アロエ

アロエ

キャサリン・マンスフィールド 著/宗洋 訳

三世代の女性の日常を繊細な筆致で描いた名作「プレリュード」。生前には出版されなかったそのロング・ヴァージョン、初の邦訳。

2023年10月2日

最後の恋人

最後の恋人

残雪 著/近藤直子 訳

残雪が2005年に発表した注目の長篇小説。服装会社営業部長のジョーは本の虫。様々な物語が頭の中で充満している。現実と読書が次第に浸透する中、何かを探し始める――。

2023年10月2日

八重歯が見たい

八重歯が見たい

チョン・セラン 著/すんみ 訳

かつての恋人たちを夢中にさせた八重歯の持ち主「ジェファ」。エンタメ作家の彼女は、執筆中の短編集の中で元カレのヨンギを殺した。しかも9回も。すると作品を発表するたびに、ヨンギの体にはジェファの文章がタトゥーのように浮き出るという不思議な現象が!そんな時、ジェファの背後にストーカーの影が忍び寄り……。

2023年9月30日

恋愛結婚の終焉

恋愛結婚の終焉

牛窪恵 著

恋人は欲しくない? 恋愛は面倒? ――でも、結婚はしたい!? 世代・トレンド評論家の牛窪恵さんが満を持して問う、未婚化・少子化の死角を突く一冊

2023年9月30日

資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか

資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか

ナンシー・フレイザー 著/江口泰子 訳

なぜ経済が発展しても私たちは豊かになれないのか。それは、資本主義が私たちの生活や自然といった存立基盤を餌に成長する巨大なシステムだからである。資本主義そのものが問題である以上、「グリーン資本主義」や、表面的な格差是正などは目くらましにすぎず、根本的な解決策にはなりえない。破局から逃れる道はただ一つ、資本主義自体を拒絶することなのだ――。世界的政治学者が「共喰い資本主義」の実態を暴く話題作。

2023年9月30日

ガーンズバック変換

ガーンズバック変換

陸秋槎 著/大久保洋子、稲村文吾、阿井幸作 訳

ネット・スマホ依存症対策条例が施行された近未来の香川県。全未成年者たちは例外なく、液晶画面を通じたネットへの視覚的なアクセスを遮断する特殊眼鏡「ガーンズバックⅤ」を着用することを義務付けられていた。そんな香川から、女子高生の美優が大阪へやってきた目的とは――? 大阪観光サイバーパンクの表題作をはじめ、創作と道徳をめぐる脳科学SF「サンクチュアリ」、中世の南仏で貴族少女と吟遊詩人の出逢いを描くボルヘスやカルヴィーノ風味のファンタジー「物語の歌い手」、スマホゲーム開発をめぐる知的遊戯「開かれた世界(オープンワールド)から有限宇宙へ」、さらに百合SFアンソロジーや『異常論文』といった日本の書籍のために書き下ろされた傑作など、全8篇を収録。

2023年9月29日

長恨歌

長恨歌

王安憶 著/飯塚容 訳

上海の街を舞台に、美しき主人公・王琦瑶(ワン・チーヤオ)の青春から死に至る四十年を描く長編小説。1940年代の虚栄の繁華、50〜60年代の困窮と苦難、そして80 年代のロマン的悲劇まで、恋多き主人公の人生を通して、上海という街の繁栄と虚栄が描かれる傑作。

2023年9月27日

フリアとシナリオライター

フリアとシナリオライター

マリオ・バルガス=リョサ 著/野谷文昭 訳

天才シナリオライターによる奇想天外な放送劇と、「僕」と叔母の恋。やがてライターの精神は変調を来し、虚実は混淆する……ノーベル文学賞作家の半自伝的スラップスティック青春コメディ。解説=斉藤壮馬。

2023年9月26日

中国共産党 支配の原理 巨大組織の未来と不安

中国共産党 支配の原理
巨大組織の未来と不安

羽田野主 著

「秘密結社」から始まった中国共産党は潜在的に守りの意識や被害者意識が強く、常に内側に不安を抱えている。結党目的の共産主義の実現はすでに失われ、政権党として君臨することが自己目的化している。米国の「圧力」にさらされていると受けとめる共産党は軍事的統制を強め有事体制に移行しつつある。中国の隅々に張りめぐらされた党組織は硬直化し、自己改革できない「大企業病」に冒されているようだ。膨張の果てに戦前の日本と同じ道を歩むリスクさえ見え隠れするようになった。外部から見た不可解な行動をとる中国共産党の原理とは何か。共産党の憲法といわれる「党規約」の読み解きを交えながら、有益な中国分析を提供する。「党規約」最新版の全訳も掲載。

2023年9月26日

日本の死角

日本の死角

現代ビジネス 編

いま日本はどんな国なのか? 私たちはどんな時代を生きているのか? 意外と見えていなかった「日本の謎と論点」

2023年9月24日