新書版 性差の日本史

新書版 性差の日本史

国立歴史民俗博物館、「性差の日本史」展示プロジェクト 著

2020年秋、国立歴史民俗博物館で開催され、注目を集めた「性差(ジェンダー)の日本史」展の内容をダイジェスト。展示の見所を解説した、読みやすい新書にしました。古代から現代までのジェンダーを示す貴重な資料130点の図版を掲載。執筆は第一線で活躍する歴史研究者たちによるものです。

2021年10月7日

頭山満 アジア主義者の実像

頭山満
アジア主義者の実像

嵯峨隆 著

明治から昭和まで活動し、「無位無官」の浪人ながら多方面に政治的影響力を持った頭山満(とうやま・みつる)。 日本のアジア侵略を肯定していたという理由で、その評価は高くないまま現在に至る。だが国権主義を無前提的に悪として、 頭山の行動や言説を解釈することは客観的とは言えないだろう。 頭山の生涯をたどりなおし、アジアとの連帯感と侵略志向とがいかなる形で彼の中で併存していたかをアジア主義との連関で読み解きつつ、近代日本のアジア観を問いなおすことを試みる。

2021年10月7日

文学部の逆襲 人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」

文学部の逆襲
人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」

波頭亮 著

近代社会を形作ってきた資本主義と民主主義は、もはや我々に豊かさも希望も与えてくれない。これらを刷新し、AIが拓く新しい時代を迎えようとする今、社会はどのように構築され、人はどのように幸せな人生を生きるのか。その答えとなる「大きな物語」こそが、世の中を新しい時代に向けて動かし始める。今こそ、哲学や美学、歴史や芸術といった人文の知性が時代を進める、栄えある役割を担う時である。文学部の逆襲を待望する。

2021年10月7日

地下鉄のザジ 新版

地下鉄のザジ 新版

レーモン・クノー 著/生田耕作 訳

地下鉄に乗ることを楽しみにパリを訪れたお転婆少女ザジ。あいにくのストで念願かなわず、街へさまよい出たザジは奇妙な大人たちと一夜を過ごす。俗語満載の会話ときわどい笑い、そして斬新な実験的表現の数々に世界が度肝を抜かれたフランス前衛小説の名作。映画公開時の植草甚一による作品評、千野帽子による新版解説を付す。

2021年9月27日

動乱の蔭に 川島芳子自伝

動乱の蔭に
川島芳子自伝

川島芳子 著

清朝の王女として生まれ、日本で教育を受け、祖国再興を画して上海にわたる。ジャンヌ・ダルクに憧れた少女時代や初恋の思い出を交えながら男装に至った経緯を語る。活動中にテロに遭遇、様々な危機を乗り越えながら使命に目覚めていく。巻末に熱河作戦従軍直後「婦人公論」に発表した手記を収録。伝説の「男装の麗人」による半生記を初文庫化。〈解説〉寺尾紗穂。

2021年9月27日

ヴィクトール・ユゴー 言葉と権力 ナポレオン三世との戦い

ヴィクトール・ユゴー 言葉と権力
ナポレオン三世との戦い

西永良成 著

『レ・ミゼラブル』の作者として知られるヴィクトール・ユゴー。あらゆる不正・不公正を糺し、より良い明日への松明となることこそ「詩人の役割」と考えた彼は、議員になっても大臣にはならず、権力ではなく影響力をもちたいと望んだ。絶えずみずからの生きる社会に関心を寄せ、「言葉の力」のみによって、共和政確立のために戦い続けた文人政治家の生涯を未訳の政治詩や演説とともに辿る。

2021年9月27日

かけがえのない心

かけがえのない心

チョ・ヘジン 著/オ・ヨンア 訳

幼少期、海外養子縁組に出されたナナは、フランスで役者兼劇作家として暮らす。そんな彼女に突然、人生を変える2つの知らせが届く。別れた恋人との間に子どもを妊娠したことと、韓国から来た、自分の人生を追ったドキュメンタリー映画への出演依頼と。生みの親を知らないナナは、生まれてくる子どものためにも自分が“誰なのか”を見つけようとソウルへ向かう。そして、思いもしなかった人たちとの出会いから、35年前、駅に捨てられた暗い記憶の糸が少しずつほぐれていき……。

2021年9月21日

ヒトラー 虚像の独裁者

ヒトラー
虚像の独裁者

芝健介 著

ヒトラー(1889-1945)とは何者だったのか。ナチス・ドイツを多角的に研究してきた第一人者が、最新の史資料を踏まえて「ヒトラー神話」を解き明かす。生い立ちからホロコーストへと至る時代背景から、死後の歴史修正主義や再生産される「ヒトラー現象」までを視野に入れ、現代史を総合的に捉え直す決定版評伝。

2021年9月20日