ジャン=ジャック・ルソー 「いま、ここ」を問いなおす

ジャン=ジャック・ルソー
「いま、ここ」を問いなおす

桑瀬章二郎 著

人民主権、近代民主主義の提唱者とされる思想家・ルソー。そのラディカルな思考は近代の枠組みに大きな影響を与えた。民主主義が機能不全に陥り、私たちの社会は閉塞感に覆われている。行き詰まった近代社会を問い直すには、近代を準備した異端の思想家・ルソーに今こそ立ち返るべきだ。

2023年8月14日

客観性の落とし穴

客観性の落とし穴

村上靖彦 著

「エビデンスはあるんですか」「数字で示してもらえますか」「その意見って、客観的なものですか」 数値化が当たり前になった今、こうした考え方が世にはびこっている。その原因を探り、失われたものを明らかにする。

2023年8月14日

武藤章 昭和陸軍最後の戦略家

武藤章
昭和陸軍最後の戦略家

川田稔 著

独ソ戦が日本の運命を変えた! 陸軍の頭脳はなぜ挫折したのか? 陸軍きっての戦略家・永田鉄山の後継者と目された武藤は、二二六事件の収拾に尽力、石原莞爾と争って日中戦争を推進したが、対米開戦には一貫して反対の姿勢を貫いた。にもかかわらず、東京裁判で最年少の死刑判決に――。昭和の難問を背負った男の本格評伝。

2023年8月14日

アンと愛情

アンと愛情

坂木司 著

成人式を迎えても、大人になった実感のわかないアンちゃん。同い年の優秀な「みつ屋」の社員と自分を比べて落ち込んだり、金沢で素晴らしいお菓子に出合って目を輝かせたり。まだまだアンちゃんの学びの日々は続きます。これからもそんな日常が――と思いきや、えっ、大好きな椿店長が!? 和菓子に込められた様々な想いや謎に迫る、美味しいお仕事ミステリー第三弾。

2023年8月14日

死霊の恋/化身 ゴーティエ恋愛奇譚集

死霊の恋/化身
ゴーティエ恋愛奇譚集

テオフィル・ゴーティエ 著/永田千奈 訳

聖職者としての人生が始まる瞬間に絶世の美女の悪魔に見初められた男を描く「死霊の恋」、人妻に片思いする青年がインドの秘術を使ってその夫の肉体を乗っ取ろうと企てる「化身」、火山が残した乳房の型への恋心が青年を滅びたはずのポンペイの町に迷い込ませる「アッリア・マルケッラ」の3篇を収録。

2023年8月11日

遠野物語 全訳注

遠野物語 全訳注

柳田國男 著/新谷尚紀 訳

なぜ日本の民俗学は、河童やザシキワラシの話から始められたのか? 全部読まなければ、この本のすごさはわからない! 日本民俗学の創始者である柳田の原点にして代表作。

2023年8月10日

日本の台湾人 故郷を失ったタイワニーズの物語

日本の台湾人
故郷を失ったタイワニーズの物語

野嶋剛 著

戦前まで日本であった台湾。戦後政治に翻弄される台湾。政界、経済界、学界、そして芸能界、文芸分野まで、広く活躍する台湾出身者たちがつないできた日本と台湾の深い絆をたどる。蓮舫、安藤百福、羅邦強、ジュディ・オング、余貴美子、東山彰良、温又柔、辜寛敏とリチャード・クー、そして陳舜臣、邱永漢……。彼らのファミリーヒストリーから、日台関係の光と暗部を浮き彫りにする。『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』を加筆・改題のうえ文庫化。

2023年8月10日

ハルムスの世界

ハルムスの世界

ダニイル・ハルムス 著/増本浩子、ヴァレリー・グレチュコ 訳

長くソ連では当局に禁止されていたものの、いまやロシアはもとより、欧米諸国でカルト的な人気を集めているダニイル・ハルムス。ロシア・アヴァンギャルドの終焉に燦然と輝くハルムスは、そのミニマルな文体、意味と無意味の戯れ、ユーモアと不条理で、「ロシア文学」のイメージを颯爽と覆す。代表作である生前未刊行の短篇集『出来事(ケース)』と、訳者がセレクトした短篇38篇からなる旧版に、新たに訳出した10篇〈アンコール・ハルムス〉を加えた増補版として待望の復刊。岸本佐知子氏推薦!

2023年7月29日

真の人間になる(下)

真の人間になる(下)

甘耀明 著/白水紀子 訳

1945年9月、日本人も犠牲となった「三叉山事件」をモチーフに、ブヌン族の少年ハルムトの成長を描いた感動の大作。17年かけて執筆し、台湾・中華圏の文学賞を制覇した注目作、ついに日本上陸! 下巻は「三叉山事件」が実際に起こってからの出来事が中心に描かれる。

2023年7月29日