読切り三国志

読切り三国志

井波律子 著

乱世をたくましく生き、戦い抜いた漢(おとこ)たちの波瀾万丈、痛快無比な生き様を、歯切れのよい名調子で語り尽くす。『キーワードで読む「三国志」』『水滸縦横談』『史記・三国志英雄列伝』に続く、当社刊行の《井波中国古典文学シリーズ》の第4弾。本文内容にあわせて図版を新たに加え、全話に掲載。ビジュアル的にもより深く広く「三国志」の世界を堪能できること必至。

2024年1月17日

キーワードで読む「三国志」

キーワードで読む「三国志」

井波律子 著

東京国立博物館「特別展 三国志」に合わせて文庫化! ヒゲ、美女、生け捕り、手紙、酒、名医、怨霊、橋、宦官、天文観察など 文庫版だけのキーワードも加筆収録。戦闘、戦略だけではない当時の風俗・生活習慣まで読み解ける幅広いテーマで三国志の深みに誘う!

2024年1月17日

裏切り者の中国史

裏切り者の中国史

井波律子 著

復讐に取り憑かれた伍子胥、人心を操り権力に固執した王莽、女のために国を売った呉三桂……。極め付きの裏切り者たちが行き着く先は? 『史記』『戦国策』『三国志』『世説新語』等の史料から、歴史を動かした個性溢れる悪漢たちを描き切る。春秋時代から明末清初まで、二五〇〇年にわたって興亡の絶えない中国をかき回した反逆者たちの数奇な人生。

2024年1月13日

続きと始まり

続きと始まり

柴崎友香 著

あれから何年経っただろう。あれからって、いつから? どのできごとから? 日本を襲った二つの大震災。未知の病原体の出現。誰にも同じように流れたはずの、あの月日──。別々の場所で暮らす男女三人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、叙事的長編小説。

2024年1月12日

令和ブルガリアヨーグルト

令和ブルガリアヨーグルト

宮木あや子 著

吾輩は乳酸菌である。名前はブルガリア菌20388株。学生時代に読んだネット投稿小説がきっかけでブルガリア菌が「推し」となった朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)の日々を温かく見守っている。「株式会社 明和」に就職した由寿は、配属となった大阪支店量販部で、阪神・淡路大震災のときに活躍した「おでん先輩」のエピソードを聞き感銘を受ける。入社して一年後、広報部で由寿は社内報の制作を担当することになり、「明和ブルガリアヨーグルト五十周年」特集のために関係社員にインタビュー取材を行ってゆくのだが……。

2024年1月12日

宇宙の果ての本屋 現代中華SF傑作選

宇宙の果ての本屋
現代中華SF傑作選

顧適、何夕、韓松、宝樹、陸秋槎、陳楸帆、王晋康、王侃瑜、程婧波、梁清散、万象峰年、譚楷、趙海虹、昼温、江波 著/立原透耶 編訳

『時のきざはし 現代中華SF傑作選』に続き、掲載作家は『三体』の著者劉慈欣と並び称される、王晋康や韓松、何夕といったベテランをはじめ、梁清散、陳楸帆、宝樹など、中堅・新人の全15人。陸秋槎氏の新作「杞憂」の初邦訳作品をはじめ、20年前にこのコロナ禍を予言したかのような「死神の口づけ」(潭楷)ほか、SFから幻想譚まで豊富な内容で、表題作「宇宙の果ての本屋」(江波)は本好きなら誰もが感動する一編となっている。

2024年1月12日

古代中国王朝史の誕生 歴史はどう記述されてきたか

古代中国王朝史の誕生
歴史はどう記述されてきたか

佐藤信弥 著

代にも通じる歴史書と評価される司馬遷『史記』だが、執筆には、それより前に記録され、伝えられたものの蓄積がある。当然のことながら、文字がなくてはならないし、竹簡などの記録メディアが必要。さらに、それがいつの出来事かを記述するためには、国王の治世や暦等を根拠にした年号もあるほうがいい。正史は権力者の歴史認識と思想を汲むため編者は命懸けだが、すでに古代中国においても過去の事象からいまの問題を見出す態度の萌芽が見られる。出土史料を繙きながら、『史記』に結実する記録への執念や歴史観の興りをたどる。

2024年1月11日