ノーベル文学賞が発表になりました。今年はカナダの詩人、アン・カーソンが受賞しました。実は昨日の昼間、あたしの予想はアン・カーソンでした。なんとなく海外のオッズを眺めていて、そう感じただけなのですが……
そして、この十年くらい毎年のように候補に挙げられているのが中国の作家、残雪(ツァン・シュエ)です。一昨年、韓国のハン・ガンが受賞したとき、二、三日前までは「今年こそ残雪だ」と期待していたのですが、ハン・ガンにさらわれてしまいました。
とはいえ、その後も毎年、残雪は候補に挙がりますし、今年は大本命、今年は残雪で決まりだ、という声が大きかったです。たぶん中国国内でも相当大きな期待をもって受賞が待たれていたのではないかと思います。
あたしも、写真のように残雪の邦訳を前にして、ノーベル賞発表の中継をPCで眺めていました。受賞できなからと言って残雪の作品の価値が下がるわけではありません。そもそも「どうしてこの人がノーベル賞を取っていないんだ」という作家は数え切れないほどいますから。