ひとはなぜ戦争をするのか

ひとはなぜ戦争をするのか

アルバート・アインシュタイン、ジグムント・フロイト 著/浅見昇吾 訳

1932年、国際連盟がアインシュタインに依頼した。「今の文明においてもっとも大事だと思われる事柄を、いちばん意見を交換したい相手と書簡を交わしてください。」選んだ相手はフロイト、テーマは「戦争」だった――。宇宙と心、二つの闇に理を見出した二人が、戦争と平和、そして人間の本性について真摯に語り合う。養老孟司氏・斎藤環氏による書きおろし解説も収録。

2022年6月23日

戦争はいかに終結したか 二度の大戦からベトナム、イラクまで

戦争はいかに終結したか
二度の大戦からベトナム、イラクまで

千々和泰明 著

第二次世界大戦の悲劇を繰り返さない――戦争の抑止を追求してきた戦後日本。しかし先の戦争での日本の過ちは終戦政策の失敗にもあった。戦争はいかに収拾できるのだろうか。第一次世界大戦、第二次世界大戦から戦後の朝鮮戦争とベトナム戦争、さらに近年の湾岸戦争やイラク戦争まで20世紀以降の主要な戦争の終結過程を分析。「根本的解決と妥協的和平のジレンマ」を切り口に、あるべき出口戦略を考える。

2022年6月23日

新疆ウイグル自治区 中国共産党支配の70年

新疆ウイグル自治区
中国共産党支配の70年

熊倉潤 著

中国西北部に位置する新疆ウイグル自治区。国土の6分の1ほどの面積に、約2500万人が暮らす。現在、習近平政権によるウイグル人らへの深刻な人権侵害が指摘されている。1955年に自治区が成立した当初、中国共産党は少数民族の「解放」を謳った。それから60数年、なぜ多くの人々を「職業技能教育訓練センター」へ収容するという過酷な統治に転じたのか。中央政府、漢人の指導者、そして少数民族幹部の関係性に着目し、苦難の歴史を解き明かす。

2022年6月21日

中国のデジタルイノベーション 大学で孵化する起業家たち

中国のデジタルイノベーション
大学で孵化する起業家たち

小池政就 著

キャッシュレス決済やブロックチェーン技術など、中国では目をみはる勢いでデジタル化が進展している。そこには日本からは見えない民間と大学の重要な役割があった。「創業・創新」の中核を担う清華大学に籍を置く著者が、豊富な事例をもとに中国式DXの現状と課題を掘り下げ、日本が学ぶべき点を提示する。

2022年6月21日

空海

空海

松長有慶 著

自然観、無限と有限、対立と融合、自と他。さらには教育理念、国家観。そして生と死……。弘法大師・空海の先駆的な思想を、密教研究の第一人者で、みずからも高野山に暮らす著者が、空海の書き記した多くの書物、手紙などをもとに多角的に解き明かす。ロングセラー『密教』『高野山』に続く、第三弾。

2022年6月21日

枢密院 近代日本の「奥の院」

枢密院
近代日本の「奥の院」

望月雅士 著

「仮普請」の近代国家=明治日本。未熟な政党政治の混乱から「国体」を護るための「保険」として、枢密院は創られた。しかし「制度」は、制度独自の論理により歩みはじめる。そしてついにはようやく成熟し始めた政党政治と対立し、政治争点化する。伊藤博文による創設から第二次世界大戦敗北、新憲法成立による消滅まで、その全過程を描く、新書初の試み。

2022年6月19日

ポラリスが降り注ぐ夜

ポラリスが降り注ぐ夜

李琴峰 著

レズビアン、トランスジェンダー、アロマンティック/アセクシュアル、バイセクシュアル、パンセクシュアルetc.多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。国も歴史も超えて思い合う気持ちが繫がる7つの恋の物語。台湾人で初めて芥川賞を受賞した著者の代表作にして芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞作が待望の文庫化。解説:桜庭一樹。

2022年6月19日

帰りたい

帰りたい

カミーラ・シャムジー 著/金原瑞人、安納令奈 訳

ロンドンで暮らすムスリムの3人姉弟の末っ子が、聖戦の戦士だった父に憧れ、イスラム国に参加する。姉たちは弟を救い出そうとするが……。

2022年6月19日

スコットランド全史 「運命の石」とナショナリズム

スコットランド全史
「運命の石」とナショナリズム

桜井俊彰 著

スコットランドのエディンバラ城に宝物として収められている「運命の石」。この石は、ブリテン島北部がスコットランドと呼ばれるようになる以前から存在しており、その地域を治める王たちの戴冠の儀式に用いられてきた。本書では、スコットランド人が信じてきた「運命の石」の伝説を辿ることで、ブリテン島北部がスコットランド王国と呼ばれるまでの苦難や、イングランドの侵略と独立戦争、そして現代の独立運動の高まりまで、スコットランドの歴史を通覧する。

2022年6月19日

駒澤大学仏教学部教授が語る 仏像鑑賞入門

駒澤大学仏教学部教授が語る
仏像鑑賞入門

村松哲文 著

日本人にとって仏像はごく身近な存在である。しかし、その仏像が、いつ、誰によって、どのような目的で作られたのか、詳しく知らないのではないだろうか。駒澤大学仏教学部の教授である著者が、飛鳥・奈良時代から平安、鎌倉、室町・江戸時代までを通して、仏像の特徴や変化、鑑賞ポイントを解説。インド・中国的だった仏像の表情が日本的に変わっていく過程や、仏様の姿勢・ポーズ・着衣・持ち物の意味、仏師のこだわり・新技術、仏教が権力者から庶民へ広がった理由、そして仏教の教えと日本の歴史までもが、仏像を通して見えてくる。写真をふんだんに使いながら紹介しているので、本書片手に“見仏”したくなる、仏像鑑賞ガイドの新定番。

2022年6月17日