
極権・習近平
中国全盛30年の終わり
中澤克二 著
改革・開放で急成長をとげ、全盛期を謳歌していた大国は、これからどこへ向かうのか。日経記者が衝撃の事実を数々明かしつつ活写する骨太のノンフィクション。最新の情報も満載して、読み応えたっぷりに描く、いまこそ必読の一冊。
中澤克二 著
改革・開放で急成長をとげ、全盛期を謳歌していた大国は、これからどこへ向かうのか。日経記者が衝撃の事実を数々明かしつつ活写する骨太のノンフィクション。最新の情報も満載して、読み応えたっぷりに描く、いまこそ必読の一冊。
貝塚茂樹 著
「子は怪力乱神を語らず」。孔子に代表される儒教の合理的精神のもと、早くに歴史の中に取り込まれ、断片的にしか伝わることがなかった中国神話。『山海経』や『楚辞』、甲骨資料などわずかに残された痕跡から、一つ目、一本足で猿面の山神を主人公に、古代中国史の泰斗が神話世界を大胆に復元する。
山本堯 著
三千年ほど前の中国で、祖先をまつる儀式用の特別な器としてつくられた青銅器の数々。その形は時代を超える愛らしさとシャープさを兼ね備え、文様では謎の怪獣・饕餮(とうてつ)がにらみをきかす。鋳込まれた金文は漢字の祖先にして、天命のゆくえも記されている。見るほどに仰天し、知るほどに面白い、無辺の青銅器世界へのいざない。
ペ・スア 著/斎藤真理子 訳
著者は1965年ソウル生まれの女性作家。イメージに富むと同時に生硬で鉱物的な破格の文体を用い「韓国文学史で前例なき異端の作家」と評価され、今までに多数の短篇集と長篇、エッセイ、詩作品を発表。常に独自のスタンスで揺るぎない地位を占める韓国女性作家のトップランナーである。また、ハン・ガンの英訳者として知られるデボラ・スミスがぺ・スアの作品を高く評価しており、既に3冊を英訳している。これまでの作品は、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、中国語などにも翻訳されている。本書は、今日の韓国作家に多大な影響を与え続ける著者の初の邦訳となる。
赤染晶子 著
時を超えて。生まれ育った京都へのおもい。こぼれだす笑い。『乙女の密告』で芥川賞を受賞。 2017年に早逝した著者によるエッセイ55 篇。岸本佐知子との「交換日記」併録。日常を描いていながら、想像が羽ばたき、 ことばで世界を様変わりさせていく。 ここに生きている人たちがいとおしくて、読んでいると、 ふしぎと気持ちがあたたかくなる。初のエッセイ集にして、マスターピース。
ジッド 著/三ツ堀広一郎 訳
奇蹟によって回心したフリーメイソン会員のアンティムと、幽閉されたローマ法王を救い出すという詐欺を企てる《百足組》の首領プロトス。そして、予期せぬ遺産を手にしながらも「無償の行為」に走るラフカディオ。それぞれの偶然の出来事が複雑に絡み合い……。時代を画したジッドの傑作。
ドストエフスキー 著/高橋知之 訳
都会で暮らす私は、育ての親であるおじの召使から、故郷での異常事態について知らされる。祖母に取り入った居候フォマー・フォミッチが、口八丁を弄して家庭の権力をほしいままにしているというのだ。彼と対決すべくかの地に向かうが、癖のある客人や親戚たちの思惑にも翻弄され、予想外の展開に……
イーヴリン・ウォー 著/小山太一 訳
作家自身の軍隊経験をもとに、戦争の醜悪かつ滑稽な現実と古き理想の崩壊を時に喜劇的に、また辛辣に描いて、最高の第二次大戦小説と称賛されたイーヴリン・ウォー最後の傑作《誉れの剣》三部作完結篇。本邦初訳。
塚本靑史 著
「三国志」には、劉備、曹操、孫権、関羽、張飛、諸葛孔明などの有名な人物が登場するが、時代を動かしたのは彼らだけではない。「魏志倭人伝」に登場する卑弥呼も「三国志」の一部であることはあまり知られていない。日本の「三国志」が五丈原における孔明の陣没で終わってしまうから、と塚本氏は言う。「三国志」をテーマに、その時代とそれを支えた人物を、読み解く。
劉震雲 著/水野衛子 訳
河南省の延津には、夢に現れて笑い話をせがむ“花二娘”の伝説があり、彼女を笑わせられない者は死んでしまうという。そんな延津で伝統劇『白蛇伝』を演じた三人の男女の運命が、花二娘の伝説と絡み合う。中国の茅盾文学賞作家が上質なユーモアで描く最新長篇。