ナショナリズムとは何か 帰属、愛国、排外主義の正体

ナショナリズムとは何か
帰属、愛国、排外主義の正体

中井遼 著

自国民や自民族をめぐる心情を高め、再生産するナショナリズム。帰属意識、愛国心、排外意識の三つの顔をもつ。世界で台頭する右派ポピュリズムの原動力とされる。なぜ、同胞愛を外国人憎悪に変え、暴力・民族紛争を頻発させるのか。経済格差・貧困との関係はあるのか。本書は国民国家誕生からの歴史を一望し、豊富な事例からナショナリズムがいつ生まれ、社会に浸透し、人々の心を政治がどう動かすか、その全容を描く。

2026年1月19日

「推し」という病

「推し」という病

加山竜司 著

なぜ彼らは苦しくても「推し」続けるのか。AKB、ホスト、VTuber、アニメキャラ、ゲーム、地下アイドル、AV女優、ビジュアル系バンド…。当事者への取材を重ねた「推し活」の現在地。

2026年1月19日

中国共産党が語れない日中近現代史

中国共産党が語れない日中近現代史

兼原信克、垂秀夫 著

中国の近代史を、日本からの広範な影響抜きに語ることは考えられない。辛亥革命の主人公たちはほぼ全員、日本滞在経験があり、革命団体も東京で結成されている。しかし、こうした史実は、共産党による自国中心のプロパガンダによって上書きされてしまっている。対中外交に職業人生を捧げてきた元中国大使と安倍官邸外交のキーマンが、実務家の立場から日中の歴史を再検討し、「ほんとうの中国」の姿を描き出す。

2026年1月17日

明治維新10講

明治維新10講

三谷博 著

永遠に続くかに見えた「天下泰平」は、またたく間に崩れ去った。近世社会の骨格を作り上げていた世襲的身分制は根本から解体され、国民の政治参加までもがはじまる。しかし、その過程で流された血は、とても少なかった。日本列島を一変させた、世界的にも特異なこの大変革を、躍動する人物たちとともに大きな視点で描く。

2026年1月17日

食卓にきた犬

食卓にきた犬

クローディ・ウンジンガー 著/永田千奈 訳

老いを意識し、創作への不安を抱える作家ソフィのもとに、モップのような毛並みの若い犬が現れる。信頼と愛情を向けてくる犬と森を歩き、自然と向き合う時間が、彼女に作家として、女性としての自分を見つめ直すきっかけをもたらした。フェミナ賞受賞の感動作。

2026年1月17日

なぜあの人は時間を守れないのか

なぜあの人は時間を守れないのか

中島美鈴 著

あなたの周りにも、提出物を締め切りまでに出さない人、時間ギリギリまで行動しない人がいるのではないだろうか? 本書では、そうした時間にルーズな人にイライラする周囲の人や時間管理に悩む当事者に向けて、時間を守れない背後にある問題を突き止め、どのように処すれば、時間にルーズな人の行動を治すことができるのか、また時間にルーズな人に対してどのように接すればよいのかを、公認心理士として数多くの時間管理に関するカウンセリングや研修を行い、九州大学で研究を行う心理学博士の著者が明らかにする。

2026年1月16日

炎上で世論はつくられる 民主主義を揺るがすメカニズム

炎上で世論はつくられる
民主主義を揺るがすメカニズム

山口真一 著

刹那的な感情を煽る「ネット炎上」、真偽不明の「フェイク情報/陰謀論」の拡散は以前から問題視されてきたが、今や政治の世界を覆い、選挙結果を左右するまでになった。米大統領選から参院選まで、注目を集めることに最適化した極端な主張を持つ候補者が支持を得た。既存の政治を破壊するネットの論理とメカニズムとは何か。今後ますますスタンダードになるであろうSNSの暴力と、私たちはいかに対峙すべきか。近年、急激に進む政治とネットの融合を、若き第一人者が問い直す。

2026年1月14日

平家物語と太平記 通説の虚像を暴く

平家物語と太平記
通説の虚像を暴く

呉座勇一 著

平家一門の栄光と破滅を描いた一大叙事詩である『平家物語』。その影響を強く受け、後醍醐天皇の倒幕運動や南北朝内乱を叙述した『太平記』。日本史を語る上で外すことのできない二代軍記物を比較・考察した、歴史と文学の関係を見つめ直すきっかけとなる一冊。

2026年1月11日

現代ファシズム論 何が民主主義を壊すのか

現代ファシズム論
何が民主主義を壊すのか

山口二郎 著

米国のトランプ再選、欧州での極右政党の勃興、日本人ファースト……今、世界は自国第一主義に回帰し、民主主義が危機に瀕している。「分断」「対立」「排外」の潮流がなぜ生まれたのか。その原因を世界の戦後政治の政策からひもとき、混迷の時代を乗り越える術を提言。

2026年1月11日