。ただ中公の方は前身の中公叢書からの年数だそうですが。いつか新書大賞の向こうを張って選書大賞を作りたい両社のようです。

さて、話は変わって本日の朝日新聞読書欄。あたしの勤務先の『ファシストたちの肖像』が紹介されています。予告どおりでした。

本書はイタリア、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、スペインを対象としたものですが、今日の書評では日本に引きつけて書かれているので、非常に関心と注目を引いたのではないでしょうか。

それにしても、あたしの勤務先ってヒトラーの大部な評伝とか、ファシズムやナチズムに関わる本が多いですね。

加賀の夜を思い出して……

国分寺駅ビルのミーツに入っているクイーンズ伊勢丹はアルコール売り場がまあまあ充実していますが、やはり取り扱っている銘柄がそれほどバラエティ豊かではありません。たぶん契約しているのでしょう、決まった銘柄しかおいていません。

金沢で買ってきた萬歳樂も置いていません。だから金沢に行く機会があれば現地で萬歳樂を買っていました。幸いにもここ数年、仕事で北陸へ行く機会が何度かありましたので。

そしてこの夏の終わりに母を連れて金沢へ行った時も萬歳樂を買って帰りましたが、金沢の晩に料理屋でいただいた地酒が美味しかったので、また飲みたいと思っていました。もちろんクイーンズ伊勢丹には置いていません。

そういうわけで、ネットで検索してみたら、金沢の晩に飲んだ神泉と手取川を含んだ、金沢の地酒五本セットが売られていましたのでお取り寄せしてみました。ようやく届いた五本が画像のお酒です。

五本も並べるとなかなか壮観ですが、一升瓶ではありません。720mlです。ですから、ちょうど年内で飲み終わりそうな量です。

ちなみに五本すべて純米大吟醸です。あたしは別に吟醸だとか純米だとか、そういうことにそこまでこだわるタイプではありませんが、純米大吟醸はお高いですね。さて、飲みたかった手取川と神泉を最初に飲むか、最後まで取っておくか、悩ましい限りです。

広島の次は秋田!

またしても国分寺のマルイです。つい先日まで広島物産展をやっていたイベントスペース、こんどは秋田物産展がスタートしていました。

秋田と言えば、母が大好きないぶりがっこです。あたしは好きではないのですが、母は大好きなのです。そしてスーパーなどで売っているいぶりがっこに比べ、本場秋田や物産展で売っているいぶりがっこは格段に美味しいのだそうです、母によりますと。

というわけで、いぶりがっこを買いに、会社帰りに物産展に立ち寄ってきました。そこで見つけたのが、秋田のハチ公に会いに行ってきましたと書かれたクッキーです。これは犬好きな姪っ子たちにちょうどよいと思って買いました。

そして、個人的に秋田と言えば稲庭うどんと思っていたのですが、稲庭うどんはほとんどなく、さあどうしたものかと見ていた時に目に留まったのがこちらの茶碗蒸しです。「比内地鶏茶わんむし」と書いてあるとおり、比内地鶏が入っているのでしょう。

早速夕飯の時に食べてみました。スーパーで買ってくる茶碗蒸しに比べて、色が濃かったです。黄色というよりも茶色っぽかったです。そしてやや硬めの茶碗蒸しでした。

やりなおしではないのです……

日本文学も、海外文学も、それほど読んでいるとは言えないので、こういう紹介本はありがたいです。本書に限らず、似たようなものはいくつも出ていますが、岸本佐知子さんの帯文に惹かれて買ってしまったのがこちらです。

はい、津村記久子さんの『やりなおし世界文学』です。単行本の時には買っていなかったので、この機会にちょうどよいと思って買ってみました。

目次を見ますと、100近い文学作品名が並んでいました。もちろんタイトルは知っているものがほとんどですが、読んだことがない作品がほとんどというのが情けない限りです。まだまだ読みたい本が内外にたくさんあるものですね。

しかし、目次に挙がっている書名を眺めていて、あたしってこんなにも読んでいなかったのかと、ちょっと驚きと言いますか、愕然としたというのが正直なところです。

そもそも読んでいないので「やりなおし」ではなく、「いちから」というのが現在のあたしの立ち位置です。そして気になるのは、津村さん、この後もいったいどんな世界文学を読んでいらっしゃるのだろう、ということです。

食べたら出すのは自然の摂理

あたしの勤務先のウェブサイトで、12月の新刊ラインナップが公開されました。そこで目に付いた新刊『アジア・トイレ紀行』。

トイレが社会を映し出す! トイレから文化を理解する! トイレをめぐるカルャー・ショックを綴るユニークなエッセイ。図版多数。

アジア各国のトイレ事情、そこから垣間見える国情、なかなかに興味深い一冊となりそうです。ところで、本書とセットになりそうな一冊が現在書店店頭に並んでいます。それが晶文社の『世界自炊紀行』です。

タイトルがよく似ていますが、別に姉妹編ではありません。ただ、姉妹編と思って併売していただけたら嬉しいです。

人間、誰しも食べなければ生きていけません。そして食べたら排泄するのは当たり前です。そんな取り入れと掃き出し、それぞれを扱っているのが『世界自炊紀行』と『アジア・トイレ紀行』です。是非セットでよろしくお願いします。