黄葉を愛でるには今年も電信柱が邪魔ですね

乃木坂46の一期生、齋藤飛鳥が卒業を発表しましたね。年内でグループ活動は終了、年明けに卒業コンサートだそうです。たぶん、2月に行なわれるであろうバスラが卒業コンサートになるのではないかと思います。飛鳥が姉のように慕っていた橋本奈々未の時と同じような感じになるのでしょうか?

ネットを見ていますと、ファンの中には秋元真夏の方が先に卒業すると思っていた人が意外と多いのに驚かされました。年齢を考えると無理もないですが、あたしは飛鳥の人となりを考えると、真夏がいなくなって自分一人が唯一の一期生なんて状況、とても耐えられないと思っていました。なので、真夏が卒業するなら一緒に卒業してしまうだろう、くらいに予想していました。

また昨晩披露された31枚目シングルですが、飛鳥が卒業センターをやるというのも個人的には驚きでした。飛鳥なら断わるだろうと思っていました。なので、昨晩の生配信の予告があった時も、あたしは飛鳥の卒業曲を披露するのだろうけれど、それは収録曲の一つであって、表題曲ではないのではないかと思っていたくらいです。でも、どうやら表題曲のようですね。

もう一つファンの声で、と言うよりも内容からしてアンチのようにも感じますが、飛鳥の卒業で乃木坂46がオワコンになると予想している人も多いようです。オワコンの定義が何なのかわかりませんが、全盛期(これもいつを指すのか人によって意見はさまざまですが)から比べるとゆっくり下っているのはもう周知の事実だと思います。

一期生の主力メンバーの卒業とコロナ禍による握手会ビジネスの衰退が重なったのが大きいでしょう。ただ、あたしのように、乃木坂のファンになったころ、まだまだ飛鳥はアンダーのいることの方が多くて、将来を期待されてはいたものの、まだまだ主力には入っていなかった時代を知っている身からすると、飛鳥の卒業=乃木坂の終焉と言うほどの衝撃は受けないのです。極寒の西武ドームのライブのころのように、AKB48というとてつもなく高い壁に向かって挑んでいくような昂揚感はとっくになくなっていますが、それでも三期生、四期生、五期生と若い力が加わって、その時期その時期で楽しませてもらっています。

あたしが昔から真夏推しということもあるからかもしれませんが、真夏の卒業の方が影響は大きいのではないかと感じます、特にメンバー内における。なんだかんだ、真夏に頼っているメンバーは多いはずなので、そんなメンバーが卒業ということになると、どうなんでしょう? 特に誰から突っ込まれても笑いに変えられるキャラクターは、なかなか余人を以て換えがたいものがあります。

ところで、31枚目シングルを飛鳥の卒業シングルにしてしまったためなのか、今回のシングルに五期生の参加はありませんでした。事前には五期生がセンターになるのではないかとも言われていましたが、蓋を開けてみると、センターはおろか一人も選抜されなかったわけです。五期生は全員アンダー合流なのでしょうか?